おうちが実際に建つまでの期間は、人それぞれ。
土地が見つからなくて悩む人もいれば、住宅メーカーが決められなくて悩む人もいる。また、間取りがなかなか決まらなかったり、内装決めに時間がかかったり…
このページでは、わが家がどのように家づくりを進めていったか時系列で記録していきます。
2018年3月 「注文住宅を購入しよう」と決意する
わが家が本気で家を建てることに決めたのは、3月。この時点で、土地は決まっておらず、住宅に関する知識はほぼ皆無。
ただ寒冷地なので、「冬暖かい家に住みたい」というのが、夫婦の共通認識でした。
家づくりのまずはじめにやったこと
お金と理想と現実の確認
[st_af id=”3935″]
ハウスメーカー選びでやったこと
最初は何をどうすればいいのかわからず…とりあえず住宅公園に押しかけることから始めましたが、効率はあまり良くなかったです…
ただ、ハウスメーカーに来場するともらえるカタログ類や間取りの資料は、家づくりのアイデアにとても役立つことに気付きました。
施工会社を広く知るために、無料の資料請求サービス(→体験談はこちら)を利用しながら、情報収集をはじめました。
2018年4月上旬 土地決定。主に住宅メーカーの研究と資金計画
わが家が恵まれていたのは、比較的簡単に土地が見つかったこと。しかも購入希望の土地は、建築条件もありませんでした。
4月は、毎週土日、そして妻の私は平日昼間、そして毎晩旦那と晩酌をしながらw、住宅メーカー選びと理想の暮らしについて考える日々でした。
特に家計を管理しているのは妻である私なので、資金計画については慎重に考えました。
あわせて読みたい
2018年4月下旬 めぼしいハウスメーカーを5社程度に絞る
資料請求、住宅展示場、完成見学会などを見にいきつつ、さらに話を聞きたいと思ったハウスメーカーを絞る作業に入ります。
わが家の場合、土地が安く済んだこともあり、
- 大手ハウスメーカー(パナ・一条・積水ハウス・セキスイハイムあたり)
- 地元の中堅ハウスメーカー(坪単価60万円前後のミドルコスト)
…の大きく分けて2択が有力な候補になりました。
大手ハウスメーカーを積極的に選んだのには、ZEH(ゼッチ)をやりたいという意向もあったからです。
あわせて読みたい
2018年5月上旬 パナソニックホームズと契約
まぁいろいろ悩んだんですが、パナソニックホームズで家を建てることに決めました。(ちなみに予算は若干オーバーしました。w)
あわせて読みたい
契約前の間取り提案がとてもよかった
ハウスメーカーによっては、仮契約しないことには詳細な間取りを作ってくれないところもありますが、パナソニックホームズは親身に間取り提案をしてくれました。
契約までの間取り決めに難航する方も多いようですが、うちの場合、パナソニックホームズの営業マンが出してくれた間取り案が他社と比べてもよくできすぎていて、概要はすんなり決定しました。
[st_af id=”4009″]
敷地の地盤調査は契約後に行いました
パナソニック ホームズと契約してすぐ、建築予定地の地盤調査をしてもらいました。
この時点で土地の購入手続きはまだでした。わが家は、地盤がかたい地域なので、改良工事は必要ありませんでした。
2018年5月下旬 間取りをじっくり考える
契約時点で大まかな間取りは出来上がっていましたが、ここから設計士さんが入りながら間取りを最終決定まで持っていく作業に入ります。
そこで大幅に変わったことと言えば、2階のバルコニー(ベランダ)をなくしたこと。ちなみにわが家は2階がリビングです。
間取りを考える上でこだわったこと・工夫したこと
- 日当たり最優先で2階リビング間取りを採用(→住み心地についてはこちら)
- 洗濯動線をラクにしたい
- 2階リビングなので、階段の上り下りの負担をできるだけ軽くしたい
- キッチンとダイニングの位置を横並びにして、食事の準備・片付けの負担をラクにしたい
- 子どもの思春期に備え、脱衣室と洗面台スペースを分けたい
- リビング学習ができるようにスタディーカウンターを設置
- 子供部屋は壁なしの大部屋に
…とにかく、たくさんの希望を詰め込んだ間取りに仕上がりました。
▼実際に採用してよかったポイントはこちらの記事にまとめてあります
2018年6月上旬 パナソニックショールームにて水回りの設備と仕様決め
おうちを建てるにあたってのお楽しみイベントの1つがキッチンやお風呂などの設備を決めることです。
わが家の場合、キッチンは妻の私が中心に、お風呂は旦那さんが中心に決めました。
結果、キッチンは契約時の見積もりとほぼほぼ変化なし。お風呂は18万円程度アップしました。
あわせて読みたい
2018年6月下旬 間取り・建具の最終決定と着工承認
パナソニックのショールームで設備関係(キッチン、お風呂、トイレ)を決めた後は、設計士さんと間取りと、ドアやフローリングなどの最終確認に入ります。
壁紙やクッションフロアを選ぶのは後になりますが、それも踏まえておうちのテイストを考える必要があります。
外観で重要な窓の位置などもこの時点で決まるので、よく考えましょう。
キラテックタイルや玄関ドアも決めました。
あわせて読みたい
2018年7月上旬 インテリアコーディネーターさんと内装の打ち合わせが始まる
間取りや建具が決まると、工場に発注の準備が始まります。
パナソニック ホームズの場合、内装などは現地で工事が行われます。なので、上棟までに決まればOKという部分も多いです。
内装ぎめの優先順位としては、
- コンセントの位置と数
- 照明の位置と種類
- 下地を入れる部分の確認(壁掛けテレビなど)
- 家全体のベースのクロスと、アクセントクロス
- カーテン
- 水回りのタイルやエコカラットなどの装飾関係
こんな感じでしょうか。
クロスなどは、さいあく上棟後でも変更が可能ですが、バタバタしていて間違ってしまうといけないので、できれば確定した状態で上棟を迎えたいところ。
この辺から真剣に、家具・家電についても考えていく必要があります。
ここまで来ると、毎週のように行なっていた打ち合わせが半分ぐらいに減ってきます。同時進行で、住宅ローンの審査に入っていきます。
あわせて読みたい
2018年8月 地鎮祭と挨拶まわり、ついに基礎工事着工
インテリアコーディネーターさんとの打ち合わせと同時進行で、現場が動き始めます。
まずは地鎮祭。大安の土日を見はからって開催されました。地鎮祭の日に、現場監督さんと初顔合わせ。そして、近所に挨拶まわりに出かけます。
もし子どもがいる場合は、挨拶まわりは子ども同伴が絶対にオススメです。
子どもがいると、初対面の挨拶まわりでも9割以上の確率で場がなごみます。
2018年9月 シェルター工事(上棟)とクロス・カーテンなどインテリアの最終決定
基礎工事が終わると、家の周りの配管工事が始まります。
基礎の着工から上棟までの間は約3週間。基礎ができあがってしまうと上棟まで変わりばえがありません。w
打ち合わせは、インテリア(壁紙やカーテン選び)が主になります。最後まで悩みます。
コンセントの位置は上棟前に最終決定になります。
ちなみに我が家の上棟(シェルター工事)の日は、1日中雨降りでした。
2018年10月〜11月 上棟工事終了後から内装工事開始。たくさんの業者さんにおうちを作っていただきました
上棟(シェルター)工事が終わると、いよいよ内装工事が始まります。
同時進行で外壁面のキラテックタイル の施工なども始まり、上棟からたった2ヶ月で完成に向かいます。
- 大工さん
- 電気屋さん
- 設備屋さん
- 外壁・玄関タイルの左官屋さん
- クロス屋さん
- 建具屋さん
- お風呂やキッチンなどの設置担当者さん(パナソニックリビング)
- 全館空調エアロハスの工事屋さん
- ガラス屋さん
などなど、現場監督の指揮のもと、たくさんの専門業者さんがおうちを作ってくれました。
あわせて読みたい
内装工事と同時進行で、住宅ローンや火災保険を考えました
現場が着々と進む一方で、担当営業マンとお金の話を進めていきます。
主に住宅ローンの最終的な条件の決定と手続き、火災保険の検討、引き渡しに向けての清算と振込作業が行われます。
あわせて読みたい
上棟工事が終わり、完成まで1ヶ月半ぐらいの段階で引っ越し業者を選定
忘れてはいけないのは、引っ越しのこと。
わが家は引っ越し業者さんに大型家具や家電の運搬を依頼しました。
しっかり比較して見積もりをとったら、価格も技術も納得のステキな業者さんに作業してもらえました。
2018年12月〜 無事に引き渡しが終わり、住み始め。
建物自体は11月末には完成していましたが、最後の手直しと引き渡し日を日取りの良い土日にするために、12月に入っての引き渡しとなりました。
よく考えて、夫婦でよく議論した分、感動ですね。