無事に引き渡しも終わり、パナソニック ホームズのカサートS(鉄骨軸組工法)のおうちに住み始めました。
パナソニック ホームズのおうちでの生活に慣れてしまうと当たり前になってしまうので、早いうち住み始めて感じた住まい心地についてまとめます。
▼わが家のパナソニック ホームズのおうちのスペック情報です
パナソニックホームズの最新全館空調エアロハスが快適すぎる。もはや外の世界の気候がわからない
我が家はパナソニック ホームズの全館空調システム「エアロハス」を導入しました。
エアロハスの風の吹き出し口は天井に付いています。
なので、壁付のエアコンや、床についている全館空調システムと違って、まんべんなく部屋が一定温度になるイメージですね。
各部屋に温度センサーがついているので、自動的に設定温度になるように調整もしてくれます。
ちなみに設定温度の調整は少し難しいような気がします。
それでも冬は外気温が0℃前後をさまよっている地域で、23℃設定ぐらいで快適に過ごせています。
冬のお風呂上がりや朝のお着替えで子どもが素っ裸で走りまわっても安心
小さい子どもがいる方にはわかると思うんですが、洋服を着脱するタイミングはなかなかスムーズにいきません。
そんなとき家中の温度差が大きいとかなりストレスになります。
でもエアロハスがあると、脱衣所も廊下もリビングも、どこへ行っても同じ室温なので、子どものお着替えにはほんとうに重宝しています。
床暖房はやっぱり必要なかった!
全館空調エアロハスを導入するにあたって、「床暖房って本当に必要ないの?」と半信半疑でしたが、必要ありませんでした。
施主点検でおうちに入ったとき、「…お、床が冷たい…?」と少し心配になりましたが、いちど家中が温まってしまえば床の冷たさも気にならなくなりました。
フローリングの上にラグを1枚引いておけば、ホットカーペットも必要ありません。
エアロハスの音は個人的にはあまり気にならなかった
全館空調は、「ゴーゴー」という音がします。
わが家は2階がリビングで、キッチンの前側に空調の機械が入っていますが、思ったよりは音は気になりません。(リビングでは、子供が騒いでいたり、テレビがついていたりするからです。)
ただし、2階に寝室があって静かな環境であれば、多少音は気になると思います。
ただ、やはり100%万能ではないので、デメリットも載せておきます。
エアロハスのデメリット その1
これはうちだけかもしれませんが、トイレにエアロハスの吹き出し口がついていないんですよね。
なので、トイレに入った瞬間、冬はひんやりとした空気が流れてきます。(とは言え、昔の木造住宅を思えば、全然たいしたことはありませんが。)
同じく、クローゼットを開けたときなども冬は冷気が流れてきます。
つまりエアロハスの吹き出し口があるかないかで、体感温度が大きく変化するので、設計段階で吹き出し口の場所のチェックはしっかりしておくべきです。
エアロハスのデメリット その2
氷点下マイナスになってしまうような日は、エアコンの霜取り運転が始まってなかなか温風が出てきません。
特に朝の冷え込みが厳しい日は、起きた時になんだか肌寒いことがありました。
エアロハスのデメリット その3
冬の寒いシーズンはそこそこ電気代がかかります。
太陽光発電と併用して設置するのがオススメです。
家全体の遮音性が高い。子どもが騒いでも大丈夫だし、ピアノの練習もストレスフリー
わが家はパナソニック ホームズの「カサートS(鉄骨軸組工法)」ですが、遮音性が高いという点もウリの1つでした。
遮音性が高いのは本当で、ためしに娘に買ったピアノで超大音量で音楽を流して外に出てみたんですね。
つまり、子どもがバタバタ走りまわってもご近所迷惑にならないし、のびのびとピアノを練習できる環境でもあるということですね。
外で風がビュービュー吹いていても気づかない
逆に、外の音は家の中にほとんど入ってきません。
風が強い日がありましたが、家の中にいたらまったく気付きませんでした。同じく雨の音もわからないです。
冬の家の中は乾燥気味はホント。洗濯物は室内干しでもカラッと乾く
パナソニック ホームズの壁には、珪藻土の成分が入った調湿素材が使われています。
冬の間は、全館空調エアロハス(ルームエアコンと同じ)を常時つけていることもあり、家全体が乾燥気味と言えます。
なので、冬の湿度調整については、
- 加湿器をつける
- 部屋干しをする
ぐらいでちょうど良いと言えます。
冬は洗濯物が部屋干しでよく乾くので、ある意味主婦には強い見方ではありますね。
生活動線を考えた間取りが最高に使いやすい。ぐるぐる回遊できて無駄のない動きができる
わが家を初めて見た父は、「うまくできている。優秀な設計士だ。」と感心していました。(実際に間取りのベースを考えてくれたのは担当営業マンです。)
パナソニック ホームズでは、家事ラクのための生活動線を推奨・提案しています。
もちろん、土地の形状や希望に合わせての間取り設計にはなりますが、わが家は生活動線がいろいろなところでぐるぐるまわれるように作られています。
- フラットキッチンのまわりを1周できる
- キッチン横のダイニングテーブルも1周できる
- キッチンから脱衣所の動線(洗濯機まで)
- リビングから脱衣所の動線
- リビングからファミリークローゼットまでの動線
- 部屋干しスペースまでの距離
- 空間の真ん中に階段
わが家は、家中どこに行ってもほとんど行き止まりがありません。キッチンから洗濯機までは、リビング経由でもファミリークローゼット経由でも行くことができます。
主婦的に考えると(私の場合)、家事でストレスになるのは、
- 洗濯
- 料理
- 掃除
と言った感じですが、キッチンと洗濯スペースが近いとすごくラクです。
ついでに、洗濯スペースの横にファミリークローゼットを設けたことで、リビングに洋服脱ぎっぱなし的な生活感溢れる状況がなくなりました。
結果、リビングは整然とするので、掃除もしやすくなるというメリットだらけの間取りです。(ついでにルーロちゃんも家中ぐるぐるお掃除に出かけてくれます。)
蓄電池を設置したおかげで、売電ができない期間も無駄なく太陽光エネルギーが使える
パナソニック ホームズでは、蓄電池が比較的リーズナブルに導入できます。
蓄電池の役割
- 災害への備え
- 昼間の太陽光発電の余剰分の蓄電として
- 太陽光発電で蓄電した電力を夜間に使うことができる
災害の備えとしてはもちろんなんですが、蓄電池は普段使いとしても役立ちます。
特に、おうちを新築して太陽光パネルをのせても、すぐには売電ができません。
約3ヶ月程度でやっと許可がおりて売電が始まります。
その間、昼間に発電しすぎた電力は、売れない期間は捨てる一方になってしまうところ、蓄電池があればそこに貯められます。
結果、
- 昼間は太陽光からの電力供給が優先
- 夕方は蓄電池からの電力供給が優先
- 深夜は買電価格が安くなるので、買う分は最小限に
というサイクルができあがります。(蓄電池:環境優先モードの場合)
主婦的にはフラット対面キッチンは最高に気分が上がるからぜひオススメしたい
別に料理が上手でもない私ですが、主婦らしくキッチンはどんなものにしようか悩みました。
特に、フルフラット対面キッチン(わが家が導入したもの)か、立ち上がりの壁ありの対面キッチンにしようかは非常に悩んだところでした。
なんというか、キッチンの見た目で注文住宅であることを感じられますね。
モノを置きっ放しにしちゃいけないと努力しますし、拭き掃除もしやすいです。
ついでにダイニングテーブルをキッチンと横並びで設置したことで、料理を出すのも片付けるのもとってもラクになりました。
キッチンはもちろんですが、お風呂やトイレなどの住設関係がパナソニック製品で統一され、わりとリーズナブルに入れられる点でもパナソニック ホームズにしてよかったと思っています。
コメント