全館空調エアロハスの施工写真から見た特徴まとめ|パナソニックホームズの口コミ

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我が家はパナソニック ホームズでおうちを建てました。

そして約200万円をかけて採用したのが、全館空調システム「エアロハス」です。

 

全館空調があれば、夏も冬も1年中快適な一定温度。床暖房より電気代も安いメリットもあります。

 

↓現在、パナソニック ホームズの戸建て住宅には大きく分けて2つの構造があります。

  • カサートC(F:大型パネル工法)
  • カサートS(HS:鉄骨軸組工法)

 

パナソニック ホームズで全館空調を採用できるのは、鉄骨軸組工法のみです。

鉄骨軸組を検討している方は、全館空調エアロハスを採用するかどうかも同時に悩んでいるのではないでしょうか。

 

パナホームの全館空調ってまだ発売されて少ししか経ってないし、評判や構造も良くわからなくて心配…?

 

そんな不安な方に向けて、我が家の全館空調エアロハスの施工写真とともに、主な特徴をまとめます。

 

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目次

パナソニック ホームズの全館空調エアロハスは、半畳ほどのスペースを占拠します

↑まずはエアロハスの全貌写真から。

 

普段はさらに扉が閉まっているので隠れますが、写真のような非常にどっしりとした全館空調ユニットが仕込まれます。

平屋の場合は同じフロアになりますが、2階建の場合は2階に設置されます。(最近では3階建住宅にも対応しているそうです。)

 

エアロハスの特徴

  1. 全館空調エアロハスは、たった1台のエアコンで家全体に送風している
  2. 風の吹き出し口は、すべて天井に配置
  3. 吹き出し口から吸気することはない(ニオイが家中にまわる心配なし)
  4. 専用のダクトを通って各部屋に送風
  5. 空気の取り入れは基礎部分から(第1種換気)
  6. 各部屋には温度センサーが設置。操作パネルで温度調節が可能
  7. 専用フィルター「HEPA」のお手入れは半年に1回でOK
  8. 冷暖房の必要のない春や秋は、エアロハスを切って換気システムの稼働のみもOK

 

今後エアロハスの重要メンテナンスが発生するとすれば、エアコンが壊れるパターンがいちばんリスクかな?

逆に考えれば、エアロハスが故障した場合はエアコンを入れ替えれば済みます。

基盤などのシステム系統の故障は修理対応といったイメージですね。

 

ダクトは24時間換気と兼用なので、基本365日送風があるイメージです。風の通りがあればカビは生えにくいと考えられますね。

 

▼パナソニック ホームズ公式の全館空調エアロハスの構造説明動画です(これ見てから施工写真見るとわかりやすいですよ)

 

 

それでは、少しずつ施工状況を遡ってまとめていきます。

 

全館空調エアロハスの空調ユニットの中には、見た目普通のルームエアコン1台が入っている

全館空調エアロハスの扉を開けて出てくるのは、パナソニック製のエアコンです。

エアロハスに搭載されるエアコンは専用のものではありますが、基本は大きなルームエアコンと同じです。

 

エアロハスに惹かれた理由の1つに、エアコン1台で動かしているというわかりやすさがありました。

 

普通のルームエアコンと違う点は、温度センサーや手動での温度調整ができるので、基盤制御が入ることです。

 

ギモン!

エアロハスのエアコンが壊れることはないの?

→エアコンは電化製品なので、壊れることはある。
ただし、普通のエアコンと違って付けっ放しなので、停止と稼働を繰り返さない分、エアコンへの負担は少ない。またユニットの中に配置されており、空気中の湿気やホコリの影響を受けにくく、理論上の耐用年数は長くなる。

果たして何年持つかは未知数ですが、一定条件に保たれた状態で使うエアコンなので、わりと長持ちするのではないでしょうか。

 

 

全館空調エアロハスの専用フィルター(HEPA)は半年に1度のお掃除でOK

エアコンの下に入っているのは、「HEPAフィルター」です。

ギザギザ状に合計4枚入っています。こちらは、半年に1回メンテナンスの表示が出た際に、掃除機などでホコリを吸えばOKです。

 

ほかメーカーの全館空調システムだと、フィルターのメンテナンスが2週間に1回など頻繁なものも多いので、これはうれしい点ですね。

 

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全館空調エアロハスのユニットが入るまでの中身の解剖写真

エアコンなどが入っていない状態の全館空調エアロハス

↑大きい機械の中のダクトが繋がる前の状態です。

一番上はエアコンが入る場所、その下はフィルターの入る場所ですね。

真ん中の部分はモーターが入る部分でしょうか。基礎部分の空気を持ち上げてきて、フィルターで浄化し、またダクトを通って各部屋に送風する部分になります。

 

一番下の突起の部分は、ダクトと繋がります。1階に送風するダクトになります。

 

全館空調エアロハスのユニット部分の施工初期段階の写真

元はと言えば、半畳の空間にダクトが準備されているだけでした。

ちなみに扉以外の3方の壁は、かなり分厚いコンクリートのような遮音壁になっています。

 

ココに注意

エアロハスのデメリットの1つは「音」が少し気になること

全館空調は、「ゴーゴー」という音がします。特に、夏や冬など外気との温度差が激しい時期は、エアロハスもがんばって動くので少し音が気になります。

 

 

1階床下には、吸気用のモーターが配置。地下の空気を取り入れる仕組み

↑1階床下に設置された空調システム

パナソニック ホームズの換気システムの特徴として、年中温度変化の少ない地熱(基礎部分)を利用して、冷暖房への負担を少なくする点があります。

ですので、換気システムの吸気は基礎部分に配置されます。

 

基礎部分に配置されたモーターで、空気を2階部分に上げて換気と空調システムを動かしています。

 

吸気のモーターは、床下点検口から潜れば確認できます。メンテナンスの際も安心ですね。

 

 

2階天井部分にはダクトの集合ユニットが配置。各部屋への送風と、換気の出口がある

↑2階の天井部分、家のど真ん中です。

全館空調エアロハスは、天井に送風口が付いているのが特徴です。

エアロハスのエアコンから出た風は、各送風口までダクトを通って送られます。

 

↓ひときわ太いダクトは、換気の出口と思われます。

 

2階は天井の点検口から潜ることができるので、メンテナンス時も安心です。

 

1階天井は、エアロハスのユニットから直通のダクトが配置

↑ニョキニョキとダクトが出ていますが、この写真はエアロハスのユニット部分の真下になります。(1階天井部分)

 

↑パナソニック ホームズの梁にある丸い穴を利用して、1階部分の各部屋にダクトが行きわたるように配置されていました。

 

↑1階に繋がる全館空調のダクトを、2階から見た様子です。

 

ギモン!

ダクトが結露してカビなどの原因になることはないのか?

換気システムを止めない限りは心配なし(冷暖房の空調は止めてもOK)。24時間365日送風されているので、外気の温度差が大きく万が一結露した場合でも、次第に温度一定になり、長時間には渡らないので問題ない。

 

全館空調エアロハスの施工風景を見ていて思ったのは、意外と単純明快なつくりになっている点(実際はかなりの技術が集約されているはずだけど)。メンテナンス時も安心です。

 

パナソニック ホームズの全館空調エアロハスは、エアコン1台なので室外機も1台で済む

我が家に設置された室外機は2台です。

  • 画像左→エアロハスの室外機
  • 画像右→エコキュート用の室外機

約40坪4LDKのおうちなので、普通なら室外機が4つも5つも配置されるところ、たった1台で済んでしまいます。

 

室外機は目立たない位置に設置されるので、外観もとってもスマートです。

 

ちなみに気になる体感の口コミですが、ものすごく快適です。

家の中にいると、外が寒のかどうなのか、全くわかりません。1階と2階、トイレや廊下などの温度差もまったく感じません。

 

全館空調のおかげで超快適ライフが実現しました!

 

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