外気温マイナスの真冬の全館空調エアロハスの電気代はひと月3万円以上!節約方法はある?

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パナソニックホームズの全館空調エアロハスのおうちに住み始めて、ついに初めての電気代の請求が届きました。

 

なんと、45日間(12/1〜1/15)までで、45,000円!…想定以上に高かった…!!

ひと月分で考えれば、約3万円請求がきたということになります。売電収入は、約30日間で4,000円でした。実質は月26,000円というところでしょうか。(そう考えると安い)

 

今回は45日間という期間でしたので、1日平均にしたら1,000円程度電気を買っている計算になります。(オール電化です)

また、わが家はソーラーパネルをのせており、余剰買取なので日中の発電は使用電力に回されているので、実際はもう少し電気代がかかっている計算になります。

…太陽光パネルをのせていなかったらけっこうヤバイですね…一応ZEH住宅なので、春秋に期待です。

 

 

↓ただし、今回の冬の電気代がかかりすぎた点に関しては反省点がいくつかあります。

  • そもそも電気代を気にせずに快適重視で生活していた(時間帯別の料金を気にせず生活)
  • 外気温マイナス10度近い日が続き、エアロハスを25℃設定(自動定常運転)にしてフル稼働していた
  • 使っていない部屋のエアロハスの設定をちゃんとしていなかった(自動セーブ運転を使わなかった)
  • 蓄電池を電気代がおトクな「経済優先モード」にしていなかった
  • エアロハスのお掃除モードを発動する時間を悩んで、いろんな時間に設定変更していた
  • エコキュートを節約モードにしていなかった
  • 妻の私が在宅ワーカーのため、昼間の電力も使う
  • 冬は日照時間が短く、天気が悪いので、太陽光パネルの発電量がイマイチ

…etc

 

ちなみに、普段使わない寝室や和室、子供部屋もエアロハスを昼も夜も自動定常運転していました。

でも家族がたくさんいて、それぞれの部屋で過ごすなら、セーブ運転しませんよね。

 

つまり、節約とか何も考えないで、家族みんながおうち全体の快適さを重視して生活していると、全館空調エアロハスを搭載したオール電化住宅の冬の電気代は3万円程度は確実にかかるといっていいと思います。(外気温マイナスになる地域です)

 

あと、うちはリビング・ダイニングキッチン・階段ホールまですべてワンフロアで30畳ぐらいあるので暖房効率が落ちますが、普段いる部屋がその半分ぐらいだったら、もう少し電気代は安くなると思います。

さらに昼間誰もいなくて、セーブ運転にできるなら、また電気代の条件は変わりますね。

 

つまり、わが家の電気代がマックスのイメージだと思います。初回にしてとっても勉強になりました!

全館空調エアロハスには、ソーラーパネルと蓄電池をセットで考えると、やはりランニングコストがかなり良くなると思われます。

 

それにしても、連日外は寒い(外気温マイナス)のに、あいかわらず家の中は快適です。

昨年の冬の電気代は、オール電化の賃貸住宅で月16,000円プラス、石油ファンヒーターの灯油代が月2,000円程度(18lタンク1つ分)ぐらい(つまり約18,000円)かかっていました。

 

賃貸と比べ、床面積も増え、ドラム式洗濯乾燥機や浴室乾燥機を使うようになったことも考えると、生活の質が上がった上での電気代だと思えば妥当なところでしょうか。

 

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目次

冬におうちで使っている使用電力量のうち、全館空調エアロハスの割合はどれぐらいなのか?(我が家のHEMS調べ)

画像は、我が家のHEMSになります。

2019年1月7日〜13日の1週間の期間を指定したグラフになっています。

 

この期間はお正月明けですごく寒かった週です。最低気温マイナス10℃、最高気温もマイナスの日があったぐらいです。

エアロハスの設定温度は平均24〜25℃でした。

 

  1. エアロハス(63%・325kWh)
  2. エコキュート(14%・74kWh)
  3. エアロハス(換気)(5%・28kWh)…

 

ダントツでエアロハスがいちばん電力を使っていることがわかりますね。

ちなみに、この週に限らず、ここ1ヶ月(1月〜2月)はエアロハスが使用電力量の60%を占めています。

 

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冬の全館空調エアロハスの電気代を節約するために試すべきこと

↓これをやったら1〜2割電気代が減りました

  1. セーブ運転モードにして、使わない部屋の温度設定を最低に
  2. 温度センサーの誤感知を防ぐため、部屋の扉は閉めておく
  3. お掃除モード(1時間空調停止)の時間を工夫する→うちが夜10時にした理由はこちら
  4. 24時間換気を切る(私調べ:自己責任で試してみてね)

 

まず、セーブ運転モードは必須です。使わない部屋は24時間常時セーブ運転にしてしまいました。

 

エアロハスは温度センサーがついているのがメリットでもあり、デメリットです。

ワンフロア扉を全開にしていると、うまくセンサーが感知できず、温めすぎor作動しないという状況が発生してしまいます。

どうしても北側の部屋と南側の部屋では外気温から受ける影響が違うので、部屋ごと扉を閉めておいた方が暖房効率はいいですね。電気代も余計にかかりにくくなります。

 

また、これは非公式ではありますが、24時間換気を切ってしまうのも有効です。(自己責任でお願いね。)

24時間換気をつけていると、家中3時間もあれば空気が入れ替わってしまうようで、つまり暖かい空気も逃げてしまいます。(だから止めちゃうと、同じ設定温度でも1〜2℃ぐらい暖かくなります。)

 

同じ週の買電量にしめる、エアロハスのために買った電力はだいたいどれぐらいだったのか?(HEMS調べ)

次に買電量の推移です。画像は、同じく極寒だった1/7~13日の1週間のグラフになっています。

ワット数で説明してもよくわからないと思うので、単位を「円」に直しています。

 

あくまで推測値で、実際は時間帯電力の適用がそれぞれのおうちで違うので注意してくださいね。

  • 1週間の電気代の合計→9221円
  • 日ごとの平均の電気代→1,317円(7で割っただけ)
  • 1日のエアロハスが占める電気代→790円(1,317円に60%掛けた)

 

あくまで、平均から出した概算値ですが、極寒だった週でエアロハスに1日約800円分の電気代がかかっている計算になります。

 

 

天気が悪かった同じ週の売電量は? 売電単価26円、余剰買取の我が家の場合

同じ週の売電量の推移になります。売電金額は概算で1週間で835円

前の1週間のグラフがオレンジ色でしめされているのですが、売電量が少ないのがわかりますよね。

天気が悪く発電量がないところにきて、寒くてエアロハスが動きまくりました。

 

ということで、この週は売電による恩恵はほぼなく、まるまる電気代がかかっていた計算になります。

 

しかもこの週は、蓄電池が「環境優先モード」でした…深夜電力を活かす使い方ができていません!

 

ということで、快適さ重視、買電中心に考えた際のエアロハスの冬の電気代は、1日800円程度かかると思えば間違いないですね。月に換算すれば、24,000円です。

 

ただし、冒頭にも書きましたが、エアロハスと蓄電池の設定にかなり改善の余地がありました。また、時間帯電力も生活スタイルを考えて契約変更しました。(2月中旬より)

見直しは大事ですね。

この辺を加味しつつ、電力の収支が年間でどれほどになるか考察を続けたいと思います。

 

節約を無視して快適さを重視した1ヶ月間でしたが、反省を生かしていろいろと設定を変えて実験中です。

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