【写真付】パナホームの布基礎工事の様子!ベタ基礎じゃなくても十分すぎる安心感

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おうちを建てるにあたって、いろいろなハウスメーカーをめぐりました。

 

↓そこでほぼ8割以上のハウスメーカーや工務店が口を揃えて言っていたことがあります。

住宅営業マン

うちは「ベタ基礎」を採用しているのでとっても安心ですよ。

布基礎と比べて、ベタ基礎の方がコンクリートの量も多く、面で支えるので地震の時も安心です。地面からの湿気も遮断できますし、シロアリ被害を防ぐにもベタ基礎が安心です!!!

しかも、布基礎よりも、ベタ基礎の方が費用が高いんですよ!

 

ローコストメーカーを含め、最近は「ベタ基礎」が主流で、むしろベタ基礎標準装備を売りにしているメーカーも多いのが現状です。

 

しかしながら、パナソニック ホームズでは「布基礎」を採用しています。

 

軽量鉄骨とは言え、木材より重そうだけどパナホームは布基礎で大丈夫なの?

しかも重たい外壁タイルと瓦、ソーラーパネルものるんですけど…

 

住宅基礎の知識なんてまったくないので若干の不安でしたが、もちろん布基礎で着工しました。

でも実際の工事風景を見ているとパナソニック ホームズの基礎にものすごく安心感が持てました。

 

パナソニック ホームズの建物は、柱だけでなく、耐力壁と呼ばれる壁で支える部分があるのと、建物の総重量が重いので、むしろ布基礎の方が適しているんだと感じました。

 

▼わが家はカサートSです

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基礎の高さはこんな感じ

とにかく基礎の高さ(深さ)が高い!基礎がそびえ立ってる感がすごい!

 

パナホームの布基礎のポイント

  • 地盤高(GL)から45cmの背の高い基礎
  • 地中に埋まる部分の深さもGL-20cm以上
  • 広い面の部分は、砕石を転圧後→防湿・防蟻シートで覆い、その上に土間コンクリート
  • 玄関などのタイル部分には、しっかりと配筋がされている
  • 住宅性能表示のための配筋検査済み

 

土間コンクリートに鉄筋は入らないものの、防湿・防蟻シートが入るので、住み心地などの機能的にはほぼベタ基礎と変わらないと言えます。

 

ちなみにミキサー車が来てのコンクリートの打設は「土台・立ち上がり部分」「土間部分」の2回でした。土台部分と立ち上がり部分は、同時にコンクリートを流していました。

 

注意ポイント

素人目線の施主の感想の記事です。基礎や構造の専門的なことはわからないので、素直に思ったことを書いていきます。

わが家の地盤については、けっこう固い土地になります。(地盤改良はありませんでした)

 

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目次

まずはおうちが建つ部分に穴を掘る。基礎が立ち上がる部分に砕石を敷き、転圧

土地にあった盛り土を削って、残土処理をしてもらったら基礎工事の開始です。

基礎工事の最初の段階では、地盤を掘り下げていました。

 

けっこう深く掘っていてびっくり!

 

基礎の立ち上がりができる部分に砕石をしいて、キレイに転圧していました。

 

布基礎の配筋は半日で終了(配筋検査完了)。その後、コンクリートを流すときの枠を設置

現場監督に配筋の日時を教えてもらってたんだけど、用事で見に行けなかった…残念!

 

布基礎の強度のベースとなる鉄筋を組む作業は、たった半日であっという間に終了してしまいました。(午後見に行ったときには、枠がすでにできてました。)

 

▲コンクリート打設前の立ち上がりの様子

 

  • 木の枠で土台のコンクリートの受けを作ってある
  • 立ち上がりの土台部分に配筋が見える
  • 枠の中に太い鉄筋が通っている

こんなことが現場で確認できました。

 

ポイント

基礎工事の様子が見に行けなくても、現場監督さんが工程を写真に残してくれているはずなので大丈夫。

住宅性能表示を受ける場合は、プロの第3者機関が配筋検査を行ってくれるので、なお安心です。

 

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ミキサー車とポンプ車でコンクリートを一気に流し、固まったら枠がはずれる

コンクリートの打設の日は、ミキサー車がピストン輸送な感じで3台ほどきました。

この日は作業されてる方が多く、邪魔しちゃいそうだったので挨拶だけして去りました…w

 

ミキサー車→ポンプ車の流れでコンクリートを流すと、あっという間なんですね。

1台目のミキサー車が空っぽになったら、2台目のミキサー車がきて…という感じで、慌ただしく作業されてました。

ということで、コンクリートを流し終わったら、しばし固まるまで放置期間に入ります。

 

 

布基礎の立ち上がりのコンクリート型枠撤去後、土間部分に砕石をしき、転圧作業に

布基礎とベタ基礎が大きく違うのは、土間コンクリートの部分です。

ベタ基礎は土間部分に鉄筋が入り面で支えるのに対し、布基礎には鉄筋が入りません。

 

強度に関しては、立ち上がりのコンクリートの高さと土台の様子から十分と感じました。

 

ということで、土間部分には砕石が敷かれます。砕石はけっして薄くなくて、目視ですが10cm以上は高さがありました。

 

パナホームの布基礎の場合→砕石の上に、防湿・防蟻シートをかぶせ、基礎断熱材を配置。その上に土間コンクリートを流す

2度目のミキサー車とポンプ車の作業です。

わが家は寒冷地なので、基礎断熱はポリスチレンフォームが10cmが入ります。

 

 

ポンプ車でコンクリートを流すと、基礎工事の業者さんが手際よくコテでならしていました。

 

 

砕石の上に敷かれているのは、防湿シートです。

布基礎のデメリットとされる、「白蟻対策」と「地面からの湿度のコントロール」に対応してくれます。

 

▲台風が襲来したので、枯葉がすごいw シートが見えます

 

配管が通る部分は、あらかじめ底の抜けたバケツのようなものでコンクリートが流れないようにしてあります。

この穴をのぞくと、コンクリートの下に防湿シートが確認できます。

 

 

土間部分でも、玄関タイル部分にはしっかりと配筋がされるので安心

土間部分は直接建物がのるわけではないので、布基礎の場合だと配筋はありません。

しかしながら、玄関タイルやポーチ部分には、しっかり鉄筋が入ります。わが家のナナメカットの玄関がよくわかります。

 

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パナソニック ホームズの布基礎工事の感想

 

布基礎というと、

  • 土間コンクリート薄いんじゃないの…?
  • 防湿対策は大丈夫…?
  • シロアリ登ってきちゃうんじゃないの…?
  • コスト削減なんじゃないの…?

 

なんていう話をよく聞きますが、パナソニック ホームズの布基礎の様子を見てみるとけっしてそんな心配ないように感じました。(素人目線ですが。)

 

基礎工事をやってくれた業者さんもとても良い方で、パナホームの基礎を多く手がけているようでした。

業者さんに関しては、多少差が出てしまうかもしれません。少なくともうちはアタリでした。

 

よくアメブロなんかでは、パナホーム以外のメーカーで施工されている方で「基礎にクラックが…怒」みたいな投稿を見かけますが、わが家の基礎はツルッとしていてキレイな仕上がりでしたよ。

 

ベタ基礎の方が費用が高いと言われているのは、単純にコンクリートの量が多いからという部分が多いような気がします。

 

つまり布基礎だからと言って、不安だとか安っぽいという心配は、少なくともパナソニック ホームズの場合はありません。

 

ベタ基礎VS布基礎よりは、基礎の配筋の質や量、業者さんの腕の方が重要です。

 

わが家の基礎については、最後に化粧モルタル仕上げになっているので、さらに見た目はキレイになります。

 

パナソニック ホームズの布基礎に疑問を持たれている方に参考になれば幸いです。

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