わが家はパナソニック ホームズでおうちを建てました。
玄関ドアは、三協アルミの「ファノーバ」という商品を選びました。
玄関ドアは、パナソニック ホームズの外装カタログから選びました。
リクシル製と三協アルミ製のどちらかから選ぶようになっていましたよ。
三協アルミ製の玄関ドアは、調べてみると一条工務店あたりでも標準仕様として使われているようですね。
気になるお値段は、約32万円でした。(2018年購入)
玄関ドアは安いものですと10万円台から選ぶこともできますが、個人的には「e-エントリー(ACタイプ)」というタッチ式の電子錠をつけて大正解だったと感じています。
車も電子錠で、エンジンをかけるときもスマートスタートタイプです。
玄関ドアも電子キーになったことで、常に鍵をポケットかバッグに入れたままで大丈夫になりました。→スマートキーが2つ収納できるキーケースはこちら
買い物などの荷物が多いとき、子供を抱っこしているときなどに、玄関の電子錠は大活躍ですよ。
- 鍵を手元に出さなくても玄関ドアの開閉が可能
- 雨や雪など天候が悪い日も、さっと室内に入れる
- 万が一、リモコンキーの電池が切れても鍵穴に鍵をさせば開閉できる
- リビングなどにあるスイッチから、遠隔操作で開閉ができる
開閉はボタンを押すだけ
当たり前のことながら、鍵を持っていない人がボタンを押しても「ピーー!!」という警告音が鳴って開閉することはありません。
この記事では、我が家の玄関ドアの仕様と、スマートエントリーキーのメリット・デメリット、後付けとの比較についてまとめます。
▼開閉の様子と注意点についてはこちらの動画も参考にどうぞ
我が家のスマートエントリー機能付き玄関ドア「三協アルミ製ファノーバ」のスペックと見積もり当初に入っていた製品との違い
実際に使用しているタイプ
- スリット採光タイプ
- 断熱性能「K2」(いちばん断熱性能が高い)
- e-エントリー(電子キー)搭載
- 電子キー3本、スペアキー(電子キー収納タイプ含む)5本付属
- リビングに遠隔開閉操作用のリモコンスイッチ付属
↑ざっと以上のような仕様での設置となりました。
最初の見積もりは「キーガル」という電子錠タイプ…違いは?
ちなみにですが、契約の段階では同じく三協アルミの玄関ドアを予定していて、こちらには「キーガル」という電子錠が入っていました。
「キーガル」と「e-エントリー」の主な違いは、ドア部分にボタンがついているかどうかです。
キーガルの場合、ドアの開閉はリモコン操作のみです。
つまり、ドアを開けたり閉めたりする際には、リモコンキーを手元に用意してボタンを押す必要があります。
鍵穴に鍵をささなくて良いだけで、鍵自体は手元に持った状態で玄関ドアを開閉しなければなりません。
車のエントリーキーでも、エンジンまでプッシュスタートでキーレスでできるタイプもあれば、ドアロックはリモコンでエンジンの始動は鍵を挿す必要があるタイプもありますよね。
どう考えても、e-エントリータイプ(玄関ドアにボタン付属)の方がラクです。
気になるお値段ですが、キーガルとe-エントリーの差額は5万円ほどになります。
もし見積書が「キーガル(リモコンキー開閉)」になっていたら、「e-エントリー(タッチ錠)」への変更も検討してみてくださいね。
カードキーもかざす(通す)必要があるので注意
玄関ドアの鍵の選択肢には、カードキータイプもありました。
しかしながら、カードキーの場合も、手元にカードを準備してかざすなり通すなりする必要はあります。
持ち物としてはスマートにはなりますが、手ぶらで開閉とまではいかない点に注意してくださいね。
暗証番号入力式(テンキー)タイプは番号がバレやすいので注意
メーカーによっては暗証番号入力式のテンキーがつく場合があります。(我が家の玄関ドアにはありません。)
暗証番号タイプだと、子どもが番号を友達などに話してしまう心配があります。テンキー部分の摩耗で番号がバレたり…
物騒な時代ですので、番号だけで玄関ドアの鍵が開いてしまうのはちょっと怖いですよね。
どのスマート開閉システムにするにしても一長一短はありますが、個人的には「リモコンキー+タッチボタン式」は、車のスマートエントリーシステムと似ているので、ストレスが少ないように感じます。
玄関ドアの電子キー(e-エントリー)を使うにあたって考えておくべきデメリットは?
- そもそもの導入費用が高い
- エントリーキー(リモコン)をなくすと、再購入に1本15,000円以上かかる
- 置き忘れ防止システムのため、玄関に鍵の保管場所を作れない
- 置き忘れ防止の警報が鳴ってしまうと、リモコン操作しか効かなくなる
- 設定内容により、締め出しの可能性がゼロではない
- リモコンキーが大きく、荷物がかさばる
- スマホやAppleウォッチに対応していない
- (一体型のみ)従来どおり鍵を挿すときはカバーを外す必要がある
- 電子スキミングの可能性が否定できない
電子スキミング自体は、あまり心配していませんでしたが、絶対とは言えないので念の為入れておきました。
スマートキーの追加購入費用がかかる
引き渡しの時点で、専用のスマートキー(エントリーキー)は3本付属してきました。
スマートキー3つは、夫、私、長女で持っています。我が家は5人家族なので、今後買い足しの可能性が高いです。
我が家のファノーバのエントリーキーは、1つ15,000円程度するので、買い足す場合は負担増になることをお忘れなきよう…。
なおスマートエントリーキーの追加購入は、Amazonや楽天市場で気軽にできます。
置き忘れエラー検知のため、玄関まわりにカギの保管場所を作れない
引き渡しの日に初めて知りましたが、タッチタイプの電子キーの場合はカギの保管場所に注意が必要です。
玄関ドアから半径2.5m以内(2階も含む)にスマートキーを置くとエラー音が鳴ってしまいます。
カギの保管場所は玄関周辺以外にする必要があります。
玄関ドア横にベリティスのコの字収納がありますが、残念ながら2.5m範囲内なのでエラー音が鳴ってしまいます。
よく玄関ドアに鍵を収納している方もいますが、もちろんエラーが鳴ってしまうので収納場所としては使えません。
置き忘れエラー音が鳴ってしまうとリモコン操作しか効かなくなる
子供がゆっくり靴を履いているのを見守って…などしていると、「ピッ…ピッ…」と鳴り始めます。
こうなってしまうと、玄関ドア本体のボタン開閉操作はエラーで使えなくなってしまいます。
エラー解除には、一度リモコンキーを手に持って開閉ボタンを押さないと開閉ができなくなります。
自分で使う分にはいいけど、子供に持たせてエラーになって解除方法知らなかったら焦っちゃうかも。
設定内容によって締め出しの可能性がゼロではない
前に友人が、「新築してすぐにオートロックで鍵が閉まってしまって、開けるのに2万円もかかった!」と言っていたのが印象的でビビっていましたが、わが家の電子錠にはオートロック機能はありません。
オートロックはありませんが、e-エントリーではノータッチモードが搭載されています。
設定変更すれば、ドアに近づくだけで自動で鍵が開いたり閉まったりすることもできますよ。
ただしノータッチモードの場合は、締め出される可能性があります。そんなこともあり、我が家はボタン開閉モードにしています。
車もスマートキーだとかさばるので普通のキーケースには入らないかも
最近は車もスマートキーだから、持ち物が少しかさばるかも…。
ただし本体のボタンで開閉できるなら、持っているだけで大丈夫なので、私はいつもキーケースに入れっぱなしです。
車のキーと2つ収納できるキーケースはこちらのものを使っています。とても便利ですよ。
スマホやスマートウォッチ開閉には非対応
新商品には対応のタイプがありますが、我が家のスマートキーはスマホなどには非対応です。
今のところ特に不便はありませんが、スマホ開閉対応が欲しい場合は、対応してるか注意して選んでくださいね。
玄関ドアと「一体型」のスマートエントリーキーは後付け不可!サディオロックなどの後付けスマートキーって実際どうなの?比較レビュー
もし一体型のスマートエントリーキーをケチってしまい通常の鍵にしてしまって、住んでみて「やっぱりボタン開閉が良かった!」と思っても、後付け不可です。
玄関ドア一体型は後付け不可ですが、鍵部分に装着することで簡易的にスマートキーにできる補助器具はあります。
「キュリオロック」や「サディオロック」のような後付けが可能なスマートキー商品は有名ですよね。
後付けスマートロックを実際使用してわかったデメリット
実家で使ってて便利だと思ったけど、とにかく電池のランニングコストが高い…!
後付けスマートロックには、CR123Aというリチウム乾電池を使用します。
CR123Aというリチウム乾電池が、1本あたり500円程度となかなか高く、しかも終わる頻度も高くてランニングコストがかさみます…。
さらにスマホ連動型ゆえに、スマホの電池がなくなってしまったり、紛失してしまった時に開閉できないトラブルが発生する可能性があります。
従来のカギを持ち歩いていればスマホのトラブルは回避できます。
…とはいえ、電池のランニングコストを考えると、やはり玄関ドア一体型の方がストレスなく使えるのは間違いありません。
もし後付けするならこのタイプが人気
▼後付けで人気のタイプです
スマートエントリータイプで子供におうちの鍵を持たせる場合、リモコンキーと従来の鍵のどちらを選ぶべきか
子どもが小学生ぐらいになったら、家の鍵を持つこともあるよね。
リモコンキーと普通の鍵どっちを持たせるべき?
一体型の鍵穴
e-エントリー(タッチ錠)であっても、従来どおり鍵穴に鍵をさして玄関ドアを開閉することもできます。
子どもが小学生ぐらいで、1人で鍵を持たせることもありますよね。
その場合、鍵を紛失してしまうという可能性もあります。(大人もだけど…)
防犯面で考えると、個人的には、子どもにはスマートキー(リモコンのみ)を持たせた方がいいんじゃないかと思います。(中身はダミーキーにしておく)
お手元の鍵を見てもらえばわかると思うんですが、鍵には製造番号が書いてあります。
鍵のロット番号さえわかれば、元の鍵がなくてもいくらでも鍵が作れてしまうんですよね…。
わざわざ合鍵を作ってまで泥棒が侵入することは稀だとは思いますが、失くしてしまうと少し気持ち悪いことになりかねません。
その点、e-エントリーのスマートキーは玄関ドア本体と接続することで使えるようになります。
もしスマートキーを失くしてしまったら、玄関ドア本体で一度スマートキーの登録解除をします。再度、手元にあるスマートキーのみ登録すれば、紛失したスマートキーではドアの開閉ができなくなります。
ちなみにスペアキーを作るのであれば、従来型の鍵(鍵穴に挿すタイプ)の方が安いです。(3,000円程度)。
一方で、スマートキー(リモコンの方)のスペアは15,000円ほどと高価になってしまいます。
でも紛失時の防犯対策が心配で、玄関の鍵ごと入れ替えることを思えば、15,000円で済めば安いと思います…
失くさないのが一番ですけどね。
追加用のスマートキー(リモコンタイプ)には、ブラックの他にブルーとピンクも用意されています。子供用に色付きのスマートキーを注文してもいいですね。(→Amazonの販売ページはこちら)
遠隔操作で開閉可能なスイッチをつければ、さらに便利度アップ! デメリットはお値段ぐらい
わが家は2階リビングなので、ドアの施錠・解錠が遠隔操作できるととても便利です。
玄関のカギの締め忘れ防止、子どもが帰宅時に遠隔で開けられる、玄関ドアが開いているのも一目瞭然です。
もし電子キーではなくて、カギを締め忘れていたら玄関まで行かなければいけないところ、リビングでボタン1つで操作ができてしまうのはとてもメリットです。
e-エントリーのデメリットは、ほぼお値段の面だけです。
便利さを取るならぜひオススメのシステムですよ。
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