新築でFIX窓(はめ殺し窓)を選ぶメリットとわが家の実例写真とサイズ&失敗談

当ページのリンクには広告が含まれています。
カップボード横長窓

我が家はパナソニックホームズでおうちを建てました。

おうちを建てるにあたって、窓選びが意外と難しいということを知りました。

ほんとに窓選びって、奥が深いです。

  • 採光を優先するのか
  • 風通しを優先するのか
  • インテリアとの相性を重視するのか
  • 気密性を重視するのか
  • 外観からの見え方を意識するのか
  • 使い勝手を重視するのか

間取りばかりに気を取られて、窓はあまり考えずに決めてしまう方も多いのかもしれませんね。

注文住宅において、窓選びは意外と後悔ポイントになりやすいところなので、注意が必要です。

そんな中でも、我が家は「採光」と「見た目重視」のFIX窓を多く使っています。

けっこうインスタから、窓についての質問が多くくるので、我が家の実例写真(サイズも)と、FIX窓のメリット・デメリットについてまとめます。

目次

FIX窓(はめ殺し窓)とは? 特徴とメリット・デメリットまとめ

FIX窓は、開かない窓です。もちろん網戸も付きません。
主に「採光重視」「飾りとしての機能」が中心になります。

FIX窓のメリット

  • 開閉しないため枠が付かないので、大開口の窓が実現できる
  • 細長い窓、小さい窓、丸い窓なども選択できる
  • 戸締りの必要がない(防犯面に優れる
  • 枠がない分、スッキリとした仕上がり
  • 窓の中では気密性が高い部類になる(壁には負ける)

窓ってけっこう重たいので、開閉を考えた場合のサッシの負担を考えると、窓の大きさには限界があります。

でも開閉しない窓であれば、ある程度大きくても問題ありません。逆に、丸い窓や小さい窓も実現できる点では、インテリアの一部に取り入れられるところもメリットです。

吹き抜けなどに大きい窓を設置する場合は、FIX窓が中心になりますよね。

FIX窓のデメリット

  • 外側からしか掃除ができない
  • 住んでみてから、通風を確保したい!と思ってとしてもできない

開閉しない最大のデメリットは、掃除が外からしかできないことです。

鳥フンとか着いてしまったら、最悪…。

1階の窓はどうにかなるとしても、2階以上の窓だと自力でのお掃除が難しいです。

あえて汚れを気にしないために、型板ガラス窓(すりガラス)にするというのも、1つの選択肢ですね。

我が家で使用したFIX窓の実例と窓のサイズについて

どれもお気に入りの窓たちです。

わが家は、東西に配置した窓を中心にFIX窓にしてあります。

逆に、南北の窓は風通しを意識して、開閉できる窓を中心に配置しています。

近隣の道路や、おうちの状況を見て、必ずあなたのおうちにあったプランを立ててくださいね!

キッチン背面カウンター上の窓(横長FIX窓 1700×450)

キッチン背面FIX窓

キッチン飾り棚の位置は、FIX窓の高さに合わせてもらっています。(飾り棚はもうちょっと下側でも良かったと少し後悔していますがw)

カップボードのハイカウンター(高さ104cm)から、窓の下枠が57cmの位置に設置されています。

植木鉢を置いたり、ちょっとした小物を飾るのにもちょうど良いです。

ここは開閉できる窓でもよかったかもしれませんが、開けたいと思ったことは特にありません。

キッチンカップボードの上に窓を配置するデメリットは、窓の高さが低いと家電とかぶりやすいことです。せっかく窓を配置したのに、収納や家電で埋もれる可能性があります。カウンター上に配置したいものの高さをよく考えて設置しましょう。

▼我が家のカップボードの詳しい仕様や寸法はこちらの記事も参考にどうぞ

リビングテレビ上の窓(横長FIX窓 1550×415)

キッチンのFIX窓より、少し横幅が小さい横窓になります。

テレビは60型を壁掛けで設置壁掛けテレビの詳しい記事はこちら)しています。

テレビは西側になるので、ロールスクリーンを設置しました。

リビング勾配天井部分の小窓(四角FIX窓 500×415)

うちの旦那のこだわりの小窓です。

本当は天窓が欲しかったようですが、屋根に付ける窓は諦めてもらい、壁のいちばん高い位置に設置しました。

たまに月も見えます。空の色が切り取れて、テレビ上の窓から見える空との濃淡を楽しめて、けっこう気に入っています。

残念ながら、絶対に自分では掃除できませんけどね…。

階段ホールの採光用の窓 2枚(縦長FIX窓 350×1915)

階段ホールもFIX窓にしました。

階段の踊り場から手を伸ばしても届かないので、FIX窓で十分でした!

西側には道路があり、人目が気になるかな?と思ったので、型板ガラス(すりガラス)にしてあります。

和室の地窓(横長FIX窓 1550×415)

和室の地窓にも、FIX窓を選びました。

この大きさの窓は、実はリビング上のテレビの窓と同じサイズになります。

地窓の方が目線が近いので、すごく大きな窓に見えます。

ただし和室の地窓でちょっと失敗だったのは、通りに面しているので、外からも丸見えという点でした…。

外構に目隠しフェンスを選ばざるを得なかったので、外構費用が増しました。もしくは壁付けのシェードをつければよかったかな?と少し後悔しています。

窓選びは外観からどう見えるかもよく考えて! 機能と見た目のバランスが大切

個人的には、機能性から言えば引き違い窓(よくある横に開閉する窓)が最強だと思っています。

お値段もお手頃だし、それなりに大きいサイズもできる。開け閉めもしやすいので◎

FIX窓にして、後から「開閉したかったな…」って思うぐらいなら、最初から引き違い窓を多用しておいた方が間違いはありません。

ただし、外観を考えると、引き違い窓ばかりだと外観がちょっとダサいんですよね…。

注文住宅を建てると必ず、「お気に入りの角度」みたいのがあると思うんです。

せめてそのお気に入りの角度から見た外観だけでもこだわっておけば、おうちの出来上がりの満足度も変わると思います。

▼最初のプランでは、見事に全部引き違い窓でした

ぜひ、窓選びもよく考えてみてくださいね!

カップボード横長窓

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次