カサートSのシェルター工事の様子|上棟日は雨でした【パナソニック ホームズ】

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待ちにまった上棟(シェルター工事)の日。晴れであってくれれば最高ですよね。

 

残念ながら、わが家は上棟工事の1日目〜2日目の午前中までずっーと雨。ずぶ濡れでした…

 

パナソニック ホームズの場合、建物本体は滋賀やつくばにあるパナホーム工場から出荷になります。なので、出荷日が1ヶ月以上前から決まっています。

パナホームの建物の組み立てに関しては、シェルター工事専門の組み立て部隊がいらっしゃいます。組み立て部隊の方たちは忙しいらしく、スケジュールはびっちりとのこと。

 

ということで、よほどのことがない限り、パナソニック ホームズの上棟(シェルター工事)は雨でも行われます。

 

上棟の間はずぶ濡れすぎて心配だったけど、内装工事が進んでいる現在は床下も外壁の継ぎ目もカラッと乾いています。

結果的に雨の日の上棟でも、特に問題はありませんでした!

…と言うことで、雨の日の上棟でも心配ありません!(身をもって知りました。)

 

予定通りやるか、やらないかは、あらかじめ決められているシェルター工事日の前日か前々日に、現場監督さんから連絡が入ります。

天気予報が雨で「予定通りやりますよ!」と言われるとがっかりするかもしれませんが、大丈夫です。

 

この記事では、パナソニック ホームズのカサートS(HS構法)の雨の日の上棟についてまとめます。

 

▼カサートにはHS構法(S:鉄骨軸組)とF構法(C:大型パネル)の2種があります。わが家はカサートSです

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目次

パナソニックホームズのシェルター工事が延期になるとすれば、どんなとき?


風が強く、クレーン車が安全に動かせないとき

雨の有無よりも、風の方が大敵だそうです。

理由は、クレーン車が風であおられてしまうので、部材を安全に設置できないから。

鉄骨の柱や梁、窓ガラスの入った外壁パネル、屋根材などをクレーンで持ち上げるので、風にあおられてしまうと危ないです。(足場にぶつかったり、作業されている方にぶつかったり…)

 

作業される皆さんの安全の確保は最重要ですし、工場から出荷される部材が傷ついてしまうと、再度生産するのに時間がかかるので工期も遅れてしまいます。

この辺は、現場監督さんが判断するところになります。

 

ポイント

梅雨の時期や、秋雨前線が停滞する9月頃などは、雨に降られる確率が高いですよね。特に、8月下旬〜9月にかけては台風がくるので、風速が上がることが予想されます。

ただしこれは毎年のことなので、経験豊富な現場監督さんの判断を信じればいいと思います。

 

カサートS(鉄骨軸組工法)のシェルター工事は2日間〜工程の流れ

カサートC(大型パネル工法)では、シェルター工事はだいたい1日で終わるようです。

我が家が建てたカサートS(鉄骨軸組工法)では、平屋の場合ですと1日、2階建の場合はだいたい2日かかるとされています。

 

まずは1階部分の鉄骨の柱を立てる

カサートSの方が上棟工事に時間がかかるのは、柱の本数が多いからです。

1階部分の鉄骨の柱がすべて立つのに、約半日かかりました。

 

外壁パネルの搬入

窓枠つきの外壁パネルがどんどんとクレーン車で吊り上げられて組み立てられていきます。

 

2階の床(ALC板)の搬入と設置

ALC板というコンクリートの床の搬入の様子です。

1階の外壁ができたころに搬入をし、2階の床に敷きつめていました。防音の効果抜群です。

1階部分の組み立てが終わり2階の組み立てを少しやったところで1日目は終了です。

 

2階部分の鉄骨柱の組み立てとパネル搬入(2日目)

1階の次は2階部分です。

1階のときと同じ要領で組み立てが進みます。

 

屋根パネルの搬入

2日目の午後になると、やっと屋根付近の組み立てでした。

パネルを搬入後、屋根を設置して上棟は終了です。

 

最後の最後にやっと晴れました。

 

▼パナソニック ホームズの外壁キラテックタイル は現地での施工になります

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雨の日のシェルター工事で、大切なわが家がずぶ濡れに…。カビが生えたり、部材が痛んだりしないの?

我が家の上棟工事は、8割以上雨に降られて終わりました。

ずぶ濡れになってしまうと、カビが生えるリスクはゼロではありません。

工場から運ばれてくる部材は雨にぬれても大丈夫なのでしょうか…?

 

鉄骨と外壁パネルは、雨に濡れても大丈夫。

上棟日に搬入される木製の床材(フローリングの下地)は、濡れると良くない様子。濡れてマズイものは、すぐにビニールシートで養生していました。

 

濡れても大丈夫な部材

  • 鉄骨
  • ボルト類
  • 外壁パネル
  • 2階のALC床
  • 木製の屋根材
  • 梁の間に入る断熱材

つまり、建物の外側になる部分については濡れても問題ないです。

 

実際に上棟の様子を見るまでは私自身も半信半疑でしたが、終わってしまえば確かに大丈夫でした。

 

鉄骨の様子

鉄骨の梁は、黒い塗装でコーティングされているのでサビの心配はありません。

 

外壁パネルの側面

強いて言えば、外壁パネルに木材が使われているので、継ぎ目の部分は濡れるとあまり良くないのかなぁと思いましたが、しっかり乾けば大丈夫です。

 

屋根材は木製ですが、そもそも木造のおうちは上棟後に雨が降ることがありますので、全然問題ありません。

 

梁に入れる断熱材

梁の中に入る断熱材も雨の中搬入されました。

ビニール袋に入って、さらに袋に入っているので特に問題はなさそうでした。

 

現場監督さんに聞いても、「大丈夫です」って答えるしかないですけどね…。

できあがって住んでみたら、乾燥に悩まされているぐらいなので全然問題ありません。

 

 

パナソニック ホームズで上棟時に雨だった場合、土間コンクリートの上をしっかり乾かしてもらってから作業すれば大丈夫

素人目線でいちばん気になったのは、室内にできてしまった水たまりです。

土間コンクリートはいくつかの部屋に別れていますが、水が排水されるマスと、そうでないマスがあります。

水がはけない部分は、プールのように水が溜まってしまっていました。

 

上棟が終わると、すぐに内装工事に取りかかるわけで、濡れたままの状態で床材を設置されてしまっては湿気がこもってしまいます。

 

我が家の場合は、

  1. バケツで水をかき出す
  2. 雨が降らなくなった段階で、窓を開けて通気を良くする
  3. 自然乾燥
  4. 内装工事の大工さんがお掃除

 

こんな流れで自然に乾いてキレイになりました。

特に送風ファンの設置などはしていません。

上棟日を含め、1週間以上雨が続くようであれば機械を使っての乾燥になるかもしれませんが、我が家のように上棟後晴れてくれれば2〜3日ですっかり乾きます。

 

▲床の上はすっかり乾いてキレイに

 

土間コンクリートの上は、大工さんがキレイに掃除してくれて泥汚れはまったく気になりませんでした!

 

パナホームの場合、壁の内側の断熱材は内装工事で設置されるので雨の心配はなし

実際に自分のおうちのシェルター工事をやるまでよくわからなかったのですが、内側の断熱材は内装工事でつけられます。

上棟日はおうちのカタチにはなるものの、本当に外側だけです。

 

よく断熱材は水に濡れると良くないと聞きますが、上棟日時点で室内側の断熱材は入っていません。

なので、屋根さえついてしまって、室内が乾いた状態で施工してもらえば特に心配はいりません。ちなみに我が家の断熱材はロックウール16mmになります。

 

わが家は雨でしたが、皆さんの上棟日が晴れることを祈ります!

 

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