わが家はパナソニック ホームズでおうちを建てました。
ソーラー発電、蓄電池を導入し、家中オール電化です。さらにWi-Fi接続で便利に使える「スマートHEMS」が大活躍中です。
契約後、パナホーム光回線について案内の電話がありました。そこでいろいろと疑問に思ったことを質問して、
- どんな人にパナホーム光がおすすめ?
- こんな人にはパナホーム光は向かない…
ということを考えたのでまとめます。
カンタンにまとめると…
- キャリアスマホとセットのお値段重視の方→ドコモ光・ソフトバンク光などを選んだ方が◎
- 手続きや考えるのが面倒な方・格安スマホの方→パナホーム光にしておけば、そこそこ月額料金も安いし、入居までに全部やってもらえるのでオススメ
賃貸のときは、ソフトバンク光はマンションプランが使えて月額料金が安く抑えられましたが、戸建てだと料金がアップしてしまいます。
その点、PH光は長く戸建てに住むファミリー向けにはかなり有利な内容になっているのではないでしょうか。
ネット回線パナソニックホームズ光(PH光)のサービスの概要と特徴について
PH光の選べる2つのプラン内容
定額制 ハイスピードプラン
月額4,760円(税抜)
(最大1Gbps)
2段階定額制 ライトプラン
月額3,780円〜上限5,480円(税抜)
(最大100Mbps)
↑いずれのプランにも、プロバイダ料金とWi-Fi機器レンタル料込みになっています。
パナソニック ホームズの施主向けインターネットサービス「PH光(パナホーム光)」には、ライフスタイルに合わせて2種類のプランが用意されています。
普段スマホを使ってYouTubeを見たり、パソコンをインターネット接続するのであれば、迷わずハイスピードプランを選ぶべきでしょう。
パナホーム光のハイスピードプラン単体であれば、ソフトバンク光よりもお安い月額料金になっています。
2段階定額制のプランは、HEMS関連だけネットに接続しておきたい人や、スマホやパソコンをあまり使わない世代向けと言えます。
回線速度についても、2段階定額制は最大100Mbpsなので、ハイスピードプランの1Gbps(=1000Mbps)と比べてしまうともの足りないでしょう。
PH光(パナソニック ホームズ光)ってどんなサービスなの?
- 光コラボ回線(ネット回線はフレッツ光と同じ)
- サポートは施主専用の窓口があるのでスムーズ
- Wi-Fi機器レンタル料金込み
- プロバイダ料金込み
- 必要であれば、ひかり電話・光TVも使用可能(オプション)
- 契約年数の縛りがない
パナホーム光は、NTTのフレッツ光の回線を利用した「光コラボレーション」です。
サービス内容や通信速度などは、ソフトバンク光やドコモ光と同じと考えてOKです。
他の光コラボとの違い
- 契約年数に縛りがない(契約解除手数料がない)
- 開通の工事費は実費(21,800円〜)(キャンペーンなどで無料になることは今のところない)
- スマホ契約と合わせて割引特典がない
- 契約できるのは、パナソニック ホームズを建てた人だけ
この前、家電量販店でソフトバンクのお兄さんと話したのですが、工事費が実費であってもPH光の内容であれば3年以上契約すれば余裕で元が取れると言っていました。
インターネット接続をパナホーム光(PH光)にするメリットは何?
- 引き渡しまでに確実にネット回線を開通させておきたい
- インターネット接続契約について、手間をはぶいてラクに手続きしたい
- 今までのネット接続で、Wi-Fi機器レンタル料がかかっている場合はお得かも?
- ネット接続に関するサポート体制を充実させたい
- スマホとのセット割で契約更新毎に乗り換えずに済む
パナホーム光の強みは、「契約の手続きがラクで、サポート窓口も繋がりやすい」という点です。
ハウスメーカー経由でネット回線の契約手続きができますし、フリーダイヤルのサポート窓口はオペレーターに繋がりやすいです。
例えばソフトバンク光のサポートに電話しても、「電話が混み合っています」と言われたまましばらくオペレーターに繋がりません。これはとてもストレスです。
家の光回線については、スマホの乗り換えと違って手続きが億劫なので、その辺のストレスを軽減しつつ、快適に使い続けられるという点はメリットですね。
パナホーム光(PH光)のデメリットはどんなこと?
- 月額料金について割引がない
- 工事費無料のキャンペーンなどがないので実費の工事費が一括請求される
- キャッシュバックなどのキャンペーンがない
- 引っ越し前のおうちでネット回線を使っていた場合、解除手数料がかかる場合がある
パナホーム光の現状のデメリットとすると費用面が大きいこと、割引やキャッシュバックによるお得感が少ないことですね。
ハイスピードプランの月額4,760円(税抜)という価格設定は、いたって普通です。
でもこの4,760円という価格には、プロバイダ料金とWi-Fi機器レンタル料も入っているので、昔からずーっとネット接続料金の見直しをしていない人であれば、むしろ安い金額設定かもしれません。(契約内容による)
ただし、わが家のようにスマホとセットで家のネット料金の割引を効かせている場合と比べると高いです。
戸建て月額 5,200円 + Wi-Fiなどのオプション 500円 = 5,700円
だけど、おうち割光セットが1人あたり1000円割引(夫婦2人分で2000円)になるから、実質 3,700円で使える計算に…!
ということで、大手キャリアのスマホとセットで家族の通信料を安く抑えたいという方には向きませんね。→ソフトバンクのおうち割光セットを詳しく知りたい方はこちら
工事費については、ソフトバンク光やドコモ光で新規契約や引っ越し契約をする場合は、無料のキャンペーンをしている場合が多いです。
▼実際にわが家は無料で引っ越し手続きしてもらいました
パナホーム光の場合、一括払いで工事費を請求(21,800円〜)されてしまうので、初期費用をできる限り抑えたいという方にも向きません。
注意ポイント
契約内容によって条件がかわるので、詳細は担当営業か、受付センター(0120-350-022)に確認してください。
パナホーム光は、今後スマホとセット割引に縛られないのであればおトクな選択になる
PH光というパナソニック ホームズの施主限定のインターネット接続サービスについては、個人的には長い目で見ればおトクで、楽チンな選択だと思います。
PH光のポイント
- スマホの2年縛りがある以上、スマホとセットで家のネット契約している場合は、同時に変更していかないと損になる→その点PH光なら縛りがない
- キャリア系の光回線で、契約解除料金(約10000円)がかかることを考えれば、2回解除料を支払ったと考えるとパナホーム光の工事費と同じ
- Wi-Fiとプロバイダ料金込みで4,760円で使えるなら、戸建てプランとしては安い方
- 格安スマホを検討している(すでに持っている)方には、セット割に縛られなくてよいのでおトク
- サポート体制(電話対応)が早く繋がるので、ストレス軽減
少なくとも、スマホとセットで家のネットも乗り換えないと…というストレスから解放されつつ、月額料金もそこそこリーズナブルに使える点ではパナホーム光はオススメですね。
工事費の無料キャンペーンなどがないのは残念ですが、スマホの乗り換えとネット回線の乗り換えのタイミングが合わずに解除手数料10000円をなんども支払うことを思うと、長い目で見ればパナホーム光の方がお得という考え方もあります。
もしパナホーム光の契約を考えているのであれば、
- 引っ越し前のネット契約が契約更新月であること(解除手数料がかからない)
- 初めてネットを契約する場合(解除手数料は考えなくて良い)
以上の条件に合った状態で、検討することをおすすめします。
↓大手キャリア系なら、キャッシュバックや特典が充実しているので合わせて検討しましょう。
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