新築のリビングで見るテレビ。私はこんなことで悩みました↓
- テレビ台の上にテレビを置くか
- 壁掛けテレビにするか
壁掛けテレビにすることで、デメリットってあるのかしら?
無難なところで考えれば、テレビ台の上に置けば何も心配する必要はありません。
配線もテレビボードで隠れますし、光や角度などでテレビが見づらかったら、手軽に位置を変えることもできます。
わが家はパナソニック ホームズでおうちを建てましたが、鉄骨住宅は木造と違って木材の梁がないので、壁掛けテレビにする場合はあらかじめ下地を入れてもらうようお願いする必要もありました。
結果的にわが家は壁掛けテレビにすることに決めました。理由は2つ。
- 賃貸ではテレビ台にテレビを置いて見ていたが、意外と不満が多かった
- スッキリした空間に憧れがあったから。壁掛けテレビかっこいい!
結果的に、リビングの60型テレビを壁掛けにしてとても満足しています!
ぜひ壁掛けテレビのメリット・デメリットを確認して、検討してみてくださいね。
壁掛けテレビにすることで考えられるデメリットはどんなこと?
壁に穴を開ける必要がある
壁掛けテレビの最大のデメリットは、壁に穴を開けなければならないことです。
ホッチキスで留めるタイプの取り付け金具も販売されていますが、テレビの重さを考えるとちょっと心配ですよね。
壁に穴を開けて設置するので、うっかり失敗してしまうと壁やクロスが傷ついてしまいます。
壁掛けテレビを設置する壁に負担がかかる(下地は必須)
わが家は60型のテレビを設置しましたが、すごく重たいです。
取付金具も重たくて大きいテレビを支えるので、とても重たくできています。
ということで、壁にはものすごい重量がかかります。
テレビが落ちてしまったり、壁に負担がかかる原因になります。
つまり壁掛けテレビは、あとでやっぱり壁掛けにしたいと思っても、壁にそれなりの準備がないと厳しいです。
木造のおうちでしたら、梁を狙って取り付けるという方法もありますが、やはり希望の場所に下地を入れてもらうのが安心です。
一度設置したらテレビの位置を動かしにくい
壁に穴を開ける関係で、テレビの位置は最初に壁掛けした場所に固定になります。
もしテレビ台に置いてテレビを見る場合は、配線だけ伸ばせばテレビの設置場所は移動可能です。
テレビの位置が決まると、必然とソファやテーブルの位置が決まってしまうので、模様替えするときにネックになる可能性があります。
金具によってはテレビ向きを変えられない
液晶テレビの表面は、光沢のある素材でできていますよね。
光の加減によっては、窓や照明などが映り込んだりして見づらくなってしまう場合があります。
そんなとき、値段の安い壁掛けテレビの金具をつけてしまうと、まったく画面の向きを動かせないので注意が必要です。→寝室の壁掛けテレビの失敗談はこちら
▼わが家のリビングのテレビはこちらの商品で取付してもらいました(施主支給)
配線や周辺機器の設置場所を考えないとダサくなるかも
壁掛けテレビで注意したいのは、配線関係の見た目についてです。
通常、テレビに隠れるようにコンセント関係を配置してもらうか、壁の中を通るように隠蔽配線にして目立たせなくします。
なので、設計段階で「テレビを壁掛けにするのか、しないのか」については、ある程度考えておく必要があります。
テレビ裏の配線
うちの場合、難しいことは考えず、テレビで配線を隠すという方法で設置しています。
もしテレビ台に置く前提で配線とコンセントの配置が行われてしまうと、テレビの下に配線が丸見えになってしまいます。
その場合は、ケーブルソック
壁掛けテレビのデメリットは、設計段階、建築段階でしたら十分に対応できることばかりですね。
次は壁掛けテレビのメリットです。スタイリッシュに仕上がるだけじゃないんですよ。
見た目だけじゃない! 壁掛けテレビにするメリット
子どもが揺らしたり、地震のときに落下の心配がない
結婚したときに購入したテレビは40型でした。テレビは、土台はしっかりしているものの、液晶が薄いので安定感はあまりないですよね。
新居のリビングでは、60型のテレビを設置しました。
画面のサイズが大きくなると、置くときの安定性が気になること以外にも、重いので万が一落ちたときに大惨事になりかねません。
テレビの位置を高めにできる
テレビ台に置く場合は、テレビの高さは決まってしまいますよね。
テレビとの距離によって適切な高さは変わりますが、遠くから見る場合は少し高めに設置したほうが見やすいです。
壁掛けテレビだと、高さの調整や角度の調整ができないように思いますが、実際には取り付け金具をちゃんと選べば自由自在です。
- テレビを高めに設置して、寝っ転がって見るときは画面を下向きに
- ダイニングなどで見たい場合は、左右に動かして角度を変える
- ホコリがたまりやすいテレビの裏面のおそうじは、アームを手前に引き出して
可動域が広いタイプの取り付け金具を設置しておけば、ライフスタイルに合わせてテレビの高さや角度を自由に決められます。
こんな感じ
リビングに設置する壁掛けテレビには、万能な金具を取り付けておいた方が無難です。
テレビ台が必要なくなり、空間の有効活用ができる
壁掛けテレビを設置する場合は、必ずしもテレビ台を置かなくても大丈夫です。
テレビ台はホコリが溜まりやすいですし、掃除もしにくいですよね。
なんと言っても、テレビ台がないだけで部屋はかなり広く感じます。
↓テレビ台に収納する定番のものと言えば、以下のようなものが主ではないでしょうか。
- ブルーレイ・DVDプレーヤー
- ゲーム端末
- DVDソフト・ゲームソフト
- ハードディスク録画
- スピーカー
もし、上にあげたようなものがおうちにたくさんあるようでしたらテレビ台はあったほうが便利です。
引っ越し当初はテレビ台を置かず、必要なら買い足すというスタンスでいきます。
▼テレビ台がないと、ロボット掃除機がそうじしやすい環境になります
壁掛けテレビの場合、テレビ台はあってもなくても大丈夫です。
わが家では、現時点ではテレビ台を使用していません。
テレビ台に液晶テレビを置いて使っていて不満に感じていたこと
賃貸に住んでいると、当たり前のことながら壁に穴を開けるのは難しいので、テレビ台にテレビを置くようになります。
子供が生まれる前は特に不便はありませんでしたが、子供の成長とともにこんな↓悩みが出てきました。
- テレビ台の下側がおもちゃだらけに
- テレビ台の収納はすべて引っ張り出されてしまう
- テレビ本体が触れる高さなので、ベタベタ触って画面が汚れる(ときには落書きされることも)
- グラグラ動かすことがあって危ない
テレビ台に付いている収納も、引き出しロックがなければすべて開けられてしまいます。
テレビ台に置くタイプだと、どんなおうちでも手軽にできる反面、掃除がしにくく危ないという悩みがありました。
壁掛けテレビにする場合、後悔しないようにしっかりと準備をしよう
「壁掛けテレビにするか?」という悩みは、新築の注文住宅だからこそです。
賃貸や建売住宅の場合は、穴を開けるのが難しかったり、壁の補強が足りずに設置が難しかったりという問題があります。
また、壁掛けテレビにする場合は、「金具の取り付けとテレビの設置を誰にやってもらうか?」という問題もあります。
家が建ってしまってから壁掛けテレビにしようとすると、工賃が発生してしまう場合があります。
この点、建築段階で壁掛けテレビになることが決まっていれば、うまくすればハウスメーカーで取り付けまですべてやってもらえる可能性が高いです。
どんな生活をしたいかをよく考えて、検討しましょう。
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