おうちを新築するにあたり、パナソニック製ロボット掃除機「RULO(ルーロ)」をお迎えしました。
機種は「MC-RS810」で、ルーロのシリーズの中でもいちばん高機能なタイプになります。
三角形のフォルムと回転するブラシで部屋のすみずみまでお掃除できる点でルーロは優秀ですよ。
お掃除中のルーロ
新築するまでロボット掃除機を使ったことはなく、今回のルーロが初挑戦になります。
部屋のすみずみまでお掃除してくれて、ちゃんと充電基地まで戻るルーロちゃんは、もはやペットのように愛おしい存在です。
ルーロが掃除しやすいようにと、子どもたちも率先しておもちゃのお片づけをしてくれるようになりました。
もともと、ロボット掃除機が動きやすい間取りを考えていたこともありましたが、使ってみてわかったことや注意点もあったのでまとめていきます。
▼うちで使用のルーロはこちらです。
パナソニック製ロボット掃除機「ルーロ」の最上位機種(800シリーズ)でできることは?
現在、パナソニック製ロボット掃除機「RULO」には、グレード別に3種類のラインナップが発売されています。
なので2階フロアすべてをルーロに掃除してもらうように、最上位機種を選択肢しました。
ルーロのグレード別 機能比較の早見表
ルーロ(810) | ルーロ(310) | ルーロ(20) | |
最大稼働面積 | 約120畳 | 約30畳 | 約20畳 |
連続使用時間 | 100分 | 100分 | 70分 |
ダストボックス容量 | 0.25L | 0.25L | 0.15L |
アプリ対応 | ◯ | × | × |
搭載センサー | カメラ(SLAM) レーザー 赤外線 超音波 |
レーザー 赤外線 超音波 |
赤外線 超音波 |
掃除エリア指定 | ◯ | △ | × |
ルーロの入門機種の20シリーズはお値段はお安いですが、対応できる畳数が少なく、搭載されているセンサーも少ないので、リビング他約30畳以上の掃除をしてほしいというわが家のニーズには合いません。
対応できる畳数を考えれば、300シリーズでも十分な気がします。
ただし、最上位機種810シリーズでしか使えない機能に注目してみると、選ぶポイントになる点がいくつかあります。↓
- 専用アプリ対応(スマホからお掃除の状況確認や遠隔操作ができる)
- 徹底掃除機能(エリア指定ができる)
- SLAM(カメラセンサー)技術搭載で、お掃除マップを作ったり空間認識機能がある
意外とスマホと連動できる点が便利で、外出中にルーロを動かして実際に掃除した部分がわかる点、ゴミが多かった場所がわかる点、ルーロのエラー状況が確認できるなど重宝します。
1階、2階どちらもで使いたい場合でも、くまなく掃除してくれますよ!
ルーロの3つのグレードの価格差はどれぐらい?
▼810と310は、2018年モデルです。
▼2017年モデルなら、少しリーズナブルです。
RS810なら、アプリでゴミマップを確認して「徹底掃除」モードが使える点で有利
ルーロは自動モードでお掃除開始すれば、家全体をザッと1周くまなく掃除してくれます。
だけど部屋の中には特に汚れが気になるところがありますよね。わが家の場合、ダイニングテーブル周辺です。
上の画像は、実際に我が家でルーロが動いた部分に、ダイニングテーブルエリアを指定している状態です。
逆に「ここは入っちゃダメ!」というエリアも指定できますよ。
この徹底掃除モードを使えるのは、カメラセンサーが付いていてマッピングできアプリが使える800シリーズだけです。
実際にルーロを使ってみればわかりますが、エリアの指定をスマホでできるだけで、掃除機をかける頻度がかなり減ります。
超便利です。
意外と家具にガツガツ当たることは少ない。新築住宅ならセンサーの多い上位機種が安心
よくロボット掃除機で心配されるのが、家具や壁にガツガツあたって傷つきそうで心配という点。
実際使ってみると、意外とぶつからないです。ただし、絶対ぶつからないわけではないという点には注意です。
ぶつかりやすさについては、センサーの搭載数がポイントです。
下位機種の20では、センサーが2種類しかついていません。障害物の判別機能が低いことを考えると、新しいものが多い新築では、最低でも300以上のラインナップを準備するのが確実です。
ルーロを動かすにはコツがいる。ルーロお掃除中に起こった事件
子供のリュックのヒモに引っかかる(エラーで停止)
ヒモ系は巻き込みやすいです。
カゴに入れてあった子どものリュックのヒモを吸い込んでしまい、身動きが取れなくなってしまいました。
立てかけてあった踏み台を倒す(エラーで停止)
子供用にと用意した折りたたみ式の踏み台を立てかけておいたら、ルーロがお掃除しているときに倒してしまいました。
軽いものを立てかけて置く場合は注意が必要です。
倒れかかってきた障害物により、ルーロはエラーで停止してしまいました。
厚みのあるクッションラグにのぼれない(異音発生)
ルーロは厚み2cmまでは乗り上げることができますが、我が家のリビングの敷いてあるラグはクッション素材で3cm近くあります。
残念ながら厚みのあるラグにのぼることができず、タイヤが空回りするような異音が発生して困り果てていました。
今では、ルーロがお掃除する時は、ラグは床からはずすようにしています。
お風呂の扉が開いていて、風呂場に突入(その後、出られない)
ルーロは階段ほどの段差から落ちるということは特にありません。
ただし、1~2cmほどの段差でしたら降りてしまいます。
そして、お風呂場の扉を開けておいたところ、ルーロが入ってしまい、しかも戻れなくなってしまいました。あわや水没の危機でもあります。
バリアフリーに設計されている最近のおうちでは、ロボット掃除機を動かすときは必ずお風呂の扉は閉めておかないといけませんね。
エラーで停止する理由の8割が「ダストボックスがいっぱい」…長い髪の毛の家族がいる場合は注意
0.25リットルのダストボックスは、30畳ほどのワンフロア1周半ぐらいはできる容量があります。
でもすぐにダストボックスがいっぱいというエラーが出てしまうんですね。
ペットがいるおうち、毛足の長いラグを使っているおうちでも、ダストボックスがいっぱいになるエラーは出やすくなってしまうと考えられます。
ルーロが快適にお掃除できるよう、ルーロのために片付けをする習慣が身に付く! 結果、いつも部屋がキレイに
ロボット掃除機を導入したら、意外なメリットがありました。
それは、ルーロが動きやすいように片付けるようになったという点です。
賃貸暮らしの時は、床におもちゃや洗濯物を散らばせといても「まぁいっか」と思うことも多々ありましたが、ルーロを動かすためには床の上を片付けなければなりません。
結果的に、ルーロを動かす前は部屋をリセットした状態にする必要が出てきます。
子どもたちも率先しておもちゃを片付けてくれるようになりました。
ルーロと、ルーロを愛する人間たちの手により、ルーロを動かした後はとてもキレイな状態の部屋に仕上がります。
ルーロが苦手な掃除や、掃除できない場所
- 建具のレール部分のお掃除
- 大きすぎる固形物の吸い込み
- 食べこぼし(湿っているもの)の掃除
- 階段など段差のある部分の掃除
- 高さ10cm以下の家具の下部分の掃除
- 幅35cm以下のルーロの入り込めない場所の掃除
- 高さ2cmを超える段差のある部分(ラグなど)
- フリンジがついたラグは巻き込んでうまく使えないので注意
引き戸のレールの溝のお掃除は、ルーロの苦手なお掃除ですね。
気になる方は、上吊レールを採用しましょう。
また、ルーロが通り抜けられるサイズの家具や隙間は掃除できますが、入り込めない部分は当たり前ながら掃除できません。
家具の配置を工夫したり、ロボット掃除機が掃除しやすい足つきの家具を使うのがおすすめです。
▼和室の畳の上は掃除できます
ルーロの動作音はどれほどうるさいのか? 寝ている間や外出中に動かすのがオススメ
あと気になるであろう、ルーロの動作音のこと。
感想としては、それなりに音はうるさいと感じました。
ウィ〜ンという音とともに、タイヤで走る音がします。汚れが多い部分はハイパワーになるので、さらに音は大きくなります。
ルーロ800シリーズなら、専用アプリで動作を確認できる
▲色が濃いところがゴミが多かった部分です。
外出中や寝ている間にルーロを動かすとなると、やっぱりどこをどう掃除して、どこが汚れていたのかは確認したいところ。
そんなとき、専用アプリがあると一目瞭然なのでおすすめです。
しかもエラーで止まってしまったときも通知がくるので、対処しやすい点でもアプリがあって便利だと感じています。
ルーロをおうちに連れてくるなら、床にモノが少なく家具も最低限の早いうちがベスト!
おうちにルーロが来てくれたおかげで、家事ストレスがかなり軽減しました。
実際にルーロを動かしてみて思ったのは、もし新築してロボット掃除機の購入を考えているなら、早いうちに連れてこないとその後の家具やインテリア選びに失敗するという点。
ある程度、家具を買いそろえた後にルーロを動かすと、お掃除できない部分が増えてしまう可能性があります。
できるだけルーロの可動領域を広げるためには、ロボット掃除機が動きやすい家具選びや配置が必要不可欠です。
ルーロが掃除できない部分は、自分でやるようになるわけなので、家具選びは慎重にしてくださいね。
▼おすすめルーロ2機種はこちら
▼ロボット掃除機選びで悩んでいる方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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