わが家は、おうちを建てようと決意してから約9ヶ月で、本当におうちが建ちました。
家づくりには理想がつきものですが、一方で、限られた予算、土地の形状や条件、ハウスメーカー独自の強みや弱点がつきまといます。
ハウスメーカー選びで悩んだ末、パナソニック ホームズで契約しおうちを建てていただきましたが、最初の希望がどれだけ叶ったのか振り返ってみます。
わが家(私)の14の理想↓
- 冬はポカポカ暖かく、夏は風通しがいいおうち
- リビングに吹き抜けのあるおうち
- リビング階段があるおうち
- 棚は置かない。備え付けの棚を設置したい
- ルンバに優しい、フラットなフロアづくり
- 木のぬくもりを感じられる内装デザインのおうち
- ダイニングテーブルは使わない。床でぬくぬくシンプルな生活
- 日当たりの良い和室がある暮らし
- 家事動線を考えて、1階にファミリークローゼットを配置
- 2階の間取りはシンプルに。子供部屋は仕切りなしでドア2つ
- 子供の勉強スペースはリビングに配置
- シューズクロークを設置。アウターを収納できるように
- システムキッチンはアイランドタイプ(オープン)に憧れる
- 自分の仕事スペース(PC作業用)を確保
▼家づくり当初に書いた記事はこちら
冬は暖かく夏は風通しの良いおうち→◎全館空調エアロハスで実現
家づくり計画当初は、夏と冬の快適さ=「気密性」とか「風通しの良さ」というイメージでしたが、結果的にパナソニック ホームズの全館空調で快適生活になりました。
ちなみにパナソニック ホームズは気密性の数値の公表をしていません(カサートSでUA値0.6以下は確実)が、住んでみて特に申し分ありません。
断熱材はロックウールがぎゅうぎゅうに詰まっています。
鉄骨住宅は夏暑くて冬寒いというイメージがありますが、パナソニック ホームズの場合は鉄骨の柱の周りにも断熱材が巻かれるので、そんなに大きな影響はないように感じます。
リビングの吹き抜け→◎2階リビング勾配天井で視界の広さを確保
寒冷地でおうちを建てたので、吹き抜けは最大の憧れではありました。
結果的にわが家は2階がリビングになりました。
2階リビングを利用して、天井を勾配させて、吹き抜けのような働きをしてくれています。
天井が高いとものすごく空間が広く見えます。しかも吹き抜けと違って、床面積は増えるので、家を広く使うことができました。
リビング階段→◯2階リビングは階段までひと続きのワンフロアに
そもそもリビングが1階ではなくなってしまったので、リビング階段という考え方が当てはまらなくなってしまいました。
しかしながら、階段ホールとリビングを腰壁で繋げたことで、下の階とのアクセスはよくなったように感じます。
2階のリビングにいても、玄関で「ただいま〜」と声を出せば聞こえます。
備え付けの棚→◎ダイニング周辺に作り付けの収納を確保
自前の収納棚は最小限に、造り付けのクローゼット類を充実させたいという考えがありました。
結果、ダイニングテーブル後ろ(キッチンの背面収納横)に、大容量のクローゼットを作りました。
中は可動棚
見ての通り、収納力は抜群です。
奥行は約35cm程度で、深すぎず浅すぎず絶妙です。
子供のおもちゃや書類など、細々したものなんでも入れられます。
コンセントをつけたので、ダイソンの充電スペースとしても利用しています。
キッチン・ダイニング周辺にたくさん収納を作ったおかげで、ダイニングテーブルの上が片付きやすくなりました。
ルンバに優しいフラットなフロアづくり→◎リビングフロアすべてがフラットな空間に
こちらも見事に達成できました。
しかもリビングだけではなく、フロア全体がぐるっと回れる間取りになったので、ルーロちゃんも毎日ぐるっとお掃除に出かけてくれます。
- リビング
- ダイニング
- キッチン
- 家事ラクピット
- ファミリークローゼット
- 脱衣室
- 階段ホール
全てぐるーっと1周してくれますよ。
木のぬくもり→△鉄骨住宅に。シート材多用だけど、リビングフローリングだけは満足の仕上がり
正直、最初の頃は鉄骨住宅を建てようとはまったく考えていませんでした。
でも鉄骨住宅の良さを知り、希望の間取りができ、かつ内装もイメージ通りの仕上がりになったことで、木造住宅にこだわらずに考えて正解だったと感じています。
ダイニングテーブルは使わない→△やっぱりダイニングテーブルは必要と判断。置く場所も十分
最初に見に行ったハウスメーカーのモデルルームに素敵な座卓が置いてあり、なんだか昔の古き良き家族団らんのイメージが強く残っていました。
しかも、最初の間取りの設定だと、ダイニングテーブルを置くと部屋が狭くなってしまうというデメリットもあり悩みどころでした。
思い切って2階リビングにしたことで、大空間を実現できたと思います。
日当たりの良い和室がある暮らし→◎できました!
和室も6畳ですが、なんとか作れました。
和室はお客様用、庭へのアクセスがいいことから第2のリビングとして活躍しそうです。
1階にファミリークローゼットを配置→◎2階リビングフロアに配置
リビングが2階になったので、必然とファミリークローゼットも2階になりました。
こちらも使い勝手が良く、収納力抜群です。
家族分の服が入るのはもちろんですが、真ん中の通路で着替えまでできます。
隣にはお風呂・脱衣室があり、ドラム式洗濯機があるので、家事における「洗濯」のストレスがかなり減りました。
今はドラム式洗濯機で乾いたものを、脱衣室とファミリークローゼットにしまうだけになりました。
子供部屋は仕切りなしでドア2つ→◎できました!
なんのこだわりもない子供部屋ではありますが、普通にできました。
クローゼットも同じサイズが2つだし、窓の数も同じだし、平等に作れたと思います。
子供の勉強スペースはリビングに配置→◎専用カウンター設けました
キッチン前にはベリティスのインテリアカウンターをつけてもらいました。
奥行は50cm程度あり、勉強机や作業スペースとしては十分な広さです。
大人2人ゆったり座れるぐらいの幅(150cm)があるので、多目的に活躍しそうです。
カウンター上にはコンセントを設置し、パソコンやスマホの充電などにも使えるようにしました。
シューズクロークを設置→△設置したものの、少し狭かった…
シューズクロークも一応つけましたが、スペース的には結構狭いですね。
わが家は田舎でもあり、外にも十分なスペースがあるため、物置も設置してあるので、補助的な収納空間としては十分ではあります。
アイランドタイプ(オープン)キッチン→◎ラクシーナのフルフラットを採用
無事、キッチンはオープンタイプになりました。
アイランドキッチンではなく、ペニンシュラタイプ(コンロの横に壁があるタイプ)になっています。
自分の仕事スペース(PC作業用)を確保→◎キッチン横に2畳の書斎を確保
キッチン横に、私の仕事スペースを2畳確保しました。
実際に仕事をするのは、リビングのダイニングテーブルの方が多いと思いますが、雑多な書類やプリンタ置き場、パソコンやカメラ関係などの機械類の保管場所になります。
こう振り返ってみると、最初の家づくりのざっくりとした希望が、カタチは違ってもけっこう叶えられたことがわかります。
家づくりはお金がかかることなので、1度作ってしまったらしばらく後戻りはできません。
ぜひ納得のいくハウスメーカーや工務店を探して、自分たち家族の理想を伝えてみてくださいね。
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