我が家は完全注文住宅だったので、子供部屋の間取りも自由に決められましたが、中でも悩んだのは…
- 最初から個室の子供部屋を用意するか…
- 後から仕切れる大部屋の子供部屋にするか…
ちなみに我が家はというと、同性の”姉妹”だったので、間仕切りなしで計画し、完成しました。
アンケート結果
- 実施日:2020年1月30日
- 調査をおこなったアカウント:@fuyu_ouchi
- 回答数合計:2,775人
結果は、個室で考えてる方が多いものの、意外と差がないことがわかりました。
こんな感じに考えるといいかも
- 兄弟・姉妹(同性)の場合→間仕切りなしも選択肢に
- 兄妹・姉弟(異性)の場合→個室が基本
- 3人以上の兄妹・姉妹の場合→間仕切りなしも選択肢に
- 計画時に子なし・子ども1人で小さい場合→間仕切りなしも選択肢に
- 計画時に子供が小学生以上→個室が基本
我が家は同性の姉妹だったので大部屋にしましたが、基本は個室で考えるのがベストだと思います。
▼我が家はこんな子供部屋にしました
そもそも子供部屋は何に使うところ?…将来のプライベート空間と考えれば個室はマスト
- 子供自身のプライベート空間
- 遊びスペース
- 勉強スペース
- 寝るところ
- 自分のモノをしまっておく場所
そんな時、部屋を共有しているきょうだいがいたりすると、ちょっとイヤですよね。
インスタで聞いた「あえて最初から個室にした」体験談
- 将来のことを考えて兄弟なので元から壁で間仕切りをしました
- 男女のきょうだいなので仕切りなしはやめました
- 息子2人、将来のプライバシーのためにも区切りありの子供部屋で間取り作っています
- 同性だとしても2人一部屋はキツイ。思春期のことを考えると分けた方が良い
- 子供が小さいうちは一緒の部屋に…って考えたけど、あっという間に成長。最初から分けて正解
…なんかこう、男の子の思春期っていろいろあるんですかね。
インスタで聞いた「大部屋がイヤだった」体験談
- 私自身、姉と12畳の部屋を共有していたのですが、狭くてもいいから部屋別の方がよかったです
- 実家が大きい部屋で間仕切りが付けられるようになっていたが、結局3きょうだいでシェアした。1人部屋が欲しかったので、家を建てるときははじめから個室にしたい
いろいろな方のコメントを見ると、「同性だから大部屋でOK」というわけではないことがよくわかりました。
▼子供部屋の大きさに悩んでいる方はこちらもどうぞ
もし間仕切りを「後付け」する場合に、費用はどれほどかかる?
我が家の子供部屋は大部屋ですが、計画時に営業マンに「約10万円ちょっとで壁の増設工事は可能」と説明がありました。
DMにて
上の子どもが高校生になった頃、壁の増設工事をしたら約12万円ほどかかりました。
…と教えてくださった方がいたので、地域によって相場は違うものの「10万円〜20万円」をみておけばいいでしょう。
後から壁を作る時のデメリットや心配なこと
実際にいただいたコメント
- 実家は壁が薄くて、友達呼んだときの会話が全部丸聞こえでした。
- 一部屋を成長にあわせ2部屋にと思っていましたが、柱や収納、防音、工事費を考えてやめました。
- 結局(めんどうで)壁工事をしない人が多いと営業さんに聞いて、仕切りありの子供部屋にしました。
個室が必要な子供の年齢を考えると、中学生〜高校生ぐらいのいちばんお金がかかる時期ですよね。
そんなときに、10数万円支払って、工事業者を呼んで、1日〜2日かけて工事してもらうっていうことは、ストレスが大きいことは予想がつきます。
コメント
壁は後付けにしようと思っていたけど、絶対そのままになりそうだったので壁ありの個室にしました
子供部屋を個室にするデメリットは、子供の数が増えて足りない可能性が出てくること
コメント
当初の予定より子供が増えて、子供部屋が足りない。フリーの部屋を作るべきだった
もともと、4畳半ぐらいの設定で子供部屋を2つ用意していた場合、3人目が生まれたらどうしよう?…って困ってしまうことも多いようです。
対策としては、
- フリースペースを作っておく(小さい頃は子供の遊びスペースやランドリールームなど)
- 夫婦の寝室や書斎を使う
- 2段ベッドなどを使って共用してもらう
…といったようになりますね。
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子供部屋に壁以外の間仕切り(建具・可動式の壁や棚)をつけて可変性を持たせる方も多い
可動式の間仕切り棚(収納)を利用する
例えば、クローゼットとして利用できる可動式の棚を仕切りにするという考え方もあります。
家づくりを計画しているハウスメーカーや工務店によっても取り扱いが異なるので、詳細は設計士さんに相談してみてくださいね。
ただし、通常のクローゼットや間仕切り壁に比べると、高価になってしまう点ではデメリットです。
参考動画
引き戸のような建具で仕切る
例えば、我が家のリビングにあるような引き戸で簡易的に部屋を仕切れるようにしておくという方法もあります。
壁を作るよりは割高にはなりますが、開けておけば広く使える点ではメリットが大きいですね。
ただし、しっかりとした壁ではないので、個室感が少し薄れるのと、声が漏れやすいというデメリットは押さえておく必要があります。
可動する壁で仕切る
「壁自体が動かせる」という施工方法を選ぶことも考えられます。(できるかどうかは、施工会社さんに相談してくださいね)
2段ベッドやシェルフなどを使って簡易的に分ける
ドアとドアの間に、目隠しの棚を置いたり、2段ベッドで左右を簡易的に分けるという方法も考えられます。
ただし、思春期の子供から苦情がくる可能性は避けられません。
子供部屋の間仕切りについてのまとめ
- 基本は個室で考える
- 間仕切りをなくす場合は、将来の工事費用を予定しておく(タイミングは上の子が小学校高学年以降ぐらい〜)
- 可変性を持たせたいなら、可動式の収納や建具を計画しよう
子供の性格や年齢差によっても考え方や感じ方は変わると思いますが、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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