おうちを建てるにあたって、トイレの存在は欠かせませんよね。
- 1階→タンク式のTOTO製のトイレ
- 2階→タンクレスのパナソニック製の「アラウーノS2」
そもそも個人的には「トイレは1階にだけあれば十分でしょう!!」と思っていましたが、うちは2階リビングになったためトイレは各階に1箇所ずつ、2つ必要という結論になりました。
…さて、新築住宅の間取り計画のトイレで問題になること。
それは、トイレ内に手洗い器や手洗いカウンターをつけるかどうかについて。
水回りの掃除は大変なので、できるだけ蛇口を少なくしたかったからです。
ではどこで手を洗うのか?というと、トイレを出てすぐのところにある洗面台です。→洗面台の設置位置の詳細はこちら
実際に暮らしてみて、特に不便はありませんよ。
トイレ内に手洗い器を設置するメリットとデメリットを考えてみる
トイレ内の別付け手洗い器のメリット
イメージ写真
- トイレの後、手を清潔に保てる
- トイレの中で動線が完結する
- 洗面台をトイレ近くに設置する必要がない
- 誰かが洗面台を使っていても関係ない
- ドアノブが汚れない
- こだわれば、インテリアとして楽しめる
基本的には、「手を清潔に保てる」というのがポイントでしょうか。
また、朝のトイレ渋滞・洗面台渋滞を緩和できるというのもトイレの手洗い器をつけるメリットになりますね。
トイレ内に手洗い器をつけるデメリット
- 水回りの掃除が増える
- 手洗い器から水が飛び散って、周りの掃除が発生する可能性がある
- スペースが余分に必要
- トイレの費用アップ
トイレ内の手洗い器のデメリットとしては、掃除の手間と費用が主なところですね。
レストランなどのおトイレで素敵な手洗い器を見かけますが、アレって自分で掃除しないからいいものなんですよね。
私なんかは、蛇口が伸びない時点で掃除がしづらすぎて、もうイヤです。
友人・知人の家に行くと…
最初は必要だと思ってつけたものでも、生活していくうちに管理が面倒になったり必要ないと感じて使わないパターンも多いのかなと思っています。
トイレの手洗い器が必要かどうかは、メリットとデメリットをよく考えて、自分ならどうか?ということを考えるのが重要ですね。
わが家の場合、トイレの後はトイレを出てすぐの洗面台で手を洗うという選択〜費用削減、掃除の手間も省ける
わが家の場合、トイレ後の手洗いは、洗面台と兼用にしました。
1階2階いずれも、トイレを出てすぐの場所なので、トイレの後の手洗いにさほど不便は感じません。
間取りでトイレ近くにメインの洗面台を置けるように工夫できるなら、必ずしも手洗い器は必要ないと感じています。
▼わが家はむしろ脱衣室から洗面台を独立させた方がメリットが大きかったです
ドアノブが気になるなら、アルコール消毒という選択肢も
それでもどうしても、トイレの後の汚れた手でドアノブを触るのはイヤ!ということであれば、アルコール除菌ボトルを置いておくという方法もあります。
もし生活してみて必要なかったとしても、玄関やキッチンでも使えるので無駄にはなりません。
▼メインの洗面台はリクシルの「ピアラ」にしました
トイレのタンクに付いている蛇口を付けなかった1番の理由は「掃除が面倒だから」
そしてトイレの手洗い器の必要性を考える上で、タンク式のトイレの場合には蛇口がついたタイプもありますよね。
トイレのタンクについている水道って、とってもエコで便利だと思います。
トイレを流す前のきれいな水を使って手を洗えるし、省スペースだし…。
実は、以前住んでいた賃貸のトイレは、タンクに手洗いがついたトイレでした。
やはり蛇口の根元には汚れが溜まっていて、スポンジでこすっても簡単には取れないのが悩みでした…。
もしタンクの上に手洗いがなければ、汚れと言えばホコリがたまる程度なので、サッと拭くだけでお掃除は完了です。
タンク一体型は 蛇口が「あり」と「なし」では価格差はほぼない
ちなみにですが、ウォシュレットなしの暖房便座のトイレの場合の我が家の見積もり金額です。
- 手洗いあり→81,100円
- 手洗いなし→79,400円
つまり、トイレ内に小さい独立の手洗い器をつけるのと比べれば、タンク一体型の手洗い蛇口はものすごくおトク感があります。
逆に言えば、家の建築費用を削減したくて、タンク一体型の蛇口を付けようかやめようか悩む必要はありません。
タンク一体型蛇口のデメリット
基本的にハンドソープの利用ができません。
トイレの後は石鹸でしっかり手を洗いたい…ということであれば、やはりトイレ内の手洗い器を設置するか、洗面台で洗うしかありませんね。
アラウーノシリーズにはタンク一体型の蛇口トイレなし
アラウーノには、タンク式トイレのラインナップがないです。つまりすべてタンクレストイレになります。
アラウーノシリーズの中には、「手洗い付きトイレ」というラインナップが存在します。
このアラウーノの手洗いは、タンク一体型の蛇口と似ていますが、イメージ的には「省スペース洗面台」です。
あくまでも排水が独立している手洗いですので、ハンドソープを使用できるのが特徴です。
現在のところ、アラウーノVシリーズがいちばんリーズナブル(手洗いつき含む)ですが、TOTOやリクシルのタンク式トイレの方がずっと安く設置できます。
間取りによっても考え方は変わりますが、わが家は「掃除の面倒さ」を考えて、あえて蛇口なしトイレを選択しました。
こんなおうちもあることも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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