とても細かい部分ですが、キッチンシンクの素材でステンレスと人造大理石どちらが良いか悩みませんか?
ママ友とキッチンの話になり、ステンレスにしたママが「傷が気になる」と言っていました。
一方で人造大理石シンクの場合は、「シミが気になる」という話も。
わが家のキッチンは、パナソニックのラクシーナで2018年から新発売の「ラクするーシンク(人造大理石)」を採用しています。
現在ラクシーナでは、
- ステンレスシンク(標準)
- 人造大理石シンク(従来型)
- ラクするーシンク(有機ガラス系新素材)
この3つのラインナップからキッチンシンクの素材を選ぶことができます。(「ササっと仕様」というステンレスのオプションもありますが、この記事ではひとまず置いておきます。)
ただ、見た目重視で考えると、天板と一体感のある人造大理石という考えも理解できます。
この投稿をInstagramで見る
この記事では、パナソニックキッチンのラクシーナのシンクの素材について、メリットデメリットをまとめます。
ラクシーナのキッチンシンクの素材別早見表
ステンレスシンクは「スキマレスシンク(スラくるネット付き)」を想定しています。
ステンレスシンクでも、「Mタイプ(スキマレスではない)」を選ぶと定価で15000円減額になります。
ステンレス | 人造大理石 | ラクするーシンク | |
オプション増減 | 0円 | +28,000円 | +78,000円 |
スキマレスシンク | スキマが少ない | スキマがない | スキマがない |
硬さ | 4H | 4H | 9H |
着色汚れ | 付きにくい | 付きやすい | 付きにくい |
温度変化の強さ | 強い | 弱い | 弱い |
排水溝の形状 | 丸 | 四角 | 四角 |
こんな方におすすめ
- お手入れ・機能重視の場合→ステンレス
- 値段重視の場合→ステンレス
- 見た目重視の場合→人造大理石
- 機能も見た目もどっちも重視→ラクするーシンク
こんな感じのイメージです。
正直なところ、(見た目を捨てれば)ガツガツ使っても大丈夫で、ガシガシ洗っても大丈夫なステンレス製がいちばん気兼ねなく使えます。
キッチンシンクは値段重視!かつズボラな人は、ステンレスシンクがおすすめ
ラクシーナのシンクは、ステンレスが標準仕様です。
つまり、オプション増額なしでつけられる点では、ステンレス製がいちばんの候補に上がります。
ステンレスシンクのメリット
- 熱い鍋などをおいても大丈夫
- ステンレスは耐久性が高い(昔からあるキッチンシンクはステンレスです)
- 金属なので割れることがほぼない
- 着色汚れが付きにくい
- 掃除がしやすい
- 排水溝の形状が一般的な丸いタイプ(交換がカンタン)
- お値段が安い
ステンレスシンクのデメリット
- ラクシーナのスキマレスシンクの場合、まったく隙間がないわけではない
- インテリア的には少しマイナス要素
- もらい錆が出ることも
- 傷や水アカが目立つ
実家や賃貸などで、ステンレス製シンクを使うことはたくさんあるので、いちばんイメージしやすい素材のはず。
見た目重視なら、天板と同じ素材の人造大理石!価格を抑えた標準タイプ
もしキッチンをよりスマートに見せたいなら、ステンレスではなく人造大理石という選択肢が出てきます。
人造大理石にすることで、天板との一体感が出てオシャレ感が増します。
賃貸住宅のキッチンはステンレスシンクの場合が多いので、「自分のキッチン」という愛着を持たすにも、人造大理石シンクは憧れの1つですね。
人造大理石シンクのメリット
- 白やグレーなど、インテリアに合わせた色を選択することができる
- 天板とシンクの隙間がない
- メラミンスポンジで汚れ落としが可能、傷が目立ちにくい
人造大理石シンクのデメリット
- 定価で28,000円のオプション対応になってしまう
- しょうゆやコーヒーなどの着色汚れが付きやすく、いちどシミになると落ちにくい
- 熱に弱いので、熱い鍋などを直接置けない
- 割れることがある
シンクを人造大理石にするいちばんのメリットは見た目です。
ちなみにステンレスより傷が目立たないというメリットはあるものの、目立たないだけで傷は付いています。
しょうゆの付いたお皿を放置してしまったものなら、着色汚れが付いてしまい落ちなくなってしまうことも考えられるので、見た目のキレイさを保つのであれば大切に使う必要があります。
ステンレスと人造大理石の良さを合わせ持ったラクするーシンク(有機ガラス系)は予算が許せばおすすめ
最後に、ラクシーナのシンクの新素材「ラクするーシンク」について。
ステンレスに勝る強度、インテリアとの一体感、着色汚れの付きにくさを合わせ持った有機ガラス系のシンクになります。
ステンレスシンクからの定価の差額が78,000円と高価なので、予算の都合に合うならという条件にはなってしまいますが、明らかにおすすめのシンク素材です。
ラクするーシンクのメリット
- 従来の人造大理石と比べると硬い
- 着色汚れが付きにくい
- 水アカが付きにくい
- 排水溝がシンクと一体型
- 見た目がインテリアになじむ
ラクするーシンクのデメリット
- 価格が高い(定価で78,000円の増額)
- 選べる色が従来の人造大理石と比べると少ない
- 熱に弱い点では従来の人造大理石と同じ
- 割れる可能性がある
人造大理石の見た目はそのままに、強度を増して、汚れを落としやすくした素材が有機ガラス系のラクするーシンクです。
お値段が高いというデメリットが主になりますが、もし予算が許すなら従来の人造大理石よりはるかにおすすめです。わが家はラクするーシンクにしました。
予算の都合や、普段の家事の仕方、ズボラ加減によっても最適なキッチンシンク選びは変わります。
コメント