わが家がパナソニックのショールームに水回りを決めに出かけてから、わずか10日ほど…。
パナソニックのシステムキッチンのシンクに、有機ガラス系のスゴピカ素材が追加されることが発表されました。(もちろんオプションです。)
その名も、「ラクするーシンク」!
「ラクするーシンク」の気になるオプションのお値段は、スキマレスシンクのステンレスタイプから78,000円(定価)でランクアップできます。
もし人造大理石のシンクからのランクアップであれば、定価での差額は5万円ほどですね。(カタログ情報による)
もちろん我が家はラクするーシンクを採用しました。
▼ステンレス・人造大理石・ラクするーシンクの選び方はこちら
この記事では、パナソニックのシステムキッチンの「ラクするーシンク」の特徴と、実際に我が家に導入して使ってみた口コミ感想についてまとめます。
有機ガラス系スゴピカ素材の「ラクするーシンク」のメリットとは?
ラクするーシンクの特徴
- 水アカ汚れが付着しにくく、さっと拭くだけでカンタンお掃除
- しょうゆなどの着色汚れが付きにくい
- エンボス加工がされている点でも汚れが付きにくい
- シンクの段差がなくなり、拭き掃除がさらにしやすい
- ステンレスと人造大理石と比べて硬い素材なので、傷が付きにくい
- シンクの色を天板と合わせることで、インテリアにもなじみやすい
特に、人造大理石の場合、しょうゆやコーヒーなどの着色汚れを放置してしまうとシミになってしまいます。
その点、「ラクするーシンク」はすべてクリアしています。
とにかく、さっと拭くだけで汚れ落ちが良いのはもちろん、そもそも汚れがつきにくい工夫がされています。
また、かなり硬い素材なのも特徴です。
素材の強さの比較でいうと、
こんな感じ。
人造大理石が4Hに対して、ラクするーシンクは9H(えんぴつの硬さを表す単位と同じ:数字が大きいほど硬い)なので、倍以上の強度を持っていることがわかります。
ラクするーシンクの色のラインナップはホワイト、グレー、ベージュの3色です。(2018年8月1日発売時点)
我が家は、ホワイトのラクするーシンクを選びました。
キッチンシンクは常に汚れやすい場所。茶渋などがついてしまった我が家のラクするーシンクの様子
キッチンシンクは、マグカップに残ったお茶を流すだけでもけっこう汚れるものです。
油汚れや茶渋、しょうゆのついたお皿をつけおきなどしていると、自然と汚れがついてしまいます。
でも実際は、毎回まいかいシンクのお手入れを念入りにやってなんていられないですよね。
人造大理石シンクの場合は、汚れを放置してしまうとシミになることがあるので注意が必要ですが、ラクするーシンクだとあまり気を使わなくても大丈夫です。
ラクするーシンクのお手入れは、メラミンスポンジがあればOK。気になったら軽くこすればスルッと落ちる
ラクするーシンクは、メラミンスポンジを使うことができます。
軽くするするこするだけで、汚れもスルッと落ちるので、まったくストレスがありません。
表面が硬い素材なので、逆にお皿が割れてしまうのではないかと心配になるぐらいです。
説明書で比べてみる
説明書を見ると、通常の人造大理石シンクには「傷がついてしまったときにどうするか」という項目があります。(どうするかというと、ヤスリで削るようになります)
対して、ラクするーシンクには傷についての説明項目はありません。
人造大理石シンクは、ラクするーシンクと比べて素材が柔らかいのが特徴です。(うちの天板は普通の人造大理石ですが、お皿があたったときの感触が違います)
ゆえに人造大理石は細い傷がつきやすく、そこから落ちにくい汚れが発生してしまうと考えられます。
「ラクするーシンク」が気になったら、パナソニックの紹介動画を見てみるとわかりやすい
↑ラクするーシンクの特徴を動画で見ることができます。
グリグリとおわんを擦り付ける実験や、人造大理石との水アカ・しょうゆ染みの拭き取りの比較はとても興味深いですね。
スゴピカ素材のラクするーシンクのデメリットはないの?
ステンレスと人造大理石のいいとこ取りをした万能素材である「スゴピカ素材」にデメリットがあるとすると…
- 導入するならオプション対応になる(価格が高い)
- カラーが3色からしか選べない
こんなところでしょうか。
個人的には、いちばん汚れが目立つシンクだからこそ、ここはオプション料金を払ってでもラクするーシンクをおすすめしたいですね。
カラーはまだ3色展開ですが、今後はもしかしたらもう少し増えるかもしれません。
水垢汚れを気にされるなら、ホワイトカラーがいちばん目立たないですよ。
うちはラクするーシンクにして大正解でした。
今後パナソニックは、有機ガラス系のスゴピカ素材をどんどん投入してくるよ!
有機ガラス系のスゴピカ素材は、いち早くパナソニックのお風呂に採用されていました。
浴槽とシャワーの水栓でスゴピカ素材のオプションを選ぶことができます。
この度(8月1日以降)、お風呂の水栓はスゴピカ素材が標準仕様になるとのこと。それだけ評判がよくて、普及に力を入れたいという方針を感じます。
また、キッチンの水栓にもスゴピカ素材がラインナップに入りますし、洗面台にも同じく入ります。
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