マルチワイドIHとトリプルワイドの違い。デメリットや評判は?

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パナソニック ホームズで新築した我が家は、パナソニックキッチン「ラクシーナ」を導入しました。

パナソニックキッチンだけの独自機能として、IHコンロが横並びで3口以上並べられる「フラットワイドコンロ」シリーズが有名です。

 

わが家のラクシーナにはトリプルワイドIHを導入しました。でも「マルチワイドIH」というコンロもあるみたいだけど、何が違うのかしら?

 

  • トリプルワイドIH
  • マルチワイドIH

 

↑パナソニックキッチン ならではのIHは、どちらもパナソニックキッチン「ラクシーナ」に対応しています。

 

この記事では、それぞれの横並びフラットワイドコンロの違いと、メリット・デメリットについてまとめます。

 

目次

トリプルワイドIHとマルチワイドIHの違いの早見表

マルチワイドIH トリプルワイドIH
同時調理 4つまで可 3つまで可
操作部 静電タッチ式 ボタン式
プレート色 2色 3色
換気扇連動
光火力センサー ×
最大出力 全面3Kwまで 左右3Kw、真ん中1.5Kw
魚焼きグリル なし なし
定価 368,000円〜 258,000円〜

トリプルワイドIHとマルチワイドIHの最大の違いは、同時調理ができるコンロの口数です。

 

トリプルワイドIHは鍋が3つまでしか置けないのに対し、マルチワイドIHでは4つまで置くことができます。

 

さらにマルチワイドIHの場合、真ん中のコンロの出力が最大3Kwまでになります。ですので、鍋を横並びにしてがっつり調理ができます。

トリプルワイドIHは、真ん中のコンロの出力が1.5Kwまでなので、イメージ的には「保温」に適している感じですね。

 

4つ同時調理ができるとすると、例えば、

  1. 鍋でご飯を炊く
  2. 味噌汁を作る
  3. 煮物を作る
  4. 魚や肉が焼ける

というイメージで同時調理をすることができます。

ただし、大きめの鍋だとはみ出してしまうので、その場合は3つまでになります。

 

マルチワイドIHの魅力は、楕円形のオーバル鍋や魚焼き用の長方形のフライパンでもムラなく熱が通ることですね。

 

 

トリプルワイドIHとマルチワイドIHの価格差はどの程度?

トリプルワイドIHとマルチワイドIHでは、定価での価格差が11万円開きます。マルチワイドIHの方がお高くなります。

 

実際にはハウスメーカーや工務店によって割引があるので、もう少し差額は下がるはずですが、それでもけっこうな差額になることは間違いありません。

 

マルチワイドIHとトリプルワイドIHの共通部分

  • トッププレートの大きさ
  • 魚焼きグリルなし
  • グリルの場所は収納になる
  • プレートと天板との段差1.9mm
  • 手前に約16cmの作業スペース付属
  • 換気扇連動

 

個人的には、トリプルワイドIHでも十分な機能がそろっていると思います。

 

 

▼うちはトリプルワイドIHです

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マルチワイドIHがオススメなのはどんな人? 4口横並び同時調理ができ、オーバルの鍋もムラなく加熱できる

画像:ラクシーナカタログより引用

基本機能をふまえて、トリプルワイドIHよりも「マルチワイドIH」がオススメな人を考えてみます。

  • ごはんを鍋で炊く習慣のある人(もしくはこれからそうしたい人)
  • お料理が好きな人
  • ル・クルーゼやストウブのオーバル型の鍋が好きな人
  • 家族が多く、食事を作る量が多い人
  • 夫婦や親子で横並びで調理したい人

 

マルチワイドIHは、お料理が好きな人や、同時調理を効率よくしたい人向けかしら?

 

やっぱりマルチワイドIHのポイントは、真ん中のグリルも最大出力3Kwが可能という点ですね。

全面にわたって3Kwになるので、普通ならはみ出してしまうような鍋もしっかり温まります。

最近では、炊飯器を使わずにごはんを炊く方も多いですが、鍋でごはんを炊くとコンロが1つふさがってしまいます。そんな時に同時調理で家事がはかどりますね。

 

また、お料理の上級者向けの「オーバル型」の鍋で魚丸ごと煮るアクアパッツァが大好きな人は、絶対マルチワイドIHにした方がいいです。(私は丸い鍋しか持っていませんが。)

 

 

マルチワイドIHのデメリットはどんなこと?

  • トリプルワイドIHに比べて値段が高い
  • トッププレートで「シルバー色」が選べない
  • 熱源でガス希望の場合は、トリプルワイドガスの3口が最大
  • 使っている鍋が大きいものが主の場合、4つ並ばないことがある

 

何と言っても、マルチワイドIHの最大のデメリットはお値段です。

トリプルワイドIHと比べると、定価で最大11万円の価格差があるので、このお値段の差額をどう考えるかですね。

 

それでもお料理が大好きで、品数を多く用意したいのであれば、マルチワイドIHはオススメです。

 

予算の都合がつけば、私もマルチワイドIHにしたと思います。ただし、使いこなせるのか、持て余さないか…は別ですが。。

 

 

対面操作マルチワイドIHが選べるのは、パナソニックキッチン「Lクラス」のみ

画像:Lクラスカタログより引用

 

マルチワイドIHには、さらに進化系があります。

それが対面操作が可能なタイプです。

 

火力調節などの操作部は対面両方についていて、調理しながらそのままお食事を楽しむことができる「いろりダイニング」と呼ばれるIHです。

 

この対面型のマルチワイドIHは、ラクシーナにつけることはできず、パナソニックキッチン最上級クラスの「Lクラス」のみ対応になっています。

 

マルチワイドIHをつける方はごくごく少数派です。

ほとんどの方は、普通の3口コンロか、トリプルワイドIHで悩むと思いますが、違いをよく知って生活スタイルで選んでくださいね。

 

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