住宅ローンを変動金利で借りていい人、やめた方がいい人の特徴〜ローン破産を防ごう

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我が家はパナソニック ホームズでおうちを建てました。

注文住宅の購入にあたって、住宅ローンを利用しました。きっと、住宅ローン使う人の方が多いですよね。

 

わが家は、全額変動金利で借りています。(全期間変動です)→詳細はこちら

 

変動金利を選んだいちばんの理由は、金利が低いからです。

わが家は住信SBIネット銀行で住宅ローンを利用しており、最初の時点で変動金利0.42%で借りることができました。(ただし、事務手数料2.16%を最初に支払っています)

 

もちろん団体信用生命保険付き、全疾病にも対応していて、とても良い条件で借りられたなと思っています。

 

でも、注意が必要だと思うのは、「金利が低いから変動金利にしよう」という考えは、少し安易だということ。

 

変動金利は金利が低いのはメリットだけど、もちろんデメリットもあるよね?

どんな人なら、変動金利でも大丈夫かちょっと考えてみた方がいいかも。

 

この記事では、こんな人(家計)なら、変動金利で借りてもいけそうかな?というポイントをまとめます。

 

ぜひとも、おうちを買う前(契約前)に考えてみてくださいね!

 

変動金利のポイント

変動金利を選ぶと、もし世の中の金利が上がった場合に、自分の住宅ローン金利も上がる可能性があります。

金利が上がると、返済総額が当初の予定より増えることになるので、家計を圧迫する可能性が出てくることが最大のデメリットです。

つまり、変動金利を選んで良い人は、金利上昇時のリスクに耐えることができる家計である必要があります。

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目次

住宅の購入で頭金を数百万単位で用意できた人は、変動金利でも耐えられる可能性が高い

おうちを建てるにあたって、自己資金(頭金)をいくらか用意する人も多いと思います。

 

中には、「自己資金ゼロでも建てられる」と営業するメーカーもありますが、個人的にはいくらかは頭金は用意しておいた方がいいと思う…!

 

家を買う時点で、最低200万円は現金で支払えるぐらいの余力があった方が安心かなと思っています。(資金援助とかではなく、自分たち家族で貯めた分だけで)

 

なんでかと言うと、その200万円を貯める余力が家計にあったはずだからです。

 

頭金がほとんどない家計では、お金を貯める余力まではなく、貯めるルール作りもできていないはず。なので、おうちが建ってしまったら、なおさらお金が貯まらない可能性が高いです。

 

そんなときに、変動金利が上がってしまい、返済総額が増えてしまったら、ただただ家計を圧迫するだけになってしまいます。

 

ココに注意

ただし、頭金を出したら貯金がなくなっちゃった!という状況はおすすめできません。不測の事態の時に、現金がないと困りますからね…。

 

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住宅ローンの毎月の返済計画がカツカツではない人(今の家賃支払いと同じぐらいでOKというスタンスの人は変動金利は危険)

「賃貸に住んで家賃を払うぐらいなら、住宅ローンを借りて返済した方がマシでは?」という考えは、誰しもが持っていると思います。

 

でも実際、家を持つと、かかる費用は住宅ローンの返済だけではありません。

 

  • 固定資産税
  • おうちが大きくなった分の光熱費
  • 10年後ぐらいからかかる修繕費用の積立
  • 住宅設備が故障した場合の入れ替え資金
  • 火災保険(10年後更新)、地震保険(5年後更新)
  • 住宅ローンの金利分

などなど。

意外と固定資産税は大きくて、月平均で割れば1万円ぐらい負担増になります。

また火災保険も、構造によっては月々の負担額5,000円ぐらいになってしまうこともあります…。

 

そこに変動金利が上昇して金利負担が増えてしまったものなら、家計がまわらなくなる可能性がありますよね。

 

もし、今の家賃負担ぐらいで…という考え方であれば、金利が高くても固定金利にしておいた方が間違いないです。

 

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夫婦で共働きの場合は、住宅ローン金利が万が一上がってもどうにか返せる可能性が高いので変動を選ぶのも1つの手

わが家は旦那名義でのみ住宅ローンを借りていますが、共働き家計です。妻の私は扶養には入っていません。

 

共働きであれば、収入がダブルインカムになるわけですから、万が一金利が上がったとしてもどうにか耐えられる可能性があります。

 

ただし注意したいのは、この先ずーっと同じ会社、同じ雇用形態で働き続けられる保証はないということ。

特に女性は、妊娠・出産でキャリアが変わる可能性があります。

また子育てや親の介護で、夫か妻のどちらかが負担を背負う可能性があります。

 

我が家の場合は、妻の私の収入はほぼないものとして笑、旦那だけの収入で返せる範囲に住宅ローンの返済予定を設定してあります。

 

もしペアローンを組む場合は、旦那名義→変動、妻名義→固定などにすることで、ある程度リスク分散になると思います。

 

返済比率が20%未満の人は変動金利でも行けるかも?〜返済比率25%超えなら固定の方が安心

銀行が貸してくれると判断した住宅ローン限度額は、必ずしも返せる金額ではないことに注意しないといけません。

 

返済比率とは?

住宅ローンの返済額が年収にしめる割合。

年収500万円の人の返済比率が20%の場合は、年間100万円返済(月々8.3万円)

30%なら年間150万円返済(月々12.5万円)という感じ。

↑ぜひ、自分のおうちの年収(税金が引かれる前の総額)でイメージしてみてください。

 

もちろん、年収が上がれば返済比率の割合をあげてもいいんですが、返済比率30%超えてくるとけっこうキツイですよ…。25%もキツめです。

 

返済比率の理想は、20%以内です。総額で考えると、年収の5~6倍が理想ですね。

 

もし返済比率が高くなってしまうようなら、金利負担が増えてでも固定にしておいた方が安心です。

逆に、返済比率が20%を切っている家計であれば、変動金利を選択するのも1つの手だと思いますね。

 

ココに注意

住宅ローンの限度額は、返済比率35%で計算している金融機関もあるので注意しましょう。

「借りられる額 ≠ 返せる額」ですよ。

 

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変動金利にするか固定金利にするか悩んでも、人様のおうちの意見はまったく参考にならない。自分の家計と向き合ってみて

ママ友との会話の中でも、「住宅ローン変動で借りた?固定にした?」なんて話題がよくのぼります。

みんなどんな選択をしたか、気になりますよね。(気になりますよ、絶対)

 

でも、家計の状況や、購入しようとしている物件、頭金の金額、子供の数などはみんな違います。

↑こればっかりは、近い条件の家族はいたとしても、自分のおうちとまったく同じということはほぼないと思います。

 

つまり、人様のおうちが住宅ローンを変動にしたのか、固定にしたのかというのは、参考になったとしても決定材料にはなりません。

 

だからこそ、「変動金利の方が金利が低いから」という安易な理由で、住宅ローンの金利タイプを選んではいけないのです。

 

必ず、それぞれの家計にあった返済額と返済方法があります。

もし自分で判断できない場合は、銀行や住宅営業マンの話を鵜呑みにしないで、ファイナンシャルプランナーなどに相談して客観的な意見をもらってくださいね。

 

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▼一応ですが、わが家が変動金利を選んだ理由はこちらに書いてあります

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