わが家のキッチンはパナソニック製「ラクシーナ」を採用しています。
そして当たり前のごとく、パナソニック製のビルトイン食洗機を採用し、大きさは「深型」です。
「大は小を兼ねる」と言いますが、食洗機はまさにそれです。
食洗機のある生活の良いところ
- シンクに洗い物が溜まらないのでストレスフリー
- 食器の洗い物をする時間を節約でき、別のことができる
- 夕飯の食器は予約セットして、深夜電力で節電できる(オール電化の場合)
- 夫婦で家事分担がしやすい
- 手が荒れない
- 手洗いよりも食器がキレイになる
- ギトギト油汚れの鍋やフライパンも楽チンにキレイ
- 食器を拭く手間が省ける
- 大きい水切りラックがいらない
- 主婦の悩み「食事の準備」のストレスがグッと少なくなる
食洗機がないと…作るのは簡単だけど、カレーのこびりついた鍋や食器を洗うのがストレスに
食洗機があると…準備も片付けもストレスフリー!!手がベトベトにならないのもうれしい
食洗機を使うときは、固形物だけ流して並べていけばいいので、あっという間にシンクが片付きます。
旦那も自然と手伝ってくれますし、手伝ってくれなくても問題ないぐらいカンタンです。
ただし、食洗機でストレスフリーの家事を手に入れるには大切な条件があります。
食事後に出るほとんどの食器や鍋が食洗機に入ること!
使ってみればわかりますが、浅型には大きいお皿や鍋は入りません。
深型なら入ります。
というのも、実家にビルトイン食洗機があるのですが、これが浅型なんですよね…。
浅型だと、本当に使いづらいんです。
食洗機を使う真のメリットは、食事後の食器の片付けに対してストレスフリーになれること
とある日の食洗機
よく食洗機を使っていない人、導入を迷っている人に食洗機のイメージを聞くと、
- 食洗機って便利そうだけど、手で洗ってもそんなに手間じゃないよね?
- 時短家電って言うけど、そんなに時短になる?
- 食器並べるの難しそう…
- 汚れ落ちにムラがあるんじゃないの?
- 水道代は節約かもしれないけど、電気代がかかりそう…
- 食洗機用の洗剤って高くない?
- 結局、食洗機で洗えないものもあるでしょ?
↑こんな風に言われます。
価格に見合った価値があるのか、世間で言うほど家事がラクになるのか?というお悩みが多いのではないでしょうか。
実際に私も、賃貸時代に食洗機デビューする前は買うかどうかとても悩みました。
だけど、使い始めたらもう便利すぎて…。食洗機がない生活なんて考えられません。
食洗機のランニングコストはあまり気にしなくて大丈夫
食洗機にかかるランニングコストを考えてみます。
- 水道代→確実に節約できる
- 電気代→かかるのは主に乾燥のとき。深夜電力や太陽光発電を考えれば気にするほどではない
- 食洗機用の洗剤代→費用増になるが、粉系の洗剤は安く買える
食洗機洗剤は、粉タイプがいちばんコスパがいいです。(個人的には、液体タイプは汚れ落ちがイマイチだと感じています…)
でも我が家では、ラクさを重視してフィニッシュのタブレットタイプを使っています。
汚れ落ち抜群のフィニッシュ
コストコで大容量を激安で手に入れられるほか、ドンキホーテなどでも特売でお安く買えたりします。
▼楽チンなタブレットタイプ
▼タブレットよりコスパの良いパウダータイプ
▼電気代についてはこちらでまとめています
食洗機単体の電気代は出せないんですが、確実に1日に1回(多いときは2回、休日は3回のときも)使っていても電気代は安いです。
あえて浅型食洗機を採用した実家の考えとは? ポイントさえ押さえていれば、浅型でも満足できる可能性あり
実家で浅型を採用した理由は、
- 夫婦だけなので、普段は食器が少ないので足りる
- 基本は手洗いで済ませる
- もともと食洗機を使っていなかったので、食洗機非対応の食器が多い
- たまに親戚で集まるときに食洗機があれば重宝するだろう
- 食洗機を導入するのは初めてなので、とりあえずリーズナブルな浅型にしてみた
あくまでも食洗機はメイン使いはせずに、補助的なものとして導入を決めたとのこと。
例えば、木製の食器が好きだったり、ちょっと食洗機で洗うには気がひけるような高級なお皿やグラスが多い場合は、ほとんど食洗機の出番がないかもしれませんね。
もし、「ウチは浅型食洗機で十分かも?」と思ったのであれば、以下のデメリットもよく確認してくださいね。
浅型食洗機のデメリット
- 鍋やフライパン、ザル・ボウルなど、かさばるものは入らない可能性が高い
- 高さがないので、コップ類を置く場所が少なくなる
- カトラリーを立てていれられないので、倒すと食器スペースが減ってしまう
- まな板が入らない可能性あり
- キッチン周りに食器カゴを置く必要性が出てくる
食洗機は、乾燥までしてくれる便利家電です。つまり、食洗機が水切りラックの代わりになるということ。
もし食洗機を浅型にした場合は、食器や鍋類が入りきらないことが想定され、水切りラックを置く必要が出てきます。→我が家ではラックの代わりに水切りマットを使用しています(→詳細はこちら)
フルフラットタイプのキッチンを採用したり、キッチンの見た目を気にされる場合は、絶対に深型にしておけば後悔はないはずです。
▼わが家は悩んで、手元の壁のないキッチンにしました。
カタログで見ると、ビルトイン食洗機の浅型と深型の食器の点数の違いはほとんどない…だけど入る食器の種類や大きさが全然違うよ
画像:https://sumai.panasonic.jp/dishwasher/products/
浅型の食洗機にするか、深型の食洗機にするか悩んだ際に、カタログを見比べてみると…
うちは4人家族だから、浅型でも足りるのかな?
と思ってしまう方も多いのではないでしょうか?
実際に重要なのは、食器の点数ではなく、入る食器の大きさと庫内の大きさです。
- 大皿は直径24cm以下5枚(27cm以下なら3枚まで)
- グラス類は高さ11cm
深型の食洗機
- 大皿は直径27cm以下6枚(30cm以下なら3枚まで)
- グラス類は高さ14.5cm
普段の食事のときは、食器だけでなく調理器具や鍋類なども洗い物として出ますよね。
浅型食洗機だと、食器は入るけど深さが足りないので鍋までは入りません。オタマやボウル、菜箸などのキッチンツールも、立てて入れられません。
深さの内寸が10cmも違うと、大きなもの、長さがあるもの、深いものでも入れられるようになります。結果、手洗いが減ります。
浅型の食洗機をつけるなら「食洗機自体を付けない」という選択肢もあり
浅型食洗機をつけると、大きい鍋が入らなかったり、食器もうまく入りきらないことがあります。
そうすると、まず食洗機に入れてみて、残った分は手洗いに…という流れになります。
こうなってしまうと、「それなら最初から最後まで全部手洗いでも手間が変わらないんじゃ…? キッチンツールは使った都度手洗いで…」といった人が出てきてしまいます。(実家のパターン)
もはや、食洗機をつけた意味がなくなってしまいます。
浅型のビルトイン食洗機をつけるにしても、定価で15万円程度はします。
中途半端な大きさになってしまい使わなくなるぐらいなら、いっそ食洗機をつけないという選択肢もありかと思います。
食洗機を付けなければ、その部分は収納になりますし。
見た目を気にしないのであれば、置き型の卓上食洗機の方が使いやすくてコスパも良い
もし食洗機をつけたいけど、お値段と使い勝手がどうかな…と悩んでいるなら、置き型の食洗機もオススメです。
見た目で言えばビルトインの方が断然スッキリですが、お値段と使い勝手は置き型の卓上食洗機の方が上です。
- 食洗機本体のお値段5万円程度〜
- 蛇口に分岐水栓を付ける必要あり(部品代約1万円程度)
- シンク横に置くので、食器の出し入れがカンタン
見た目に目をつむれば、置き型卓上食洗機の方がリーズナブルだし、庫内の大きさも十分です。
ビルトインと違って、2段に分かれているので食器や鍋類の出し入れもしやすく、体をかがめて作業する必要もありません。
置き型食洗機を使ってみると、ビルトインと同じ容量であっても明らかに鍋など大物も入れやすいですよ。
でも、見た目は断然ビルトイン食洗機の方がいいです。なので、ぜひ最初からビルトインの深型食洗機を検討するのがオススメですよ。
▼我が家のキッチンの仕様はこちら
▼食洗機選びについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ
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