パナホームキッチンPCとパナソニックの「ラクシーナ」の違いを簡単に解説

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先日Panasonicのショールームに出かけた際に、「お客様はパナホームキッチンになっていますね」と担当のおねえさんに言われ焦りました。

希望の「トリプルワイドIH」が、パナホームキッチンには付けられないと聞いたからです。→詳細はこちら

 

のちほど確認したところ、わが家は最初からパナソニックシステムキッチン「ラクシーナ」で見積もりが設定してあったため、パナホームキッチンではなかったことが判明しました。

しかし実際は、パナホーム仕様のパナソニックキッチン「パナホームキッチンPC」というタイプのシステムキッチンが存在していて、ややこしいところ。

 

  • パナソニックシステムキッチン「ラクシーナ」
  • パナホームキッチンPC

この2種類のキッチンに関しては、基本は同じランクのシステムキッチンです。

それでは何が違うのでしょうか?

 

目次

「パナホームキッチンPC」は「ラクシーナ」をパナホーム工場で生産したもの。基本スペックは同じ

基本スペックで見ると、

パナホームキッチンラクシーナ

だと考えて間違いない様子。

 

じゃあ何が違うのか?というと、システムキッチンを生産している会社が違います。

「パナホームキッチン」は、パナソニックホームズ株式会社の自社工場で生産しているもの。パナホームを建てる人向け。

「ラクシーナ」は、パナソニック株式会社のエコソリューションズ社で生産しているもの。すべてのHM、工務店、リフォームに対応。

 

パナホームキッチンは、パナソニック ホームズを建てる人向けにオリジナル仕様のラクシーナを少しばかりリーズナブルに設置できるという背景があります。

 

パナホームキッチンPCの特徴。ラクシーナと何が違う?

  • 扉カラーバリエーションが少ない
  • 取っ手の種類が少ない
  • 人造大理石の天板・シンクの色が限られる
  • 選べるIHコンロ、ガスコンロが限られる(トリプルワイドは×)
  • 選べる水栓(蛇口の形状)が少ない…etc

 

パナホームキッチンの特徴は、選べるオプションが限られてくるということ。

 

本当は、好き勝手にカスタマイズしていくシステムキッチンのオプションの選択肢を限定することで、自社工場で安価に生産できるようにラインナップを絞っています。

 

つまりシステムキッチンのデザインや機能などにこだわりが多いと、必然とパナホームキッチンからラクシーナに変更を余儀なくされます。

 

パナソニックホームズで見積もりを出してもらうときは、どのキッチンになっているかよく確認しよう

システムキッチンは、おうちを建てるにあたって、いちばんオプション金額が跳ね上がる場所です。

しかもキッチンの仕様を決めるのは、ある程度間取りが確定してからになります。

つまり、間取りの確定までにアレコレつけて予算オーバーしつつあるところで、キッチンの見積もり金額が最低限だと、めちゃくちゃストレスになります。

 

  • 食洗機は大きいのが良い
  • 水栓はタッチレスにしたい or 浄水器をつけたい
  • 扉カラーや人造大理石の色はオシャレにしたい!
  • IHコンロは3口が欲しい
  • フロートタイプに変えたい
  • レンジフード(換気扇)は掃除が楽チンなものにしたい
  • 収納をたくさんつけたい

 

などと、キッチンで叶えたいポイントはたくさんあるものの、予算が限られてしまうと諦めざるを得ない状況になってしまいます。

そんなこだわりのキッチンを諦めないためにも、最初からキッチンの予算は多めに取っておくことが重要です。

 

パナホームキッチンの基本スペックは十分ではありますが、もし「キッチンにもっとこだわりを追加したい」となったときに、けっこうな金額アップになってしまう可能性があります。

もしキッチンにこだわりがあるようでしたら、早い段階で営業マンに希望を伝えておくことをおすすめします。

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