モデルハウスに出かけると、キッチンの背面におしゃれなタイル貼りがされているおうちが多いです。
インスタでも、かわいいモザイクタイルや、シンプルなサブウェイタイルが貼られたキッチンの写真をアップしている人も多いですよね。
そう、わたしもキッチンのおしゃれタイルに憧れていた1人。
わたしの場合、超シンプルなサブウェイタイルを希望していて、予算は10万円ほど見ていました。
▼こうゆうのが理想でした♡(叶わず)
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しかし、10万円では理想としていた施工面積に届きません。全然足りなかった!!!
結果、変に見切りを入れるぐらいなら、タイルの施工自体を諦めることにしました。
今思えば、もしタイルを貼るなら間取り決めとキッチン収納を決めるときにしっかり考えておくべきだったと思います。
この記事では、タイルを貼ることを前提に考えた場合のキッチンのカップボードや間取りを決めるときのアドバイスについてまとめます。
▼わが家はフルフラット型の対面キッチンを採用しました
キッチンタイルを諦めたわが家の最大の失敗ポイント…カップボードのカウンター上に吊り戸棚がなく施工面積が膨大に…予算オーバー
タイル貼りができなかったわが家のキッチンカップボードの最大の失敗ポイントは、上吊り戸棚を設置しなかったこと。
もしカップボードと同じ幅の吊り戸棚があれば、タイル貼りの施工面積はカウンターから吊り戸棚の間になり、高さ80cm程度で済んでしまいます。
吊り戸棚があれば、見切りを入れる必要もなく、タイルの面積が狭くても自然におしゃれな仕上がりになる印象です。
▼イメージはこんな感じ
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しかしながら、吊り戸棚がない場合は天井までスペースがあるので、タイルをどの高さまで貼るか?という問題が出てきます。
わが家は吊り戸棚はやっぱりいらないと思っています。
キッチン背面のタイル貼りを諦めた私は、アクセントクロスを貼り、浮いたお金でインテリアカウンターをつけることに
ということで、悩んだ末、気に入った色の単色のアクセントクロスを貼ることに。
サンゲツのグリーングレー系の壁紙を貼っています。とてもナチュラルな雰囲気でお気に入りです。
ついでに、パナソニックのベリティスのインテリアカウンター
奥行き22cm×幅90cmのインテリアカウンターを2セット設置してもらいました。
実際の写真
ナナメ下からの写真
ストウブの鍋は24cmサイズですが、ちょうどぴったりおさまりますよ。
お花は500円から始められるお花の定期便【Bloomee LIFE】のお試しコースのアレンジです。
カウンターをつけただけで、ちょっと遊び心がある空間ができました。
間取り決定時の反省点〜キッチン背面の窓の配置もタイル貼りの面積に大きく影響するので注意
わが家は、キッチン背面のカップボードの上に横長のFIX窓を配置しました。
わりと天井に近い位置です。上のイメージ写真は、計画時にいただいたものを自分で加工しました。
もしタイルを貼る場合、
- 天井までタイルを貼るのか
- FIX窓の上辺に合わせてタイルを貼るのか
- FIX窓の下辺に合わせてタイルを貼るのか
窓を基準にしたときに、どの位置までタイルを貼るかによって面積の差が出てきます。
例えば窓の位置を、
- いっそカウンターと天井の間のど真ん中
- 天井のすぐ下に配置する
…など、見切りを入れるときのバランスも考えて窓が配置できていれば、もう少し違った気がします。
そうすれば、窓に合わせて自然にタイルの施工面積も狭くできたのかなぁと思います。
カップボード決めの反省点〜270cmのカウンタータイプによりタイル貼りの面積を広げてしまった…トールタイプの収納を検討するのもアリ
トールタイプの収納を導入すれば、その分収納の造作分の施工費が増してしまうのでなんとも言えませんが…。
わが家は90cmのカップボードが3つ分、つまりカップボード上だけで2.7メートル分の背面カウンターになります。
そこにプラスして、さらにゴミ箱収納部分と冷蔵庫の部分まで壁1面まったいらです。
どちらにしても、予算の関係でカップボードのカウンターの上のみの施工が精一杯のところでしたが、もしゴミ箱側のカップボードの高さが上まであったら、見切りなしで自然なタイル貼りができたんじゃないかと思います。
キッチンにおしゃれなタイルを貼るのは諦めましたが、妥協して見切りを入れて狭い範囲でタイルを貼ってもきっと後悔してしまったと思います。(負け惜しみ)
もしこれからキッチン収納やインテリアを考える方は、ぜひタイルを貼る面積もよく考えてくださいね!
▼【家事ラク間取り】冷蔵庫とカップボードの間にゴミ箱収納の様子はこちら
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