我が家はパナソニック ホームズでおうちを建てました。
注文住宅を建てるまで、天井高やドアのサイズにはまったく興味がありませんでしたが、空間を広く見せるのに天井高とドアはとても重要なことを知りました。
そう言われてみてから、住んでいたアパートや実家を見てみると、ドアは天井までないことに気づきました。
もちろん、天井までのハイドアにするのには費用がかさみますが、我が家はやってよかったと思っています。
この記事では、ハイドアを採用した我が家の事例と、ハイドアのメリット・デメリットについてまとめます。
我が家のハイドアは「枠ありタイプ」〜ハイドアにして感じたメリットは?
実はハイドアには、大きく分けて2種類があります。
- 枠がない「フルハイドア」(ドアのサイズ=天井高)
- 枠がある「ハイドア」(ドアのサイズ+枠=天井高)
通常、フルハイドアの方がお値段は高いです。
その他にも、「上吊りタイプ」や「アウトセット引き戸」などといろいろとあるんですが、我が家のハイドアは一番リーズナブルな分類に入ります。
ハイドアにすると、天井がより高く見える
もともとリビング・ダイニング・キッチンがある2階は、天井高2500で通常より10cmほど高いんですが、ハイドアのおかげで天井が高く見えます。
もし、下り天井があるタイプのドアだったら、↓こんな感じですね。
イメージ写真
もちろん下り天井があってもいいんですが、欲を言えば、ハイドアはかっこいいですよね。
ハイドアだと、ドアを開けているときに空間が繋がる
写真奥のスペースは、私の家事スペースとして設けた2畳の空間です。
ごちゃつきは隠したいのでドアは必要だったんですが、開けっ放しにしていれば空間の繋がりが自然なのもいいところですね。
▼ドアを開けていることを想定して、アクセントクロスを考えました
玄関などの狭い場所でも空間が広く見える
我が家は1階の部屋の入り口と収納もすべてハイドアになっています。
2階リビングなので、
- 2階天井高→2500
- 1階天井高→2400
…と、1階の方が天井が低いんですが、あまりそう感じないです。
ハイドアにするメリットは、やはり視覚的な空間の広さを確保できること、高級感・特別感を作ることができることですね。
ハイドアにする最大のデメリットはお値段…我が家のドアの節約対策は?
とは言え、せっかく最初からハイドアにしてもらっていたので、それを下り天井付きのドアに変えるという選択肢は我が家にはありませんでした。
ドアが必要ない部分は「ドアなし」にした
例えば、リビング入り口のドア。
設計段階ではドアと、電子ピアノの部分に壁がある予定だったんですが、取ってしまいました。
同じく、ウォークスルークローゼットの奥側のドアも取ってしまいました。
どちらのドアも、なくて特に困っていることはありません。
ココに注意
いちばん安いタイプののっぺりしたデザインのドアにした
我が家で使われているドアは、パナソニック建材の「ベリティス」のスタンダードなタイプです。
その中でも、いちばんお安い真っ平らなドアにしました。
最近では、クラフトレーベルなど素敵なドアもたくさんありますが、基本開けっ放しなのであまりデザインは気にしませんでした。
トイレや脱衣室の入り口のドアは下り天井付きに
画像左側の奥の扉は、脱衣室とお風呂に繋がっています。
本当は、家全体のドアをハイドアにした方がかっこいいんだとは思いますけどね。
逆に、中に人が入っているとか、電気が付いているというのがわかった方がいいとか、鍵が付いてる方がいいなどと思うので、実用性重視になっています。
枠なしのフルハイドアの方がかっこいいけれど…枠があった方が音漏れ対策には◎
よくハイドアのデメリットに、「音漏れがしやすい」ということがあります。
枠がないフルハイドアの場合は、どうしても天井とドアの間に少しだけ隙間ができてしまうので、音漏れの原因になってしまいます。
逆にうちのような枠ありのハイドアでしたら、枠があるので、通常のドアとあまり大差ない点ではメリットがあります。
▼空間を広く見せるには、色選びも重要です
コメント