おうち建てたい!となったら、まっ先に出かけようと思う先はどこですか?
わたしたちは、住宅展示場(ハウジングパーク)でした。
しかし、住宅展示場の見学に気を取られていると、全然おうち建てる計画がはかどりません。
実際わたしたちは、なんとなく出かけた住宅展示場3〜4社を見たところで頭が混乱し、どんな家が欲しいのか見失いました…。
住宅展示場の建物って…
- 延べ床面積が50坪以上は確実
- 建築費は1億円超
- キッチン・お風呂などの住設は最高級仕様
- 家中がオシャレなインテリア
- タイル貼りの壁に、輸入壁紙
- 生活感ナシのホテル仕様…
↑こんな感じで、基本的には最高級な空間、かつ人が実際に暮らしていないという点を忘れてはいけません。
対して、一般的な住宅は、延べ床面積が30〜40坪ほど。
建築予算(土地抜き)は、2,500万円〜3,500万円ぐらいで考えている方が多いのではないでしょうか。(もちろん、都市部と田舎では全然違うと思います!)
- リビングは20畳以上、でっかいソファとテレビがついてる
- 高級ホテルのような洗面スペース
- メルヘンちっくなカワイイ子供部屋
- 大容量のウォークインクローゼット
- 半地下のワインセラー
- シアタールーム
- ラブラブ夫婦に最高なベッドルーム
- 開放感のある吹き抜け
などなど。
そりゃあ、おカネさえあれば全部やってみたい…!
でも、住宅展示場やモデルハウスの見学をうまくすれば、自分のおうちを理想に近づけることは可能なんですよ。
この記事では、住宅展示場やモデルハウスを見学する上で、「ココは見るべき」というポイントや、なんとなく見てあとで後悔しないようにする注意点をまとめます。
フラッと住宅展示場に入る前に〜誰かからの「紹介」として見学を申し込めないか確認すべき
そもそも、ハウスメーカーや工務店が住宅展示場やモデルハウスを建てる理由は、「お客さんを呼ぶため」です。
ついでにお金をかけて、イベントを頻繁に開く必要があったり…?
では、ハウスメーカーや工務店にとって、いちばん広告宣伝費がかからないお客さんはどんな人でしょう…?
…それは、誰かに紹介してもらってきたお客さんです。
- 家を建てたい!という意思が確実
- すでに紹介者からの口コミがあるので、前向きに検討している場合が多い
- 紹介したということは、住まい心地の満足度が高い
- 紹介で来てもらっている分、広告宣伝費が最小限で済む
↑紹介で来てくれるお客さんは、ハウスメーカーや工務店ではいろんな意味で本当にありがたい存在だと思います。
なのでまずは、身近に家を建てた人におすすめのハウスメーカーを紹介してもらい、「○○さんに紹介してもらいました!」と住宅展示場に出かけましょう。
ココに注意
一度、なんとなく見学してしまい、後から「○○さんもこちらでおうちを建てたと紹介してもらいました…」と申し出ても、紹介制度が適用にならない可能性があるので注意しましょう。
▼もし身近におうちを建てた人がいなかったり、条件の合うハウスメーカーなどがない場合は、無料の相談サービスが便利ですよ
真剣に住宅購入を検討しているなら、資料請求&予約してから出かけるのがベスト
最初は楽しいモデルハウス巡りも、1日に2社も見ればヘトヘトです。
しかも、営業マンからの勧誘がしつこい場合も多く、逆に”ひやかし”だと思って相手にしてもらえない場合もあったりします。
ある程度、夫婦や家族で「こんなおうちを建てたい!」というイメージを持っていないと、闇雲に探すようになり時間ばかりが消費していきます。
なので私は、「資料請求」と「来場予約」はぜひしてから出かけた方がいいと思っています。
住宅展示場にはない、穴場の工務店を探すには?
住宅展示場に出店しているのは、資金力のある大手ハウスメーカーが主です。
でも他にも地元工務店でも優良な会社はありますが、どうやってアプローチしたらいいかわからないことも多いですよね。
地元の会社を探すには…?
- 地元のフリーペーパーを探す
- 折り込み広告などの不動産情報を見る
- インターネットで一括資料請求する
↑このようなところで情報をゲットしましょう。
住宅展示場での居心地をチェック〜空気感はどう? 暑いとか寒いとか、心地いいとか息苦しいとか、部屋の温度差の体感などを確認しよう
よく聞く「気密性」や、「温度感」・「遮音性」などは、住宅展示場やモデルハウスでぜひ体感することをおすすめします。
↑建築事務所の建てたおうちで、すっごいオシャレだったんですけどね。
ちなみに窓周辺は、デスクカウンターがあって書斎というイメージでしたが、暑すぎて「正直ココで夏の間は作業できないだろ…」という感じでした。逆に冬は寒いと思います。
また、最近の住宅では気密性が高いことも重視されていますが「なんだか息苦しい家だなぁ」と感じることもありました。
住宅展示場の天井の高さはどれぐらい? 一般的に「高め」にできていることが多いので注意
住宅展示場やモデルハウスは、基本的に空間が広めにできていることが多いです。
でもそれ以上に、天井高が高い可能性があることを忘れてはいけません。
一般的に天井高が高いと空間が広く見えますが、建築費用が増します。
さらに建具などがハイドアを使用していたりすると、なお空間が広く見えますが、建築費用も増します…。
営業マン
このお部屋は10畳ほどですが、広く見えませんか?(実際は天井高が高い)
…なんて言われて、実際に通常仕様の自分のおうちができたら「意外と狭い…」と感じることもあるので、注意したいところですね。
住宅展示場の間取り〜生活動線をチェックして、自分たち家族がどんな暮らしをしたいかイメージしよう
また最近では、2世帯住宅をイメージして、1階親世帯・2階子世帯などと分かれていることも多いので、ワンフロアを参考にするのもアリです。
延べ床面積50坪を軽く超えるモデルハウスは多いですが、平屋の2階建だと思って見学すると、意外と参考になることは多いですよ。
実際に住宅展示場を参考に我が家で取り入れたこと
モデルハウスの中で「これいいな!」と感じたことはメモなどをしておき、プランの作成時に伝えるようにするとスムーズですよ。
モデルハウスに設置されている住宅設備がオプションなのか、標準装備なのかを確認
主婦だったりするとキッチン選びが楽しい場合も多いと思うんですが、住宅展示場のタイプをそのまま入れようとすると莫大な金額が上乗せされる場合があります。
ローコストメーカーなどは、よくよく確認すると、いちばん下のランクのキッチン設備が入っていたりすることもあるので、標準装備はどこまでなのかを確認した上で見学することはとても大切です。
▼資金計画の参考にどうぞ
部屋のインテリアはとても参考になる!〜気になる壁紙の品番やタイルがあったら、遠慮なく型番を教えてもらおう
実際に注文住宅を建てることになった場合には、内装ぎめがけっこう大変です。
この辺は、モデルハウスはとっても参考になる部分で、実際に広範囲に貼られている壁紙やタイルを実際に見ることができる点でメリットが大きいですよ。
私たちは、パナソニック ホームズと契約した後でも、イベントなどを利用して他メーカーのモデルハウスを見せてもらって考えました。
体感・宿泊型のモデルハウスや完成見学会・入居宅見学会があるかどうか確認して積極的に見せてもらおう
もし等身大のおうちが見たいということであれば、各ハウスメーカーや工務店が不定期で行なっているイベントに参加しましょう。
- 完成見学会
- 入居宅見学会
- 体感型モデルハウスの見学会
- 宿泊体験施設の利用
↑このような見学会などのイベントに参加することで、より身の丈に合ったおうちを体感することができます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼自分たちの条件の合うハウスメーカーをうまく見つけられない場合は、無料の相談サービスを利用すると便利ですよ
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