新築住宅にパナソニックのユニットバスを入れようとすると、「オフローラ」を選択肢に入れる方は多いのではないでしょうか。
わが家はパナソニック ホームズでおうちを建てるので、お風呂も迷わずパナソニック製「オフローラ」を選びました。
わが家の場合、「酸素美泡湯(びほうゆ)」というミクロの泡風呂をつけた関係で見積もり金額が大幅アップしてしまい…。
その代わりに浴槽を標準の「スゴピカ浴槽」から「アクアマーブル人造大理石浴槽」にランクダウンしました。
カンタンに言うと、
- スゴピカ素材→表面がツルツルしていてより おそうじしやすい
- アクアマーブル人大→よくある人工大理石浴槽
ココがポイント
オフローラの標準は「スゴピカ浴槽」になっています。アクアマーブル浴槽にすることで、定価で5万円減額となります。
「FRP」という素材も選べますが(一番安い浴槽タイプ:よくアパートにあるやつ)、こちらは人造大理石ではありません。
▼我が家はアクアマーブル人造大理石ですが、特に使ってみて不満はありませんでした
お掃除がしやすい点ではほぼ同じ!スゴピカ素材は硬くツルツル、傷が付きにくいのが特徴
ただし、人造大理石とひとことで言っても、使われている素材が違います。
- スゴピカ素材→有機ガラス系素材
- アクアマーブル→フッ素配合素材
カンタンに言えば、アクアマーブルは従来型の人造大理石浴槽で、スゴピカ素材はより強度が増した新素材の人造大理石です。
で、有機ガラス系の人造大理石の特徴として、「硬い」「表面がツルツル」という点があります。
お風呂の汚れで悩むのは「水アカ」ですが、スゴピカ素材は硬く表面がツルツルしていることで、汚れが弾きやすくなり、よりお手入れがカンタンになります。
硬さが違うよ!
- スゴピカ素材の硬さ→7H
- アクアマーブル浴槽の硬さ→3H
「H」は鉛筆の硬さの単位と同じです。数字が大きい方が硬い素材になります。
ちなみにキッチンの人造大理石は4Hです。
▼最近では、キッチンシンクにも「スゴピカ素材」が採用できるようになりました。
スゴピカ素材でも水垢がつかないわけではない
ここで注意してもらいたいのは、いくらスゴピカ素材であっても水垢はつく点です。
けっして、掃除しなくていい素材なわけではありません。
アクアマーブル人造大理石の良さは? 大理石調のマーブル模様が選べるのはアクアマーブル浴槽だけ
画像:オフローラカタログより
https://sumai.panasonic.jp/catalog/bathroom.html?top_link=sumai393
実際にパナソニックのショールームで浴槽を見に行った時、値段や素材などを考えずに素直に旦那はこう言いました。↓
たしかに「アクアマーブル」と言うだけあって、見た目が大理石風のマーブル模様になっている浴槽を選べます。
素材を何層にも重ねる配合技術により、大理石ならではの深みや奥行き感のある柄を表現。ひとつひとつ異なる表情を持った浴槽です。
パナソニック バスルーム:人造大理石のページより引用
パナソニックのショールームで見た感じだと、たしかに見た目の高級感はアクアマーブルの方が上ですね。(私達夫婦はそう思った)
スゴピカ浴槽は、単色のパール調なので、遠くから見るとアパートの安い浴槽とさほど違いがわかりません。(アパートと比べると、もちろん機能は断然スゴピカ浴槽が上だけど)
普段のおそうじの問題はあまり気にしなくて大丈夫。だけど「黒」にしたいならスゴピカ浴槽一択
スゴピカ浴槽にしても、アクアマーブル浴槽にしても、お掃除の手間が劇的に変わるということではありません。
ただし、浴槽を「黒系」にしたい場合は注意が必要です。
…なぜなら、水アカがとても目立つから。
水アカは白いので、白い浴槽ではさほど気になりません。
しかしながら、色の濃い浴槽で水滴を放置してしまうと、くっきりと水アカの水玉模様になってしまいます。
現に、オフローラシリーズの浴槽で黒を選べるのは「スゴピカ浴槽」だけ。
黒でまとめた浴室はスタイリッシュでカッコ良いですが、水アカの点だけは生活していく上で十分注意が必要です。
オフローラの浴槽の種類に悩んだら
- より強度でお掃除がしやすいのは「スゴピカ浴槽」
- 見た目の高級感をとるなら「アクアマーブル浴槽」もおすすめ
- 少しでもお風呂の見積もりを抑えたいなら「アクアマーブル浴槽」
- 浴槽の色を黒にしたいなら「スゴピカ浴槽」
- ショールームで実際に触って、見た目の違いを確認してみよう!
カタログやインターネットの情報ではわからないのは、手触りと見た目をどう感じるかの問題。
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