おうち計画中、すでにおうちを建てた先輩ママのお話を聞きにいくというイベントに出かけました。
建てる前の段階と、建てて実際に住んでいる段階では、視点が違ってとても興味深かったです。
そこで話に上がっていたのが、収納スペースのこと。
3児のママ
子供が大きくなるまでと思い、子供部屋は子供服や季節モノの収納に使ってまして。
でも最近、子供が小学生になって「自分の部屋が欲しい」と言い始めたんですけど…子供部屋に置いてあったモノを移動して、他に収納するスペースがないんですよね。
かと言って、捨てるわけにもいかない…せっかく建てた家なのに、うまく使えてません。
聞けばそのお宅は、45坪ぐらいあるけっこう大きいおうちのようでした。
家を建てようと思う理由っていろいろあると思うんですが、その中でも「賃貸では手狭になったから」っていうことも1つですよね。
注文住宅の間取りを決めるとき、↑こんな考えが出てきますよね。
もちろん収納は多いのに越したことがないのは、間違ってはいません。
だけど、収納スペースを取りすぎたり、「いずれ、何かに使う部屋」というざっくりとしたイメージで間取りを決めてしまうと、ただの物置部屋になりかねないことを知りました。
- 何を収納する場所なのか
- 家事動線はどうなのか
- その場所にあって不便ではないのか
- 引っ越す前に処分できるものはないか
など、自分と家族の生活スタイルを考えた上で、収納スペースを考えるのが大切です。
最初は少しだったのに、気づいたら衣装ケースが山積み…。
ダンボールも中身に何が入っているか忘れたけど、もはや開けるのも面倒…。
間取り決め。その部屋、何に使いますか? その収納、何に使いますか? 用途を決めると失敗が少ない
例えば豪邸に住みたくて、それを建てるだけの十分なお金があるなら問題ありませんが、住宅ローンを組んでまで買う家なら必要最低限にしないといけないんですよ。
- とりあえず収納スペース取っておこう
- 子供が増えるかもしれないから、子供部屋多めにしておこう
- シューズクロークは必須だよね
- ウォークインクローゼットって、あった方が便利でしょ?
- 階段下は収納にしておけば無駄がないよね
これ、全部叶えようとなると、けっこうな大きさのおうちになりますよ。
でね、ほとんどの人は、家の大きさに見合った持ち物を持つんです。
しまうところがたくさんあれば、モノを溜め込む原因になっちゃうし、置くところがなければ購入を見送る。
そう思いませんか?
しかも大きいおうちになればなるほど、固定資産税はアップします。使わないモノのために、固定資産税を支払い続けるのは、ちょっと良くないですよね…。
間取りは「動線」と「ライフスタイル」と、「しまいたいもの」を考えて、適材適所の収納スペースを
かと言って、やっぱり収納は多い方が安心というのも事実ですよね。
ここで大事なのは、
- おうちに帰ってきたときの行動(バッグや上着)
- 家事動線(掃除機、洗濯用品、掃除用品など)
- 書類や貴重品はどこに保管しておきたいのか
- 食品のストックは常にどれほどか
- 洋服は何をどこに置くのか(下着、外着、季節外、子供のサイズアウトした服etc)
- 夫婦の持ち物
- 子供部屋を使う前の子供の持ち物の置き場所
- 家電を置く場所(アイロン、プリンタ等)
こんなことを考えながら、収納スペースを考えることが大切ですね。
なんとなく部屋やスペースを取るのではなく、「この場所にはこれを置く!」というイメージを持って間取りを作らないと、失敗したと思う原因になりかねません。
収納計画を考えるなら「8割収納」と、「収納の定位置」がキーワードに
↑これはわが家のファミリークローゼットなんですが、壁紙に大好きな北欧の花柄をアクセントクロスに選びました。
収納があると、ぎっちり詰め込んでしまいがちですが、8割ぐらいにとどめて余裕を持たせるのが理想ですね。
ついでに、「これは、ココ」という定位置を決めておくと、在庫管理もしやすく、収納に悩むことはありません。
ちなみに私は、食材の賞味期限を切らしてしまうことが多いので、あえてパントリーは作りませんでした。
ぜひ、収納計画について、よく考えてみてくださいね。
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