マイホームを考えている場合に、いちばん不安なのは「お金、住宅ローンのこと」ではないでしょうか。
…なんてお金の不安につきまとわれますよね。
住宅メーカーに話を聞きに行くと、営業マンにはこんなこと↓を言われます。
大丈夫!心配ないですよ。
みなさん同じぐらいの金額で購入して、返済しながら生活されてますよ。
もちろん、住宅メーカーの営業マンは「家を売るのが仕事」なので背中を押してきます。
でも実は、住宅メーカーの専属のファイナンシャルプランナーや、銀行へ相談に行っても同じことを言われちゃうんです…。
住宅を購入して、無理なく返済していける金額は、家計や家族構成、将来の希望のプラン(教育費など)によっても全然違います。
住宅ローン地獄にならないか心配…という方は、必ず住宅メーカーとは関係ない第3者のプロに相談するのが確実です。
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住宅ローンを無理なく返せるのは、年収の5〜6倍ぐらい…それを超えるようなら要注意
あなたの年収でしたら、MAXで○○万円まで借りられますよ!
よかったですね。
↑こんな話を聞くと、「やった!自分にそんなに信用があるとは思わなかった!そんなに借りられるなら、いい家建てられる!」って、うれしくなっちゃう方も多いはず…。
でも借りられる金額って、返せる金額とは決してイコールではないんですよ。
賃貸と違って、税金や維持費の負担が発生…「家賃=住宅ローン」と考えてるとヤバイ
例えば、現在の家賃を8万円支払っていたとして、「住宅ローンの毎月返済額も8万円ならイケる!」…と思う方も多いかもしれません。
こんな支出も増える!
- 固定資産税(毎年)
- 家の規模が大きくなることによる光熱費の増加
- 地震保険の更新(5年後)
- 火災保険の更新(10年後)
- 10年後ぐらいからかかる修繕費の積立
- 住宅ローンの金利分の負担
特に固定資産税の負担は大きくて、我が家も建物分の固定資産税だけで【毎年】満額16万円の負担が増えました。(新築から3年・長期優良住宅の場合は5年の間は、減税制度があります)
子どもの成長は考えてる?将来、家族が増えたり、教育費の負担が増えることも
マイホームが欲しい方のほとんどは、
- 結婚したばかりで新居を建てたい
- 赤ちゃんが生まれたので広いおうちに住みたい
- 子どもが小学校に上がるので、子供部屋が欲しい
…などと、結婚〜子育て世代が多いはずです。
- 家族がまだ増える可能性がある
- 習い事や学費にお金を掛けたい
- 家族で旅行に行きたい
…などと、家計が負担するお金は、子どもの成長とともに増える一方です。
それ相応に、お給料が上がっていけば問題ありませんが、このご時世…どうなるかわかりませんよね。
そんな時は、いろいろな家計のことを知っていて、さまざまな相談にのってきているお金のプロに相談するのが、いちばん安心です。
家を売ることが目的ではない、第3者の冷静なアドバイスがあれば、必ず自分の家族の希望にあったライフプランを考えてくれますよ。
マイホームが欲しいなら、お金のことは必ずプロに相談して!私はこんな流れで相談しました
まずは無料相談予約をする
住宅購入に詳しい知識を持ったFPの[st_af id=”5056″]の予約をします。
面談場所と時間を決める
- FPの事務所に出向く
- 近所のカフェやファミリーレストラン
- 自宅
以上のどこか都合の良い場所で面談をするようにしましょう。
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FPに相談する際に準備すべきもの
FPさんに相談する際は、
- 現在の貯蓄の情報
- 希望のマイホームのだいたいの予算
- 現在の家計の状況(支出や収入など)
- 保険契約の状況
- 子どもの教育費の希望
- この先の大きな出費の希望(旅行計画や車の買い替えなど)
…などを伝えると、より詳細なライフプランが出ます。
↑相談する相手が、住宅の営業マンや住宅メーカーに紹介されたFPだと、後ほど高いお買い物になるので注意です。
住宅メーカーに関係のない第3者のFPによる[st_af id=”5056″]だからこそ、客観的に診断してもらえますよ。
後日、ライフプランの現状や改善点の説明
希望や収入・支出の状況を確認したら、FPさんがライフプランのシミュレーションを作成してくれます。
結果、我が家の場合は、こんなこと↓を指摘されました。
住宅ローンの返済計画は、このままご主人が失業でもしない限り大丈夫でしょう。問題があるとすれば、奥様に万が一のことがあった場合ですね…。
補償が全然足りていないし、子育てしながらのお勤めで、ご主人がお給料を今ほどもらうのが難しくなったら、家計が破綻しかねませんね…。
…という、まさかの診断結果でした。
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必要に応じて「固定費の見直し」「不動産会社の紹介」「損害保険の相談」なども可能
「無料相談のFPさんって、保険を売りたいだけなんじゃないの?」…と思う方も多いかもしれませんが、住宅の知識に強いFPさんなら、家を建てたあともライフプランの見直しをしてくれますよ。
相談するタイミングは、住宅メーカーの契約前がベスト!早めに相談して楽しい家づくりをしよう
お金の相談をするタイミングは、早ければ早いほど良いです。
お金に関する悩みは、家族ごと、人生のステップごとに全然違います。
人さまの家族の例を参考にしようと思っても、まったく同じ条件の家庭なんてないですよね。
それであれば、自分たち家族の現状と理想にあった家づくりのお金を、プロに診断してもらうのがいちばん間違いのない方法です。
せっかくの夢のマイホームなので、家族が楽しく、快適に生活できるようにするには、無理のない価格のおうちを買って、無理のない住宅ローンの返済計画を立てるのは絶対に大事ですよ。
まとめ
…って思うかもしれません。たしかに、保険の見直しが相談内容には入るので、保険の提案は確実にあります。
でも、今まで結婚・出産・マイホーム取得でいろいろなFPさん(その度に違う人)に相談してきましたが、無理に保険を勧められたことは一度もありませんでしたよ。
ひととおり話を聞いて、必要があればさらに詳しく聞いてもいいし、必要ないと感じればお断りすればいいだけです。
住宅ローンの借入金額が妥当かどうかは、年収だけでは絶対に判断ができません。
必ず、家計の状況や家族構成でも差が出ます。
少しでも不安があれば、早めにお金のプロに相談することをおすすめします。
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