わが家にはコンセントがたくさんついています。
必要なところにコンセントがなくて後悔するぐらいなら、使わなくても設置しておいた方がいいと思ったので…
コンセントの中でも最後までつけようか迷っていたのが、床付のフロアコンセントです。
私自身はすごく便利だと思いましたが、フロアコンセントについて調べるとデメリットが目立ちます。
床コンセントのデメリット
- 見た目がよくない(悪目立ちする)
- つまづきやすい
- ホコリがたまりやすい
- 水をこぼしたりすると漏電の可能性がある
- 壁付けのコンセントより費用アップ
- 住んでから場所を移動したくてもできない
デメリットをふまえて悩んだ末、わが家ではダイニングテーブル下にパナソニック製の床用ポップアップコンセントを設置しました。
ホコリやばいので掃除は必須
掃除しないで約1年ほど経ったポップアップコンセントの様子です。
たしかにホコリはたまりやすいですが、開閉ができるので安心ではあります。
部屋の真ん中で、どうしても壁付けのコンセントでは不便なところには特におすすめですよ!
我が家の場合、1箇所あたりのポップアップコンセントのお値段は、約5,000円でした…。値段はけっこう高いので予算とよく相談してくださいね。
ただし我が家は設置する場所を失敗しました。床コンセントを失敗した理由は動画で説明しているので、よかったらご覧になってみてください。
ダイニングテーブル下に床用フロアコンセントをつけた理由と設置した場所について
床コンセントの設置場所はキッチンとダイニングの間
わが家は、キッチンと横並びでダイニングテーブルを配置しています。
家事動線を優先して、行きどまりのないようにぐるぐるとまわれる動線を意識した間取りを作成してもらいました。
キッチン横のダイニングテーブルのまわりに関しても、ぐるりとまわれるようになっています。
キッチン周辺のコンセント事情
ダイニングテーブルを壁付けにするならコンセントは80cmぐらいの高さで壁に作ってもらえばいいけど、うちの場合はどこの壁にテーブルがつかないなぁ…
キッチン側はというと、フルフラットのオープンタイプキッチンの場合、コンセントの壁付けは不可とのこと。(立ち上がりありのキッチンの場合は、立ち上がりの壁部分に配線ができるので取付可能です。)
またパナソニックキッチン ラクシーナには、キッチン作業台の手元用のコンセントがつきますが、シンクを挟んで向こう側なのでダイニングテーブル用として使うのは現実的ではありません。
ラクシーナのコンセント位置は、希望すればシンク側に移動もできます◎(要相談)ただし、シンクとコンロの間の作業でコンセントが使いにくくなる点は注意しましょう。
▼お料理のときはとても重宝しています
ということで、床にフロアコンセントをつけることに決めました。
ただし床コンセントの場所は失敗したと思っている
住んでから気づいたけど、通路に設置したのは失敗だった…!
おうちの設計当初は、実はキッチンにダイニングテーブルを横付けする予定でした。
しかしながら住んでみたら、ダイニングテーブルとキッチンの間は通り抜けできた方が便利なことに気づき…。
床コンセントは、ダイニングテーブルの真下に来るように設置した方が使いやすかったな…と感じています。
床コンセント自体はとても便利だけど、設置場所は難しいので慎重に考えよう。
ダイニングテーブルで電源を使うときに必要不可欠…つけなかったら絶対後悔した
実際に床用フロアコンセントを使ってみて思うのは、悩んだけど、つけておいて本当に良かった!ということです。
卓上鍋や焼肉の際のコンセントはもちろんですが、ダイニングテーブルでパソコン作業する際にも役立ちます。(私がいちばん使ってます)
床用コンセントの使い勝手自体はとてもいいので、迷ったらつけておくのがベストと感じています。
もし床にコンセントをつけなかったら、反対側の壁から電源をとることになり、まるでゴールテープのような感じになっていたことでしょう…。
床コンセントに実際にコンセントを差し込んだ様子の写真とおさえておくべき注意点
アダプタータイプは2口同時に使えないので注意
アダプタータイプのコンセント(パソコンやスマホなど)は、2口同時に使用するのは厳しいです。
上側の差込口を使うようになりますが、下側は使えなくなってしまいます。
通常サイズコンセントなら2口同時に差し込み可能
2口のコンセントは、通常のコンセントであれば同時使用が可能です。2つ差し込んでも干渉しません。
iPhoneのアダプタは2つ挿さらない
iPhone購入時に付属してくる充電用アダプタも、2つ同時使用はできません。
2人同時にパソコンなどを使用したい場合は、延長コードやたこ足コンセントを使用する必要があります。
私はこちらの商品(Amazon)をダイニングテーブル周辺でよく使います。
ポップアップコンセント(床コンセント)を閉じた状態の段差は約2ミリつまづきはある?
閉めていればほぼつまづく心配なし
我が家の床用フロアコンセントは、ポップアップ式です。ボタンを押しながら開閉するタイプになります。
閉じた状態なら約2ミリほど出ているだけなので、ほとんど気になりません。
実際住んでいて、閉じた状態でつまずいた…ということはありません。
ただし高齢な方だと、つまづく可能性は否定できません。その場合は、ダイニングテーブルの下に隠すなどして対応した方が無難です。
さすがに開けた状態はつまづきやすいので注意
さすがに開けた状態だとつまづきます。
やはり、通路には設置しないほうが無難です。設置場所はかなり大事ですね。
お掃除ロボットも問題なく乗り越えられる
お掃除ロボットもポップアップコンセントが閉じた状態なら、なんなく乗り越えられます。
パナソニック製ルーロ、アイロボット製ルンバは、特に問題なく乗り越えていました。
パナソニック製ポップアップコンセントは床の色に近い4色から選ぶことができる
画像引用:http://www2.panasonic.biz/es/densetsu/haisen/switch_concent/floor_outlet/residential/f_upcon.html
パナソニック製ポップアップコンセントは、茶系4色から選ぶことができます。
- アイボリー
- ブラウン(ナチュラルバーチ)
- ブラウン(バーチ)
- ダークブラウン(オーク)
わが家は床が朝日ウッドテックのライブナチュラル「バーチ」を使用しているので、バーチにしました。
もしかしたら、ナチュラルバーチの方が馴染んだような気もしますが、そんなに気にしていません。
他にも、スクエアタイプのものや、メタリックタイプの床用コンセントがパナソニック製ではラインナップされています。インテリアのイメージに合ったタイプを選んでくださいね。
もし床暖房が入っている場合は、フロアコンセントを設置できない場合があります。設計段階でよく確認してみてくださいね。
フロアコンセントの気になる設置費用は? 設置できない床はある?
床コンセントは壁付けコンセントの費用の5倍ほど
我が家の場合、普通の壁付けコンセントの1箇所あたりの設置費用は1,000円ちょっとでした。
ポップアップコンセントの設置費用は、1箇所5,000円ちょっとでした。
残念ながら、床用ポップアップコンセントはけっこうお値段が高いです。
ポップアップコンセント1箇所分で、普通のコンセントが3〜4箇所付けられるぐらいの差額が出ます。
床暖がついている場合は設置不可能な場合も
もし床暖房が入っている場合は、フロアコンセントを設置できない場合があります。設計段階でよく確認してみてくださいね。
我が家では、リビングの真ん中もつけようか悩みましたが、ラグを置いたりすれば隠れてしまうことも考えられたのでやめました。
ここぞという場所に、どんな用途で使うかよく考えてポップアップコンセントを配置しましょう。
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