おうちを建てると固定資産税(と、都市計画税)がかかりますよね。
だいたい毎年4月ごろに納税通知書が届き、4回に分けて納税するようになります。
とは言え、おうちを建ててみないと自分の家の固定資産税はいくらかかるのかわかりません。
固定資産税は2本立て
- 土地
- 建物
もし、新築した場所が「市街化区域」という指定をされていると、都市計画税も発生します。
土地に関する固定資産税は、住んでいる地域や立地条件でまったく違うので、この記事では触れません。
では、パナソニック ホームズのわが家の固定資産税はいくらだったのでしょうか…?
→初年度の建物分のみの固定資産税の支払額は87,230円でした。この金額は、軽減措置済みです。
ポイント
一般住宅の場合、新築から3年間(長期優良住宅の場合は5年間)、120平米までの固定資産税が2分の1に減額されます。
わが家の場合、もし減額されなかった場合の固定資産税額は約16万円でした。
パナソニック ホームズのわが家は、
…と、なんだか固定資産税には不利なおうちのつくりをしています。w(ということで、どれだけかかるのかちょっと不安でした)
▼わが家のスペックと導入した住設はこちら
固定資産税の調査(家屋調査)は、引き渡し後すぐにやってきた
そもそも、固定資産税が決まる前に「家屋調査」という行事がありました。
家屋調査は、基本的には1度きりになります。
建築確認申請の図面に基づいて調査していかれるので、特に隠しようがありません。家屋調査の一部始終を、おとなしく見守るまでです。
残念ながら、家屋調査の段階では、家の評価額がいくらとか、固定資産税がいくらとか、そういった細かいことはわかりません。
固定資産税が「どの部分に」、「いくらかかるのか」というのは、もはや謎
耐用年数の高い部分は固定資産税が高い
- 外壁タイル貼り>サイディング
- 軽量鉄骨>木造
- 天然石>タイル
住宅に使っている素材でも固定資産税が変わります。
パナソニック ホームズの場合、軽量鉄骨+キラテックタイルは確実なので、そこそこ固定資産税がかかることは考えておくべきですね。
固定資産税は「贅沢税」と考えるとしっくりくる
- 広いおうち
- 天井が高いおうち
- 大きい窓や建具を使っているおうち
- お風呂が大きいおうち
- 洗面台やトイレの数が多いおうち
- 全館空調や床暖房があるおうち
- 造作家具が多いおうち
とは言え、固定資産税はその建物の評価なので、安いから良いという問題ではありません。
固定資産税がかからない部分の例
- 外構
- カーポートや物置
- 屋根と一体型ではないソーラーパネル
- 家具、家電
わが家の場合、屋根一体型のソーラーパネルにこだわりがあったわけではないので、屋根と別のタイプにすればよかったのかな?と一瞬思いましたが、かと言ってどれほど変わるのか?という部分もあるので、なんとも言えません。w
後付けした設備に関しては固定資産税はかからない
単純に、家屋調査がきたあとに付け足した設備は把握できないですよね。
- 後からソーラーパネルを載せた
- 後から洗面台を設置した
- 後からロフトを作った
- 後からキッチン背面のタイル貼りをした
- 後から床暖房を増設した
…などは、一般的に固定資産税の対象外と言われています。
ただし、後から増設する工事費は新築時より割高になる可能性がありますし、住まいながらの工事はストレスになるので、新築時に一緒にやっておいた方が無難かなとは思います。
「固定資産税が高くなるから」という理由で設備をケチるのはおすすめしない
ちなみに、パナソニック ホームズで建てた40坪のわが家の評価額は、1,200万円には届いていません。
つまり購入時の価格がそのまま固定資産税の評価額になるわけではないので、コンセントや水回りなどの住宅設備を増やしたところで、そんなに大きくは変わらないと考えられます。
仮に、外壁をタイルからサイディングに、屋根を瓦からガルバニウムに…と変更すれば、固定資産税額も万単位で変わる可能性がありますが、耐久性を考えるとランニングコストの方が高い気がします。
とは言え、固定資産税は建物だけではありません。
地価の高い地域や、都市計画税がかかる地域にお住いの場合は、建物と同じぐらい…もしくは土地の方が高い固定資産税がかかる可能性があります。
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