間取りが決まると、インテリアコーディネーターさんと照明決めに入ります。
わが家の場合、リビング・ダイニング周辺はすっきりとしたダウンライトを配置しています。
ダウンライトとシーリングライト、どちらが導入コストが高いかというと、圧倒的にダウンライトです。
しかもダウンライトにすると、LEDの寿命がきたときに電気工事業者さんに取り替えてもらう必要があるので、メンテナンスコストもかさみます。
その点、シーリングライトは、↓以下のような理由で優れています。
- 施主支給でもカンタンにつけられる
- 対応畳数のシーリングライトをつければ、たった1つで広範囲が照らされる
- 標準で調光機能がついている商品が多い
- 買い替え、取り替えがカンタン
- コスト面でダウンライトより圧倒的に安い
照明にこだわる場所と、コスパ重視の場所をしっかり仕分けしないといけませんね。
- リビング
- ダイニング
- キッチン
- 子供部屋
- 寝室
- 和室
- 家事スペース
↑このあたりが照明を考えるお部屋になります。
しかし、特にこだわりのないお部屋については、「LEDシーリングライト」が最強です。
LED照明が出てすぐの頃を思うと、価格はどんどん下がっていますし、機能的にも、見た目にもいちばんバランスが良いのがシーリングライトです。
実際に住んで感じた、ダウンライト照明と比較してシーリングライトが優れている点
なんといっても、天井埋め込み式のダウンライトは、すっきりしていてスタイリッシュです。
たぶん、賃貸住宅がシーリングライトが主流だからですね。
でも、ダウンライトって意外とデメリットが多いんです。
ダウンライトのデメリット
- 広い部屋だといくつも設置しないといけない
- 配置が難しく、実際に住んでみないと使い心地も想像しにくい
- 調光・明暗調節機能をつけると、費用アップになる
- LED寿命がきたときの入れ替えコストがかかる
- 眩しくて直視できない
標準的なダウンライトは、調光・調色機能がつかず、LED電球の寿命がきたときは設備業者に工事を依頼して取り替えるようになります。
その点、シーリングライトは標準で調光・調色機能がついているので、超経済的ですよね。
しかもシーリングライトはだいたいリモコンが付いてくるので、寝室などには最適です。
しかも、LED照明の寿命がきても自分で取り替えが可能ですし、子供部屋など成長に合わせて模様替えしたい場合もとても気軽です。
シーリングライトのデメリット
- デザイン的に普通すぎておもしろくない
- 勾配天井には向かない(この場合は、ペンダント式にするという方法で解決)
以上です。
シーリングライトって、デザイン的な不満ぐらいで、機能的には十分です。
デザインに納得がいかない場合は、おしゃれなペンダントライトなどに付け替えもできるので、デメリットって本当に少ないですね。
▼わが家は勾配天井なので、リビングフロアは全てダウンライトです
眠ることを想定している部屋はシーリングライトがオススメ。ダウンライトはまぶしすぎる
ダウンライトで照らされた空間自体は普通なんですが、ダウンライト自体はまぶしすぎて直視できません。
よく言われるのが、赤ちゃんがいるおうちにはダウンライトは合わないという点です。
寝返りができない赤ちゃんは天井を見つめますので、ダウンライトがついていると直視してしまうかもしれないので、ちょっと危ないですね。
- 寝室
- 和室
あたりは、確実にシーリングライトでも十分だと思います。
子供部屋もシーリングライトで十分。お部屋の雰囲気を簡単に変えられるので可変性に優れている
シンプルでおしゃれな照明に付け替えたりもできます。↓
子供が小さいうちは無難にシーリングライトにしておいて、将来違うデザインに付け替えて楽しむという使い方も魅力的ですね。
新築する場合に、現在のおうちで使っているシーリングライトの持ち込みはできる?
LED照明は寿命が長いことが特徴です。
新築するにあたって、現在のおうちで使っているLEDシーリングライトを持っていきたいという希望もあるはず。(我が家もそうしました。)
すでに使用中のシーリングライトの持ち込みはもちろんOKです。
ココに注意
ただし、ZEH(ゼッチ)プラスのおうちは、販売証明などが必要になります。(普通のZEHならOKです)
もし今使っているLEDシーリングライト等を持ち込む場合は、対応の畳数を確認した上で配置を考えましょう。
パナソニックの照明カタログで買うのと施主支給はどちらが安いのか
パナソニック ホームズでおうちを建てる場合、パナソニック製の照明カタログから選ぶと割引がありました。
- もし超シンプルでスタンダードな丸いシーリングライトをつけるなら、施主支給の方が安い
- もしこだわりの素敵なシーリングライトをつけるなら、カタログから選んだ方が安い
↑照明の施主支給については、こんな感じで使い分けるのがおすすめです。
一部屋に1つの照明となると、4LDKのおうちで最低5〜6箇所は照明が必要になります。
その場合、できるだけ低価格で数をそろえたいなら、絶対に施主支給の方が安いです。
例えばアイリスオーヤマ製なら、5000円以下という格安の照明もあります。
逆に、シーリングライトにこだわらず、お部屋のテイストにあった照明を選びたいとすれば、パナソニックの照明カタログはとても参考になります。→パナソニックのカタログを見たい方はこちら
こだわり始めると難しい照明選びですが、もし「安さ」と「機能性」に重点を置くのであれば、迷わずシーリングライトをおすすめします。
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