わが家はパナソニック ホームズでおうちを建てました。
地元工務店や、人気のハウスメーカーなど約10社ほど見てパナソニックホームズに決めたわけですが、おうちをつくってもらう会社を決めるって相当難しいですね。
そもそも、
- 大手ハウスメーカーにするのか
- 地元の工務店にするのか
という大きなくくりから方向性が変わってきます。
わが家は大手ハウスメーカー(パナホーム)にしたわけですが、それってなぜでしょう?
値段が〜、性能が〜、担当者が〜…などと理由を挙げればキリがありませんが、そもそも外観がパナソニック ホームズだとすぐわかる、キラテックタイルの美しさが一目瞭然だったからと言うことがありました。
そう、大手のハウスメーカーでおうちを建てるメリットの1つは、「外観でハウスメーカーがわかる」という点です。
実際、ハウスメーカー・工務店探しをしていると、「あ、あのおうちは一条工務店、あっちはセキスイハイムで、あれは積水ハウス…」と大手メーカーの建物は外観ですぐわかるようになりました。
この記事では、大手ハウスメーカーの外観の特徴と比較についてまとめます。
大手ハウスメーカーのブランド力を感じる外観の特徴
住宅の新築を検討していると、不思議と近所や街中にある戸建て住宅に目が行きます。
「あ、あの外観はまさに三井ホームの大人気のシュシュだ〜」
「あの外壁はダインコンクリート、積水ハウス〜」
「あの箱を重ねたような造り、絶対セキスイハイム〜」
「やっぱりパナホームはキラテックタイルがキレイ!」
「タイル張りだけど四隅に目地が見えるから、あれは一条工務店!」
これは実際に家づくりしてる人あるあるだと思うんですが、住宅の外観でハウスメーカーがわかるようになってくるんですよね。
ほとんどの大手ハウスメーカーの場合、外観にそのハウスメーカーの決め手となる特徴があります。
一条工務店〜アイスマート〜
一条工務店は近年、着工件数がぐんぐん伸びている企業ですね。
住宅展示場に出かければ、必ずといっていいほど一条工務店のブースを見かけます。
- 外壁タイル
- タイル4角に縦ラインの目地
- 四角い箱型
- 屋根にはたくさんのソーラーパネル
などと、特徴的な外観になっています。
▼パナソニック ホームズとそっくりの外壁タイルの比較はこちら
セキスイハイム
工場で組み立てられたユニット(箱型)を現地で組み立てるのが特徴のセキスイハイム。
短期の施工が可能で、エネルギー効率の住宅を建てているイメージが強いですよね。
- とにかく四角い外観
- タイル外壁
- 陸屋根が多い(屋根がたいらなタイプ)
中には、勾配がついた屋根のシリーズがありますが、セキスイハイムの圧倒的人気はスマートパワーステーションのような陸屋根タイプのおうちです。
▼あったかハイムの評判はこちら
積水ハウス
積水ハウスと、セキスイハイムはまったくの別会社です。
積水ハウスといえば、日本トップシェアの大手ハウスメーカーですよね。
鉄骨と木造の両方のラインナップがありますが、30年間メンテナンスフリーのオリジナルの外壁材が有名です。
- 重厚感のあるダインコンクリート外壁(鉄骨のみ)
- 上質感のあるベルバーン外壁(木造のみ)
- 型枠に模様が入った美しい基礎
積水ハウスは、外構とセットで家づくりを進めていくので、敷地全体が整っていてキレイなおうちが多いイメージです。
▼積水ハウスとパナソニック ホームズの比較
ヘーベルハウス
鬼怒川の災害の際に、流されずに残っていたイメージの強いヘーベルハウス。
外壁材は、ALCコンクリート外壁が有名ですよね。比類なき壁というキャッチフレーズで売り出されています。
- 重厚感のある1枚板のような外壁
- 凹凸の影が美しい
- ビルのようなたたずまい
- 箱型の住宅
耐火性が高く、都市型住宅としてヘーベルハウスは人気なイメージが強いですね。
ミサワホーム
ミッフィーちゃんのイメージが強い、木質パネル住宅です。
蔵のある家が有名ですね。
外壁は、タイル・吹付け・サイディングと豊富に選べるのが特徴です。
- 蔵のある家だと、背の高い雰囲気のおうちになる
蔵がないタイプだと、外観に劇的な特徴はありませんが、大手ハウスメーカーの中では比較的リーズナブルな価格帯になります。
三井ホーム
木造の最高級住宅として名高い三井ホームには、さまざまな商品ラインナップがあります。
- 昔から定番の水平ラインのある「オークリー」
- シンプルナチュラルな家「ソノマ」
- フレンチモダンの「シュシュ」
あたりは、「ザ・三井ホーム」という出で立ちに感じます。
他のハウスメーカーや工務店でも、三井ホームの人気ラインナップを思い起こすデザインの住宅を建てている場合もありますね。
パナソニック ホームズ
パナソニック ホームズ(旧パナホーム)は、外壁キラテックタイル が特徴です。
以前まではオプション対応だったものの、現在では標準装備になっています。
▼我が家はパナソニック ホームズを選びました
逆にこれと言って決め手のない外観の戸建て住宅も多い=サイディングやガルバニウム外壁が主流
大手ハウスメーカーだと、外壁材に特徴があったり、外観のコンセプトが似ていたりで判別がつきやすいんです。
でも、これと言って特徴がない住宅もたくさんあります。(悪い意味じゃなくてね!)
建設途中なら、足場にかかっている垂れ幕でどこの工務店か一目瞭然ですが、いざおうちができてしまうと、どこの工務店で建てたのかは、もはや判別不能です。
サイディングやガルバニウム外壁は、本当によく見かけますね。
地元工務店や中堅ハウスメーカー、ローコスト住宅だと、だいたいサイディングかガルバニウムが多い気がします。
外観からハウスメーカーがわかる=坪単価の相場と性能がわかる→所有ステータスを感じる
新築するにあたり、大手ハウスメーカーを選ぶ理由ってたくさんあると思うんですが、「ブランド品を買った」というイメージに近いです。
ただブランド品って言ってもいろいろあって、
- 超高級志向
- 機能性重視志向
- デザイン重視志向
- プチプラ志向
↑みたいな項目にわけられると思うんですよね。
パナソニック ホームズの場合は、機能性重視がいちばん当てはまると思います。
いずれにしても、「うちはこのハウスメーカーで建てたんだ!」というのが、所有ステータスになります。
ぜひ外観の特徴も、ハウスメーカー選びの項目の1つに加えて考えてみてくださいね。
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