我が家はパナソニック ホームズでおうちを建てました。
完全注文住宅でしたので、間取りから内装まで、すべて自分たちの希望をつめ込んで家づくりをしました。
クローゼット収納扉の定番といえば、「折戸」ですよね。
折戸は省スペースで幅広い収納の扉として活用できて、お値段もリーズナブルなイメージです。
でも実は折戸には弱点があります。
折戸は壁際にデッドスペースが多い
- 戸袋になる部分の幅
- 既製品の扉に合わせるので、間口と収納の幅が違う
…ということで、折戸だと端っこの部分が隠れてしまいます。
意外と、クローゼット収納扉にもそれぞれメリット・デメリットがあるので、よく考えてみて欲しいところです。
ちなみに私は住んでみて、「3連引き戸」が断然使いやすかったです。
▼収納量が足りるか心配な場合は、まず持ち物の整理をしてみてくださいね
住んでみていちばん使いやすかったクローゼット扉は「3連引戸」…間口が広く出し入れしやすい
我が家のドアはすべてパナソニック「ベリティス」シリーズになりますが、3枚引き戸は連動して動きます。
広い間口で開けたままでも扉が邪魔にならない
例えばリビングの3連引き戸はおもちゃ収納・書類収納などとして使っていますが、子どもが開けたまま遊んでいても扉が邪魔になりません。
ダイニングテーブルのすぐ背面であり、通路でもあるので、クローゼットを開けた状態で扉が邪魔にならない点ではメリットが大きいです。
布団の出し入れがしやすい
和室にも3連引き戸を使用しています。
リビングの引き戸よりクローゼットのサイズは小さいですが、3分の2の開口を確保できるので、布団の出し入れがとてもしやすいですよ。
例えば、クローゼットのすぐ横に布団を敷いても引き戸が開けられる点では、狭い和室には最適だと思いました。
壁際のデッドスペースが少ない
引き戸の場合は、扉を逆サイドに開けてしまえばデッドスペースがほぼありません。
10cm~15cmの差ではありますが、実際に目で見るとずいぶん広く感じますよ。
▼収納内にコンセントの設置も忘れずに
3連引き戸のデメリット
- (上吊り戸にしない限り)レールの幅をとる
- 値段が高い
単純に扉1枚分の奥行きが必要になるので、省スペース収納には向きません。
また上吊にしない限りは、レールの掃除の手間ができてしまいます。
…とは言え、大容量の収納を、めいっぱい使用したい場合は、確実に3連引き戸が便利なことは確実です。
クローゼット収納の開き戸は間口の狭い収納に最適◎ 扉の裏側に収納をDIYすることもできる
我が家の場合、開き戸のクローゼット収納扉は和室の階段下収納ぐらいでした。
例えば、洋服収納などに開き戸を使う場合、扉の裏側にラックなどをDIYして収納を広げることもできますよね。折戸・引き戸ではできませんのでメリットだと思いますよ。
開き戸のデメリット
- クローゼットを開ける際に手前にスペースが必要
- 扉の裏側の面材が殺風景
- 幅広のクローゼットには不向き
意外と見落としがちなのは、クローゼット扉の裏側の面材についてです。
このシンプルな裏側の面材のおかげで、値段が安く、しかも省スペース(薄い扉なので)で設置できるというメリットもあります。
クローゼット収納の扉の定番 折戸のメリット・デメリットを知っておこう
洋服収納を折戸にしておくと、ガバッと開いて全体を見渡せて使いやすいイメージですよね。
引き戸の場合は、戸袋が必ず1カ所できてしまうのがデメリットです。ですので、開口の広さは折戸の方が上です。
デッドスペースの活用方法を考えておくべき
折戸の最大のデメリットは、戸袋と収納内部にデッドスペースができてしまいます。
引き出しケース収納を置いたときに、壁に寄せると引き出しが開かなくなってしまうデメリットがありますよね。
…我が家はまだ、活用できていません。w
オープン収納にする場合は、目隠しロールスクリーンをつけることも考えよう
- 扉を気にせず収納できる
- 場合によっては、収納以外の使い方もできる
- 扉代の節約になる
…といったメリットがあると思います。
たしかに、前に賃貸に住んでいた時のクローゼットが「2枚引き戸」で布団の出し入れが引っかかってしまって大変で扉を取って使っていました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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