我が家はパナソニック ホームズでおうちを建てました。
日本でおうちを建てるにあたって、「和室を作るか?」ということは永遠の課題ですよね。
我が家はというと、和室を作りました。
間取りは2階リビングなので、和室は1階に独立させて6畳のスペースをとっています。→間取りはこちら
我が家の和室の用途
- 来客用(玄関から直通で和室に入れます)
- 来客お泊まり用
- 1階での居間の役割(わが家は2階リビングなので)
- 夫婦ともに長男長女なので、将来の両親のために
- 娘が2人いるので、里帰り時の生活用に
- 雛人形を飾る部屋&しまう部屋として
こんなことを考えて和室を作りました。
この記事では、我が家が和室を間取りに設けた理由と、実際の独立和室の使い方についてまとめます。
子どもの出産で実家に里帰りしたときに実感した「和室」の必要性〜プライベート空間で安心して赤ちゃんを寝かせられる
わたしの実家は30坪ほどの2階建のコンパクトな家です。
1階のリビングの横には、6畳の和室がありました。
自分が子供の頃は、「和室をなくして、その分リビングを広げればいいのに…。」と思っていましたが、結婚してから和室の存在のありがたみがやっとわかりました。
赤ちゃんのときは、寝かせるスペースとして。
幼児になった現在は、遊ぶ部屋として、実家の和室は活躍しています。
そんなこともあり、わたしたち夫婦は「畳スペース」というちょっとしたものではなく、「和室」を作ろうというのは最初から要望の1つでした。
6畳ぐらいが使いやすい
計画当初の間取りでは、和室は省スペースにと4畳半でした。4畳半でも悪くないのですが、独立和室の場合、4畳半だとものすごく狭く感じます。
親子3人〜4人で布団を3つ並べて寝るなら、6畳ぐらいあった方が便利だと思います。
それでも、自分の子どもたちの将来のことなんてまだまだですよね…。
なので普段から、多目的に使えるように、和室の位置や収納を考えました。
玄関から直通の場所に和室を設置〜お客さんを家の奥まで通す必要がないので生活感を隠しやすくした
和室の入り口は、写真右側のメープル色の引き戸です。
来客が泊まれるよう、和室には布団が収納できるスペースを設置〜3連引き戸にすることで布団の出し入れがしやすい
写真の3連引き戸の部分が、布団が収納できるスペースになっています。
階段下を利用していますので左側には傾斜がありますが、布団収納としては十分ですよ。
「雛人形」を飾る部屋としても利用〜階段下収納は3体分の雛人形がちょうど入る大きさに
我が家の和室の使い方の1つに、雛人形を飾るスペースとしての役割があります。
我が家の雛人形は、親王飾り(お内裏様とお雛様のみ)なので、コンパクトではありますが、3セットもあると意外にスペースが必要です…。今までは旦那の実家に飾らせてもらってました。
新居では和室があることで雛人形を飾ることができるようになりました。
収納は、階段下スペースがちょうど良く、3セット分すべてが収納可能です。
▼階段は踏み板の形状を四角にして上り下りしやすく工夫しました
「和室」という空間は可変性があるのが最大のメリット。用途を絞らず、万能に使える部屋として考えよう
昔の日本の住宅は、基本的に全部の部屋が和室でしたよね。
- リビング(居間・茶の間)にもなり
- 囲炉裏があってキッチンがわりにもなり
- 寝室として、布団を敷いて使ったり
- 客間として使ったり
- 茶室のような趣味の部屋として使ったり
洋室が和室のような働きをしないのは、「目線が高いから」「家具(テーブルやイス)ありきの空間になるから」ということが考えられます。
大きい家具を置いてしまうと、いちいち動かすのがめんどうですよね。
その点、和室は小さいテーブル1つと、押入れにお布団や座布団をしまっておけば、さまざまな用途に変身する部屋になります。
和室を作ろうか迷ったときに、
- 子ども(娘)が、里帰りしてくるなんてわからない
- 親を引き取る予定はない
…そんなことを考えると、「普段使わない和室を用意するのはムダ」と考える場合も多いと思います。
でもわが家の場合、どちらの可能性も否定できません。
子どもは女の子だし、夫婦で長男長女です。絶対に「ない!」とは言えない状況です。
そう考えたとき、独立和室があることで、お互いの肩身の狭い思いをいくらか軽減できると考えています。
スペースとの兼ね合いもあると思いますが、わが家の和室の使い道もぜひ参考にしてみてくださいね。
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