右も左もわからない、はじめての家づくり。
特に完全注文住宅を検討しているなら、決めることや考えることが多すぎて、何から始めればいいのかわからず悩んでしまいますよね。
こんな悩みとともにスタート…
- 住みたい家の理想はたくさんあるけど、予算は限られている…
- 頭金っていくらぐらい必要?、住宅ローンっていくら借りても大丈夫?
- 本当はどんな家に住みたいのか、いまいちイメージがわかない…
- なかなか条件の良い土地が見つからない…
- 地元工務店にしようか、大手ハウスメーカーにしようか、どっちが良いのかわからない!
- 鉄骨住宅、木造住宅、木質パネル住宅…建物の構造はどれにすべき?
おうちは、一生に(たぶん)一度のお買い物だからこそ、じっくり考えて検討したいですよね。
私のインスタグラムはたくさんの方にフォローをしていただいていますが、日々たくさんの質問DM↓が寄せられます。
- うちの見積もり金額は妥当ですか?
- ◯◯会社に頼もうと思うんですけど、どう思いますか?
- なんかしっくりくる間取りが出てきません…
- 営業担当からこんなことを言われました…これってどうですか?
- 家づくりしたいと思ったら、何から始めればいいですか?
もっと、ちょっとした質問も多いんですが、けっこう重要な質問が多い…!
この記事では、「家づくりをはじめようと思ったら知っておきたいこと」を順番にまとめていきます。
ここが大切!
- 家づくりで後悔した人の「なぜ後悔してるのか?」を知っておく
- HM・工務店の情報集め:住宅展示場に出かけるのは楽しいですが、やみくもに出かけるのはおすすめしません。一括資料請求で効率的に。
- (同時進行で)土地探し:土地がないことには家が建たないので、土地情報をもらえるHMを探すのも大切
- 家計の見直し:「固定費」と呼ばれる毎月決まった出費(例.保険料・スマホ代など)をもっと安くできる人は想像以上に多い。ファイナンシャルプランナーに相談する
- 住宅取得で必要なお金の知識をGET:「家賃並みのローン支払いで家が持てる」というのは本当ですが、半分ウソです。実際は他にお金がたくさんかかるので知っておく必要あり。
「マイホームが欲しい!」という気持ちが先立ってしまう人ほど、大切なHM選びやお金のことを置いていきがちになってしまい、あとで後悔している人が多い印象です。
▼[st_af id=”4014″]を使うと、間取りの検討や見積もり比較が効率よくできるので、必ず契約前に利用しましょう(→サービスの特徴や注意点はこちらにまとめてあります)
[st_af id=”4009″]
「家づくり自体を後悔・失敗した!」と思っている人がやらなかったこと
我が家だって、注文住宅を建てて住んでみたら、ここはこうすればよかった!、ここはもっと考えるべきだった!…というちょっとした後悔ポイントはいくつもあります。(→我が家の後悔ポイントはこちら)
実は、家づくりに後悔してしまう人には、こんな共通点が多い↓です。
後悔しやすい人の特徴
- 夫婦で家づくりに求めることのすり合わせが足りなかった(のちに不満になりやすい)
- 契約したメーカー以外の建築会社とほとんど比較していない
- 他人のおうちとばかり比べてしまう
- マイホームの資金計画が具体的ではなかった
- 家を建てたら生活が苦しくなった
- 「家が欲しい」という気持ちだけで、勢いで契約してしまった
だからこそ、家づくりで大きな「後悔」や「失敗」 を防ぐためには…
手間を惜しまず、自分でしっかり調べて比較。
限られた時間の中で、効率よく情報収集をして知識を身につけて商談すること。
…これが大切。
【住宅展示場に出かける前に!】土地探し、ハウスメーカー・工務店選びを効率よくおこなうポイント
家づくりをしたいと思ったら、まずは住宅展示場や建売のモデルルームを見にいくところからはじめよう!…と思う方が多いのではないでしょうか。
でも、いざ本当に「おうちを買う」となると、キラキラしたモデルルームだけでは判断できないことがたくさんあります。
- 家の構造は安心か?
- お値段は自分たち家族に見合っているのか?
- 見積もり内容はぼったくられてないか?
- 暮らしやすい生活のための機能性は十分か?
- 他のハウスメーカーや工務店と比較してどうなのか?
…つまり、知識をあまり持たずにふらっとモデルルームを見に行って、営業マンの話を聞くのは少し待った方がいいです。
まずは、自分で必要な情報を集めてから、気になるハウスメーカーや工務店をしっかりピックアップしてからたずねましょう。
住宅メーカーのカタログ請求で夫婦の意見のすり合わせをする
住宅メーカーが満を持して作っているカタログは、暮らしたいイメージや間取りを決める上でアイデアの宝庫です。
特に最近、「キッズデザイン」に力を入れている会社が多く、子育て住宅のアイデアを見るだけでもとても参考になります。
- セキスイハイム
- 住友林業
- ヘーベルハウス
- タマホーム
- レオハウス
- ミサワホーム
- 積水ハウス
- 一条工務店
- パナソニック ホームズ…etc
特に家づくり初期で意外と多い悩みは、夫婦で建てたい家のイメージが全然違う…ということ。
例えば、夫は「スタイリッシュでかっこいい家が欲しい」と思っている一方で、妻は「ナチュラルでかわいいおうちがいいな」と思っていたりします。
このイメージの違いは、ぜひハウスメーカーや工務店を契約する前に、しっかり落とし所を見つけておく必要があります。
その点、カタログなどの資料が多ければ、時間のあるときに「こんな感じがいい」と議論を重ねることができますよね。
[st_af id=”4728″]
「土地探し」ありきでハウスメーカーを決めるのも◎
もし土地から準備する場合は、資料請求の時点で「土地探し希望」という条件を出しておけば、ハウスメーカーや工務店が土地探しを手伝ってくれます。
気になる土地情報を提供してくれる住宅会社から順番に、具体的な話を聞いていく方法もアリだと思いますよ。
【家計を把握することは何よりも大切!】 マイホームを建てる前に家計のムダがないか確認しよう
保険会社所属のファイナンシャルプランナーに相談する
こんなこと相談したよ!
- 住宅ローンを借りてマイホームを取得したあとの将来の貯蓄の推移
- 子どもの成長とともにかかる費用の確認
- 数年に1度の大きな出費(家の修繕・車の購入など)のときの家計の変化
- 現在の保険料と万が一のときの補償内容の見直し
ちなみに私は心配症なので、全然違う会社に属されている2人のファイナンシャルプランナーさんに相談しました。
▼実際に我が家の家計をFPさんに相談したときのことは、こちらの記事にまとめてあります。
[st_af id=”3935″]
家庭で固定費が多い項目TOP3
家計において、固定支出が多い費目は、
- 家賃(住居費)
- 保険料
- スマホ代(通信費)
…です。ほとんどの家庭がそうです。
家計の支出を減らせれば、住宅にかけられる予算も増えるので、選択肢が広がりますよ。
【マイホームにかかるお金の落とし穴】住宅ローン支払い=賃貸の家賃と考えていると、必ず後悔する理由
毎月、家賃並みの支払いで夢のマイホームが持てる!
…なんて広告、よく目にしませんか?
これって本当でもあり、嘘でもあるんですよ…。
例えばこんな出費があるよ
- 住宅ローンの金利や手数料の負担
- 土地や建物の登記に必要なお金
- 新生活に向けた家具・家電の買い替え費用
- 新築中の仮住まいや引越し費用
- 多少なりとも庭ができることによる外構費用の負担
- 不動産取得税・固定資産税などの税金
- 建物の火災保険料
- 家の規模が大きくなることによる光熱費の増加
- 経年劣化に対する修繕費の準備
↑これって、どれも賃貸暮らしのままなら、あまり気にせずによかった出費なんですよね…。
▼住宅ローンを借りることは決して悪いことではありません。我が家は借入金利が現在0.42%(ただし変動)なので、住宅ローン控除の方がプラスになっています(→住宅ローン控除についてのブログ記事はこちら)
まとめ:後悔しない家づくりには情報収集が必要不可欠〜マイホームで考えるべきポイントや流れはよく確認しよう
マイホーム計画のはじめの一歩
- 家づくりで後悔した人の「なぜ後悔してるのか?」を知っておく
- HM・工務店の情報集め:住宅展示場に出かけるのは楽しいですが、やみくもに出かけるのはおすすめしません。一括資料請求で効率的に。
- (同時進行で)土地探し:土地がないことには家が建たないので、土地情報をもらえるHMを探すのも大切
- 家計の見直し:「固定費」と呼ばれる毎月決まった出費(例.保険料・スマホ代など)をもっと安くできる人は想像以上に多い。ファイナンシャルプランナーに相談
- 住宅取得で必要なお金の知識をGET:「家賃並みのローン支払いで家が持てる」というのは本当ですが、半分ウソです。実際は他にお金がたくさんかかるので知っておく必要あり。
おすすめなのは、住宅会社への一括資料請求
資料請求したカタログで理想の家のイメージを膨らましつつ、家計の状況やマイホームに対するお金の知識を少し持った上で、口のウマイ営業マンのところへいくwことです。
家づくりは、「自分と、自分の家族がどう考えるか?」によって、答えが変わってきちゃうんです。
注文住宅というのは、他人のお家と比較するのは絶対に不可能です。
- 土地の条件
- 予算
- 家族の家に対する理想
- 住んでいる地域の気候・風土
- 地域ごとの相場
- 個人の満足に対するハードル
…どれをとっても同じものは2つと存在しませんよね。
家を建てるのに何をどうすればいいかわからない方におすすめ
[st_af id=”4732″]
気になる内容の一部
- 家づくりのスケジュール
- 家づくりにかかるお金はどれぐらい?
- 知っておきたい家づくりの知識
- 住宅ローンの選び方
- プランニングノート…etc
PDFなので書き込みするには自分でプリントアウトしなければなりませんが、営業マンと話すのにも基礎知識として持っていた方がトクな情報もあるので、メモがわりに使うといいですよ。
[st_af id=”4035″]
[st_af id=”4786″]