おうちを建てるとなると、気になるのは「お金」のこと。
たくさん貯蓄がある人は問題ありませんが、自己資金(頭金)がほとんどない!って人だっていますよね。
SUUMO(リクルート住まいカンパニー)の共働き夫婦を対象にした調査によると、頭金は「200万円未満」という項目がトップとのことです。次が「200万円〜400万円未満」です。
意外とおうちを買うときに、がっつりと頭金(自己資金)を準備している人は少数派ですね。
…とは言え、頭金ゼロでの住宅購入計画はおすすめできません。
理由は、土地と建物の購入費用には、「諸経費」と呼ばれる費用が発生するからです。
おうちは建てるのがゴールではありません。
おうちを建てて、そこに暮らしていくのが目標であり、建てること自体は暮らしのスタートと言えます。
無理な資金計画をしてしまうと、せっかくの新築での暮らしが楽しめず、大変な生活に変わってしまうことも十分に考えておかなければなりません。
ポイント
理想の頭金の金額は、最低でも200万円。家が建ったあとに、貯蓄がゼロになる状態だけは避けよう。
…このまま建ててしまっていいの?
- 住宅ローン返済額が多すぎないか不安
- 予算額に合ったHMが見つからない…
後悔のないおうちを建てるには、複数メーカーで比較検討することが大切です。
SUUMO(リクルート住まいカンパニー)による頭金の調査結果は? 資金の出どころと、金額の内訳を確認しよう
不動産・住宅サイト「SUUMO(スーモ)」を運営するリクルートが、マイホームを購入した共働き世帯の妻400人を対象にアンケートを実施してまとめたデータがありましたので共有します。
共働き世帯のマイホーム購入、ローンや頭金で後悔することは? マイホーム購入調査[2](SUUMOジャーナル)
住宅の頭金はどこから確保したのか?
この調査によると、約半数は自分たちの貯蓄から頭金を出していますね。
つまり、「頭金を準備していない」「親からの援助を受けた」というのはわりと少数派になり、やはりいくらかでも頭金は自分たちで用意するというのが大多数のようですね。
では、同じ調査で聞いた頭金の金額の内訳は? 金額のベスト3
- 200万円未満(24.1%)
- 200万円~400万円未満(13.7%)
- 400万円~600万円未満(11.9%)
共働き世帯の妻400人(夫婦のみ200世帯、子供あり200世帯)のアンケート調査結果によると、頭金の金額は「200万円未満」が1位です。
ついで、400万円未満、そして600万円未満…と続きます。
このアンケートの年齢層は、10年以内に購入した持ち家に住んでいるの20歳~49歳の既婚共働き女性と開きはあるものの、意外とガッツリ頭金を用意している人は少ないことがわかります。
実際に頭金200万円未満で家は建てられるのか? 答えはイエス
頭金が200万円未満で、本当に家って建つの?と思うかもしれませんが、建ちます。
ただし、当たり前のことながら、住宅ローンの借入金額は増えます。
もしくは、ローンの返済年数を長くとらないと厳しいです。
借入金額が増えれば、その分利息分も増えるので、返済総額は大きくなります。大きい車1台分ぐらい軽く変わります。
それでも、住宅ローンの審査さえ通れば、ある程度の金額を借りることは可能なので、家は建ちます。
▼アンケート調査に回答でお小遣いget▼
「頭金ゼロ円で家が建つ」という甘い言葉に誘われてはいけない理由
住宅にかかる費用については、頭金がなくても住宅ローンがあるので問題ありません。
土地や建物にかかる費用は、つなぎ融資と住宅ローンがまかなってくれます。
だけど、新築住宅を建てるには、建物・土地代金以外にも必要な費用がたくさんあります。
- 登記費用
- 印紙代
- 抵当権の設定費用
- 不動産取得税、固定資産税
- 外構費用
- 引っ越し代金
- 家具、家電の新調
住宅ローンに入れられない費用については、自己資金で用意するか、住宅ローン以外の金利の高いローンを使わなければなりません。
とすると、頭金の金額は、最低でも200万円以上用意するのが最適ですね。
我が家では、いくらの頭金を用意したのか?
ちなみに、うちの頭金はと言うと、800万円〜1000万円の範囲で用意していました。土地からの購入の新築計画です。
なんで幅があるかと言うと、どこの住宅メーカーで建てるかによって住宅の価格が全然違うので、
- 安く済むなら800万円
- 高くなるなら1000万円
こんなところでしょうか。
結果、パナソニック ホームズにして、そこそこ建物のお値段がかかったので1,000万円の現金を支払いました。(土地購入費用含む)→HMの決め手はこちら
頭金1,000万円まで準備する必要はないと思いますが、気持ち的にすごくラクです。住宅ローン返済計画も無理のない範囲で組むことができたので、建ててからの生活を楽しむこともできていますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼住宅ローンの借り入れ金額の決め方についてはこちら
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